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赤い書き初め 

今年もレッズとの浪漫飛行と、ラモスとの八十八か所巡り(?)の二本立てで行く予定ですので、どちらのサポ様にもどうか生温かくご寛恕のほどを。
天と地と。恋と情と。心とカラダと。(最後のはどうだろう)

でも未だにレッズ本スレどころか浦議も見たことのない人。


オジェック監督3バック継承(報知)

浦和のホルガー・オジェック新監督(58)が昨季J1最少失点を記録した「赤い牙城」の3―5―2システムを継承することを5日、明らかにした。「4バックへの変更?ノーだ。浦和は勝利者。成功している方法を急に変えることは選手を不安にさせるだけ」と、1月まで務める国際サッカー連盟(FIFA)技術委員として、第5回フットボールカンファレンスで講演を終えたオジェック氏は語った。
「プレシーズンや親善試合でじっくり見る機会はある」と話したが、闘莉王、坪井、堀之内で形成した鉄壁守備陣に信頼を寄せている。この日、スタッフ会議を済ませたオジェック氏はブッフバルト前監督の遺産を継承する


まあ内容的には何も驚