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ご挨拶 

はじめまして。

『みどりのろうごくblog』という別ブログで書き始めた金庸先生関係のエントリーを独立させることにしました。

体質でかなり大法螺入りますが、あまり気にせずこういう見方もあると、緩い感じで読んでいただけると幸いです。
ちなみに映像化作品はいっさい未見なので、そっちの話題には今のところついていけませんあしからず。

とりあえず大好きです。
あえて言えば”武侠”というより”金庸”なのかなと、最近古龍を読みながら思ってますが。
基本的に「中国史」も「武術・格闘」も好きなので、いずれにしても嫌いなわけはないですけど。

似た趣向で日本だと高橋義夫さんとかお薦めです。
では。

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リンク『金庸の武侠小説』 

リンク集に”金庸””武侠小説”の両Wikiに加えて、『読書雑記』さんというサイト中の『金庸の武侠小説』の項を勝手に抜き出して追加。
金庸作品を配本順(発表順ではなく)に紹介・レビューしておられます。

影響されるのが怖いのであまり積極的に人の意見は見ないタイプなんですが(笑)、この方のは参考になりました。僕のように大げさ、長大になることことなく、簡潔に直裁に評価をしておられます。『神剣侠』の評価が高いのも個人的に嬉しいですね。

僕自身はやるのも読むのも苦手なストーリーの要約もきっちりなさっておられるので、そういう意味でも参考にどうぞ。
随時、こういうのも追加して行きたいと思います。



改めて、”本館”の『金烏工房』

http://www.sun-inet.or.jp/~satoshin/index.html

の方にリンクし直させていただきました。(’07.2.17)


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リンク『金魚雑記』 

全然忘れてはいませんが、更新の順番待ち(気が多いもんで)で放置気味のこのブログをブックマークして下さっているブログを解析で発見しました。

『金魚雑記』さん
http://jinyuhutong.blog57.fc2.com/
ありがとうございます。

しかしブログの説明文を読むと”「神雕侠侶」について考察するブログ”とのことなので、影響を排除するために僕の方が書き終わるまでは中心部分は読めませんね。(笑)
次の次の次か。まだ先だな。

語りますよお?僕も。「神雕侠侶」は。一番好き、ないしは一番思い入れありますから。
ていうか客観的に見て一番の問題作なんじゃないかと思いますけどね。異色作というか。

・・・・しかしつらつらと『金魚雑記』さんのようなブログやそこの掲示板なんかを見ると、結構ディープなシーンが既に形成されている気配を感じてびびります。俺なんかが能書き垂れていいのかなと。
多くは僕の見ていない映像版をきっかけとしてたりもするみたいですけどね、2chの海外テレビ版のスレッド数なんかを見ても。

まあ僕は僕で、半端にリサーチなんかせずに蛮勇を奮っていくという今まで通りの方針で行くつもりですが。多分その方が面白いものが書ける可能性も高いでしょう。
ではまた。近い内に。


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『射英雄伝』編にあたって 

ホームグラウンドとする汎用ブログでの軽い気持ちでの企画からの流れで、ここまで割りと当てもなく書いて来ましたが、金魚雑記さんとの出会い(笑)でどうやら自分の立ち位置、方向性が見えて来た気がするので、今後に向けての施政方針演説(?)的なものをいくつか。


1.僕はテクスト読みである(らしい)

自分的には自然に書いていただけでそれほど何かスタイル的な意識はなかったんですが、jin yuさんに言わせるとそうした安楽椅子探偵的な(?)面が際立ってるらしいので(笑)、そういう自意識で行くことにします。自分が何者かを決めるのは自分ではなくて他人である。(多分)

具体的には、既に読んでいる

(1)金庸の原典(翻訳版)
(2)標準的な参考書3冊
・『きわめつき武侠小説指南―金庸ワールドを読み解く』(徳間書店)
・『武侠小説の巨人 金庸の世界』(徳間書店)
・『金庸は語る 中国武侠小説の魅力』(神奈川大学評論ブックレット)

の自分なりの読みを元に、そのタコ坪の底から(笑)解釈と想像を極限化させて、嘘かホントかは知らずとにかく一つの一貫した包括的な金庸像、作品の展開史を描き出してみるとそういうことです。やり切ってみる、ということが重要で、むしろこれはこれで一つのストーリー/お話であると、そういう風に考えていただけると。

ネット等巷の個別の情報や、過去の他の人の研究についてはたまたま耳に(目に)入っちゃったもの以外はあえて求めずにいく予定ですので、失礼や解決済みの問題への無用な言及などありましたら、笑って許してやって下さい。(事後の指摘は歓迎)


2.既読者、愛好者を対象とする

実は既に『雪山飛狐』編はあからさまにそうなっちゃってるんですが、元々は金庸を特には知らないだろう自分のブログの読者向けに書き始めたものなので、『書剣恩仇録』編と『碧血剣』編も基本的にそういうスタンスで書いています。ネタバレは極力しない&初読のガイダンスとしての作品の相対的性格付けがメイン、内容を知らないと分からない踏み込んだ作品論には手を出さない。

それで良くなった部分も中途半端になった部分もあるかと思いますが、専用ブログに移ってから色々と気分も欲求も変わって来たので、これからはもう、思い切ってそういう(↑)方針で行くことにします。・・・・まあ、そんなに変わらないような気もするんですが、いくつかは書けなかったことが書けるようにはなるでしょう。

というわけでそうですねえ、『神』まであげてひと段落した頃くらいですかねえ、いずれそういう基準で『書剣』と『碧血』も書き直したいという希望を持っています。
結構読み返すと恥ずかしい部分が(笑)。具体的には特に『書剣』の(その3)と『碧血』の(その1)。そこらへんはちょっと内容に踏み込めない苦しさが出てると自分で思います。


3.『射』ファン<(または”王道”金庸ファン)と『神』ファンの仲立ちを目指す

いかにもありそうなことだなとは思うんですが、金魚掲示板を自分の書き込みのついでにチラ見しただけでも、結構厳然と根深い溝がこの両者にはあるようで、微妙に胸が痛みます。
僕自身は熱烈な『神』ファンですが、あえてどちらが悪いかと言えば『神』が悪い、または例外的な作品なのだと思いますが。

ある意味では、金庸というペンネームの”作家”は『神』において、そのペンネームの下での読者との約束を破っているとまで言えるんじゃないかと僕は思うんですが、それはそれとして、それを前提として、それでも『神』を理解して欲しい、出来れば愛して欲しい、不要な対立はなくなって欲しいとそう願うわけです。

かなり思い切った書き方をする予定なので下手すると逆に溝を深めてしまうかもしれないですが(笑)、少なくともそれが「どういう”溝”なのか」を理解する助けにはなりたいと、そう思っています。


では次回からいよいよ本編へ。
今日はこれだけ?と憤慨するかもしれない人(約1名・笑)のために予告編をかましますと、大筋として次の3つの観点を重ね合わせて、『射英雄伝』を読み解いていく予定です。
 1.少年郭靖の”成長”ストーリー
 2.郭靖と楊康の”合わせ鏡”キャラの相克ストーリー
 3.東邪・西毒・南帝・北乞(+中神通)の四方位(人)が象徴する、中国的道徳/価値観の”曼荼羅”ストーリー

・・・・これだけで分かる人には結構分かっちゃうと思いますけどね。
勿論麗しの黄蓉もそれなりに”活躍”させるつもりですが(笑)、色々な意味で割りと補助的な存在だと僕は見ています。


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映画『グリーン・デスティニー』(転載) 

グリーン・デスティニー グリーン・デスティニー
チョウ・ユンファ (2007/01/24)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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BS2でやってた、アカデミー外国語映画賞を獲ったとかいう”武侠映画”。(公式)


く、く、くだらない。逆にびっくりして最後まで見てしまいました。
”武侠”ってやりようによってはこんなになっちゃうのか。
このおっさん、なんで目丸くして突っ立ってんだろうと思ったら、そうか”「点穴」された”というそういう描写だったのね。(笑)

ワイヤーアクションなんかもわざとらしいし使い過ぎだし、作りとしてはバリバリ”A級”なのに結果として現代カンフー/武侠映画全体のパロディみたいな感じになっちゃってて、かなり見てて恥ずかしい。
米中合作のせいかラブシーンだけ妙にアメリカ的で変だし、こんなのに「外国語映画賞」を寄越すのは一瞬東アジア人に喧嘩売ってんのかユダヤ資本の陰謀かと思いますが、『ラストサムライ』みたいのも含めて要するに単純に『SHOGUN』
Shogun (1980) (5pc) Shogun (1980) (5pc)
(2003/09/23)
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の昔から何も特にあちらのアジア理解は進んでいないと言うだけのことで、基本的には間違いなく好意なんでしょうね。

あー脱力。逆に我々アジア人がどんなに真剣に、切なる思いであちらの文化を注視しているか理解しているかを知ったら、きっと驚くでしょうね。自分たちはどんなに他者に関心を持たずに暮らしているのか。


それはともかく。
予備知識なしに見ましたが、色々と錯綜した奇妙な印象を与える映画で。パッと見るだけで金庸ファン的には無数の連想が走ります。

青冥剣(”グリーン”デスティニー)・・・・血剣』
イェン(チャン・ツィー)の”愛に飢えたキレっ放しの美少女”というキャラ
・・・・同じく『碧血剣』のキャラ”夏青青”。
そのイェンの実家出奔&場末の食堂で無理な高級品を注文するエピソード。
・・・・『射英雄伝』のキャラ”黄蓉”の同様のエピソード。

新疆(ウイグル)の砂漠地帯の生活と中原との対比。・・・・『書剣恩仇録』
そこの盗賊ロー(チャン・チェン)が飼っている猛禽・・・・が、(ワシ)ならば『射英雄伝』

清朝が舞台で、既に”武侠もの”という半フィクション世界がある種の追憶的憧れとして共有されている時代というポスト武侠設定・・・・『鹿鼎記』

などなど。


さぞかし作り手にそういうオタクがいるんだろうとまずは思いますが、ところが不思議なのはストーリーそのものには特にどれを下敷きにしている形跡も見られないことで、だから「オリジナルで面白い」というよりも、むしろ金庸らによる”洗練”前の未整理で素朴な臭いが感じられたんですが。


そこで見終わって、スタッフ関係をリサーチリサーチ。

原作:ワン・ドウルー「クラウチング・タイガー、ヒドゥン・ドラゴン」

検索するとワーッとゲーム関係が出て来る出るところに出れば有名な作品らしいですが、あんまり具体的な情報はなし。
そこでワン・ドウルー(Wang Du Lu)の方で見てみますと、色々書いてますが重要なのはその活躍年代。1909年生まれの1977年没。
これを金庸の1924年生まれと重ねるとなるほどなという感じ。
現代武侠ものの隆盛には立ち会っているけれど、基本的にはそれより少し前の人ということで。

脚色のワン・ホエリン、ツァイ・クォジュンの方はほとんど情報が無かったのでかなり当てずっぽうですが、要するにそういう
・微妙に古典的な武侠小説を元に、
・「金庸世代」の若いスタッフがディテールにアイデアを借用、散りばめて、
・かつアメリカ人プロデューサー(ジェームズ・シェイマスら)による視点で薄めて/一般化して
作った作品・・・・ということでいいのかな。間違ってたら指摘して下さい。


まあ何というか、多分究極的な狙いとしては武侠版の『パルプフィクション』みたいな”ポスト”映画にしたかったのかなと思いますが、どうにも中途半端で。
相変わらず意味もなく喋りが邪悪で素敵(笑)なチャン・ツィーの魅力くらいしか僕には見るべきものがなかったです。(上半身がめくれそうになるシーンが・・・・)

普段は普通なんですけど、演じ出すとホント性格の悪さが光り輝きますよねこの人は。そういう意味でまさに”女優”。アイドルでもモデルでもない。


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映画『マッスルモンク』 

マッスルモンク マッスルモンク
アンディ・ラウ (2005/02/04)
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スカパーch728ミステリーチャンネルにて。

中国(香港)/カンフーものということで録画してみましたが、アホな邦題、「カルマが見える元修行僧の現男性ストリッパー」というブッ飛んだ主人公の設定ということで、どんなキワモノかと思ったら大感動作でした。
”カンフー映画”性は実は薄いんですけど、意外や意外『カルマ』『因果応報』という仏教思想を大胆に単純化しつつも正面から取り上げた宗教映画(?)であり、かつその大きな「運命」とのコントラストが切なさを増す大人の純愛映画でもあるという。そして基本は大エンターテイメント。凄い。

やはり金庸さんを生んだ文化だなと。ちょっとこじつけ臭いですが。(笑)


正直『カルマ』のストレート過ぎる解釈、それから”食物連鎖”という自然現象の必然性を無視しかねない、あまりにも一つ一つの生き物の”死”を重大に考え過ぎる物の見方には、真面目に言ってしまうと疑問が残りますが、まあいいのかな。意気込みや良しという感じです。
どちらかというと武侠小説でもお馴染みの『報仇』の無限の連鎖の問題、それを断ち切る勇気、みたいなことを問うた作品と捕らえた方がいいかも。「仏教」は引き合いに出されただけで。

しかし感情豊かですねえ、中国人は。正直ちょっと引け目を感じてしまいます。
とてもここらへんで日本人が太刀打ち出来るように思えません。本質的にそうなのか、昔は違ったのか、それは分かりませんが。
仕方がないのでせいぜい頑張って評論でも書きましょう。(笑)


あと何回も放送するようなので、視聴環境にある人は是非どうぞ。


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業務連絡 

『射英雄伝』レビューをファイル整理して、一つ一つを短くしました。(全5回→全10回)
それからその新しい(その4)で、コメントしそびれていた各”ストーリー”の「達成度」の意味についてちょっとだけ書き加えています。

『書剣』レビューの書き直しは部分的には書き上がってるんですが、オリジナルとの接合の意外なめんどくささとサッカーシーズン開幕の煽りで(笑)、完成が遅れています。
まあ週の前半の内にはという感じ。


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『書剣恩仇録』レビュー改訂完了 

カテゴリートップ


あー、しんどかった。
改訂はある意味いちから書くよりしんどいというのはほんとのことですね。
金庸先生もゴチャゴチャ改訂ばかりやってるくらいならむしろ新作を・・・・(笑)

オリジナルの論旨を極力裏切らないようにしつつ、新しい印象を付け加えようと苦吟してバランスを考えた結果、

 1.根本であった(その1)はそのまま残す。
 2.(その2)(その3)の批判点は踏まえつつ、それに弁護を書き加える。
 3.褒めていた(その4)は2の”弁護”の一部として吸収する。


という方針で(その2)?(その4)を全面的に書き換えて、そこに更に

 4.(その5)としてまとめを付け加える。

という形で決着。


まあ満足度としては75%くらいですけど、嘘はないですよ。恥ずかしかった部分も消せた・・・・と思います。(笑)
一緒に借りて来ちゃったので、多分次は『碧血剣』の再読・書き換えをやっちゃうと思います。ちゃんと辻褄合うかな。


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朝生日中 

どうも放置気味で申し訳ありません。
どうやら仕事がヤマを越えたので、来週からエンジンかけ直します。
とりあえずようやく見終わった先週の朝生日中同時放送の雑感。


・中国人の議論は(クソ)丁寧

過去に散発的に朝生に出ていた中国人パネラーの発言が回りくどい/まだるっこしく感じたのは、てっきり党の意向でも気にしてるせいなのかなと思ってましたが、こうしてまとめて見るとどうやら全体的傾向、中国的知識人の癖のようで。
形から入って手続きを踏んで、しかるのちに核心的議論が開陳される、またはついに開陳されなかったりする。(笑)

「言いたいこと」や「インパクト」という”核心”と同じかそれ以上に、議論の体裁や形式がきちんとしていることが大切。
多分中国人どうしならそういうやり方の中でちゃんと応酬が成立するんでしょうが(実際本質的には日本より遥かにディスカッション大国ですし)、どうもなんかルールの整備されていない異種格闘技みたいでかみ合わないところがありましたね。かなり注意深く顔色を窺っていないと、言葉だけでは本意がどこにあるのかよく分からないことが多かったです。

ちなみに中国側の進行役として出ていた”黄海波(フェニックスTVキャスター)”の番組は、僕はBS1でちょいちょい見ていて、ある論題について賛・否それぞれ一人+中立+キャスターくらいの小規模でじっくりやるんですが、それはそれでかなり面白いし、行儀のいいまま(笑)ちゃんと激するんですよね。視聴者からの意見は明らかに日本のよりレベル高いですし。逆に朝生はもっと人数少ない方がいいんじゃないかと思ったくらい。


・「専門家の方」という言い方

その行儀の良さ、形式性は、パネラー以外の一般人も基本的に同じなわけですが、その中で特に面白かったのは「専門家の方」という言い方、及びそれへの敬意が再三語られていたこと。『田原さんは”専門家の方”が喋っているのをどうして遮るんですか?』という感じで。”批判”という以前に”驚き”というニュアンスが強かったと思いますが。

「専門家」という概念が非常に強固に生きているということ。及びそれへ最大限の敬意を示すことが習慣付けられていることを強く感じました。
上に書いたように一般人の言語的民度、それこそ「専門性」は日本より中国の方が平均して高いと思いますし、自己主張もはっきりしているでしょうが、それはそれとして権威や正統性への習慣的な従順さをやはりかなり(まだ)中国人は強く持っている。


・「素朴」と「率直」 ?”知”の主観的側面について

かなり感覚的な話なんですが。更に。
客席の日本の東大生が北京の大学生に、「今回の議論を聞いていて素朴に驚いたことや面白いと思ったことを、率直に言って下さい」みたいな質問(かなり意訳)を投げかけた時の反応が面白かったですね。一言で言うとポカーーーンという感じで。
沈黙の後促されて返って来た答えも、結局とんちんかんなもので。

思うにはっきりした、系統だった『意見』や『立場』や『問題』を言語化することには慣れていても、直観や主観を議論の場で開陳する、れっきとした”知”の問題として位置付けるという習慣を中国人は持っていないんだろうと思います。その種の偏差を抽出する訓練が出来ていないというか。常に大きな公式的枠組みを使ってしか話が出来ない

これは勿論、今まで述べて来た”丁寧さ”や”形式性””権威主義”の問題と直接関係するでしょう。頭が悪いわけではないんだけど死角や盲点が沢山ある、構造的に柔軟性が欠けている。議論の文体が限定されている。
逆に日本人は便宜的に自分の立場を公式化することが下手、臆病な気もしますが。

まあこれは「文化差」よりもやはり近代化・西洋化してからの時間の差、個人主義的な思考への慣れの差という気がします。例え資質的に客観主義的な人でも、主観主義的な”知”(それこそ僕のような・笑)に日々触れていれば、自分の中のそういう領域を意識することは自然と出来るようになるでしょうからね。


なんつうかまだ、部分的に中世を生きているような印象はありますねやっぱり。
金庸の作品なんかもそれと近・現代との接触面で書かれているような感じがします。頭は近代、体は中世というか。そこらへんの錯綜を読んでいくのが面白い。


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ブログ”赤の陋屋”(あかのろうおく) 

ええい、もう決めてしまおう。

予告したブログの再編成を確定。
”金庸先生にくびったけ”を改題して、”赤の陋屋”に。
内容はベースの金庸/武侠小説+色々本読み+浦和レッズです。

なんで突然レッズ?という話ですが、要するにヴェルディ中心の”みどりのろうごくblog”(こちら)に収まり切らない、収まりの悪いコンテンツをまとめてしまったというそれだけの話で、ブログタイトルも”あかのろうおく”で見る人が見ればあいつだとすぐ分かるようなそんな感じ。(笑)

更に細かいことを言うと、僕の感覚では「漫画」も「小説」もあまり区別はないんですが、FC2ブログの分類だと「アニメ・コミック」「小説・文学」になってしまうので、じゃああっちで漫画がそれなりに盛り上がっているから、こっちは小説でちょうどいいかなとそういう定義。
どうせなら「アニメ」じゃない映像作品ものも、こっちに引っ越してしまおうかなというそんな気も少しあります。

ともかく姉妹版というか同工異曲というか(笑)、そんな感じで認識していただけると。


>旧・”金庸先生にくびったけ”ご愛顧の方々へ。

どのみちいつもサッカーで手が塞がっていた週末/試合日に浦和レッズエントリーが載っかるだけみたいなものなので、興味がなければ単にスルーしていただければ。
ただHNだけはややこしいので、金庸専門の”なんか楊過”から汎用の”アト”に変更・統一させていただきます。まあ呼びかけていただければどっちでも答えますけどね。(笑)

浦和レッズファンの方たちへ

去年から一部では顔を出していましたが、’06レッズへの興味から愛着が移って兼業に至ってしまった基本設定緑者です。
それ以前のことはよく知りませんし、出自が気に障る向きもあるかもしれませんがご容赦を。今年もひっそり書かせていただきます。酔狂な方がおられましたら他のコンテンツもどうぞ。
ちなみに「陋屋」、みすぼらしいのは浦和レッズではなくて僕の住みか(ブログ)の方のことです。(笑)


では。


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金庸読者の方々へ3 

結局ともかく総評だけ最後まで書いてしまうことにしました。
それに伴って過去に書いたレビューも、作品ごとのカテゴリーは廃止して、内容によって(総論)(各論)にカテゴリー分け。
・・・・ただし単に既に書いたものをバラしただけで、特に改訂とかはやっていません。改めて見てみると一部読めたものじゃないところがありますが(笑)、まあキリがないので当分放置。

では『飛狐外伝』から再スタート。



金庸読者の方々へ2(’07.7.5)

相変わらず書き方に悩んでいて、それによってモチベーションも上がらないで困ってますが。

基本的にはスピード感/リズム感が(”レビュー”を)書き始めた頃とずれて来ているんですよね、あんな無時間的にまったり書くぞという感じではなくなってしまっている。
しかもそうして書いたものを具体的にどういうタイプの人が読むんだろうというイメージが、始めて半年以上経ってもさっぱり形をなして来ない。何も考えずに勢いでさっさと書いとくべきだったなあ。(笑)

根本的には「書評ブログ」という一般的な軽い感じに早く近付けたいんですよね、それで色々なものを取り上げたい。
で、その折衷案的に考えたのは、それぞれの作品ごとに、「書評」的に『総論』を総論としてバーッと書く。これが本線。で、その後作品によって書きたいディープな語りがあれば(たいていはありますが)、それを『各論』としてまたそれぞれに書くというそういう形態。

後に書く余裕が出て来るだろう、金庸以外の作品の「書評」は、上の『総論』部分と並列されるわけですね。・・・・分かります?(笑)
まあ僕以外には大して意味のないこだわりなのかも知れませんが、位置付けや全体の構図が見えないとさっぱり書く気がしなくて。


ともかくそういうわけで、当面次の作業としては『神雕剣侠』の総論を書くということになります。既に書き始めていた”楊過と黄薬師と黄蓉の比較”云々の話は、その後の各論の筆頭ということで。
何とか頑張って『神雕』を仕上げた後は、まずは『射雕』までの作品について、既に書いたことを総論/各論という形態に従って再整理すると。その後は『飛狐外伝』以下について、”総論”のみを先にバーッと書くか、それとも一つ一つ各論を含めて片付けて行くか。

はあ。なんか阿呆みたいですね。
内容自体はとっくに、ほとんど半年前から頭の中に仕上がってるんですけど。
まずは出来れば明日あさって一杯で、何としても『神雕』総論を書く。と、宣言して縛りをかけておかないといつまで経っても腰が上がりそうにない。(笑)

そんなわけで。週末ゲーム禁止。



「金庸読者の方々へ」(2007/6/22)

『神雕』編を勢い良く始めたまま、怒涛の放置に突入してしまってどうもすみません。
別にやる気がないわけではないんですが、書くこと・・・・というより書き方/ハードルの上げ方に再考の余地があるなと悩んでいる内にレッズの日程が俄然密になって・・・・いる内にひょっこり今更『フロントミッション3』

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とか始めてしまって、どうもまとまって構想を練る頭の余裕が。

まあレッズが暇になる7月には、ちょうどフロントミッションも落ち着いてるでしょうから、そん時は必ずという感じで気長にお待ち下さい。


詠春拳? 

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スカパーch.362ホームドラマチャンネルで始まった、’07年製作の香港製カンフードラマ『詠春』(公式)
ユン・ピョウ、サモ・ハンといったビッグ・ネームも出てるし、製作も新しいんだけど華流を見慣れない僕にはよく分からない(笑)。まとめて冗談に見えるんだけど、力作なのかな。
せっかく(加入してる)”ドラマ・セット”で見られるので、見てみますけどね。
タレコミ情報とかあったら、お願いします。(笑)

「詠春拳」という現在も隆盛する実在の拳法の、中興の祖とその息子たちの葛藤の話らしい。
ブルース・リーがジークンドーの元にしたとして有名らしくて、多分”近距離からシンプルに拳を叩きつける”、あのブルース拳法の合理性・直截性の部分に関わっていると思われます。

いやあ、しかし”詠春拳”のWikiが詳しくて笑った。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%A0%E6%98%A5%E6%8B%B3
どういう読者を想定してるのか、よく分からない。(笑)
知らない人には全体が何のこっちゃという感じでしょうし、知ってる人はWikiなんて見ないで実践してそうだし。(笑)

まあ、知った方が楽しいのは、確かですけどね。


初回は”璧卦掌”の使い手と対決してましたが、見ててなるほどなと思ったのは、「掌」(法)というとてっきり掌または”掌底”を叩き付けるか、もしくはカメハメ波でも出すかというイメージしか無いんですが(笑)、要するに「拳」つまり拳を握った状態でなく戦うということなので、その中にはいわゆる”チョップ”みたいな状態も普通に含まれるわけですね。石の塔をスパッと手刀で切断みたいな、ハデな場面も。

こんな感じで”勉強”になればいいなとか。(笑)
楽しいねえ、武術は。


(協力)漢方を健康保険で使えるように署名のお願い [転載] 

こちらで知りました。
第一回締切が11/30だそうなので、して下さる方はお早めに。

漢方を健康保険で使えるように署名のお願い (医療関係者有志)

去る11月11日(水)の行政刷新会議の事業仕分け作業で、医療用漢方製剤(漢方エキス製剤・煎じ薬)を健康保険から除外する、という案が出されました。
現在、医師の7割以上が漢方薬を使用して、国民の健康に寄与してきました。また、全国の医学部・医科大学でも医学教育の中に漢方教育が取り入れられ、日本東洋医学会で専門医教育も行われ、専門家育成も進んでいます。
わが国が迎えている少子高齢社会の中で、われわれ国民の健康を守るためになくてはならない漢方薬・煎じ薬が健康保険で使えなくなることに、断固反対をします。


見たばっかりで正直事情はよく分かってないんですが、とりあえず困りますね。
僕は喘息ですが、ステロイドとの相性が非常に悪いので、体質改善的な投薬は漢方に頼ってるので。

「漢方だから切る」というやり口自体、例えば例のマイナースポーツ叩き(参考)とかと同じような"横着"の臭いを感じるし。
口実探してるだけだろう?攻め易いところを攻めてるだけというか。
”補助金”ですらないわけですしねえ。

ま、基本的には、今回は純粋に、自分の利益の為の陳情です。(笑)
ほんとのところは分かりません。
後になって全体の構造を見誤っていたということになったりするかも知れませんが、そん時はごめんなさい。
とりあえず僕は困る、ということです。

出来ればよろしく。


(続報)漢方を健康保険で使えるように署名のお願い 

昨日の記事
その後検索等で目についた、主だった関連サイト・ニュースを。

医療用漢方薬が保険適用外 価格が3倍以上治療に支障?
(J-CASTニュース)

皆さんに緊急のお知らせです。
(LOLO CALO HARAMATAN)

【ツムラ・芳井社長】漢方薬の“保険外し”に反発‐「事業仕分け」の結論を一蹴
(薬事日報ウェブサイト)

漢方、保険適用外は困らないの?
(ロハス・メディカル ブログ)

【緊急】事業仕分けで漢方薬が危険【署名】
(ハムスター速報)


まとめると
・類似薬があるから薬局で全額自己負担で買え。→ドラッグストア業界大喜び (J-CASTニュース)
・日本の漢方は独自発展して来た「伝統医療」で、そのノウハウと市場を欲しがる中国に民主党がこびへつらった結果?! (LOLO CALO HARAMATAN)
・むしろ漢方/総合医療推進を謳ったマニフェストと矛盾している、違反だ。 (ツムラ社長インタビュー)
・そもそも素人が「政治」で決める類のことではない。 (ツムラ社長インタビュー)
・新聞/マスコミの報道が皆無に近いのはどういうことだ。 (ロハス・メディカル ブログ)
・適用外が実現すれば、病院等での使用・処方は壊滅し、国内メーカーは倒産、中国からの輸入等に頼ることになる公算大。 (ハムスター速報)


といったところ。
考え方は色々ですが、中立的に見ても特に(国内最大手漢方メーカー)ツムラ社長の言っている2点は明らかに問題で、逆にここらへんに実現阻止の希望があるのかなという、感じですが。

引き続き、署名のご協力をお願いしておきます。(11/30締切)

電子署名
http://kampo.umin.jp/contents02.html

書式署名
http://kampo.umin.jp/contents03.html

モバイル署名
http://www.skweezer.com/

鍵はなんだかんだマスコミ報道なのかなという感じもしますが、昨日の「朝まで生テレビ」では猪瀬東京都副知事が、"墨東病院妊婦死亡事件"を承けた対策予算が強引・拙速に"仕分け"されたことに激しく抗議して、その流れでそもそもこうした医療問題が、天下り/独立行政法人等と横並びで俎上に乗せられること自体がおかしいという、そういう話にはなってましたね。

ただ"仕分け"そのものについては、司会者(田原総一郎)を筆頭に概ねかなり好意的で、それはそれでいいとしても、その雰囲気の中で細かいところがすっ飛ばされそうな怖い感じはやっぱり。
こうして自分に深く関係する個別の問題に行き当たると、自民政権時代民主政権時代変わりなく(それぞれに?)、大手マスコミの報道のムラないし偏向というのは、実感されます。バカもアオリも許せるけど、沈黙と怠慢は根本的な存在意義の問題ですから、何とも。

この問題なんて、パッと聞いただけでもおかしそうなところが沢山ある(別に難しくない)わけで、報道の絶対量さえあれば状況は変わりそうなもので、やはり何か、裏の事情がと考えてしまいますが。


いやあ、どう考えてもこんなどさくさで決めていい規模の問題じゃないだろ、これ。


改めてブログ休眠のお知らせ 

去年も休眠していたようなものなのでやや今更ですが、一回は再出発の気配も見せてしまったので(笑)、一応お断りしておこうかと。月が変わる前に。


主にレッズ関係の過去ログの救出の為に、何とかそれを含み込む形で性格付けして、再稼働出来ないものかなと試してはみましたが、どうにもやはりしっくり来ないので、サッカー系のブログを二つ抱えるなどという身の程知らずはやめにして、大人しく巣に戻ります。興味がおありの方は、引き続きそちらをご覧下さい。

といってここをいきなり削除したりはしません。
相変わらず放置しながら、無理やりに雑多な過去ログの処遇(分離独立含めて)や、このスペースの再利用の可能性を考えて行くことになるとは思いますが、当面は新シーズンの開幕を前に、僕のことは忘れて下さいという、多分さして必要の無いお願いです。(笑)


いやあ、どうもね。特にもらった"拍手"に申し訳無くて、すっぱり切るというのが出来ないんですね。罪なシステムです。(?)
コメントくらいなら移植すれば一応用は足りるわけですが、自分で拍手をつけ直すなんて馬鹿なことは出来ないわけで。(笑)

まあ、気にしないで下さい。
良いシーズンを。


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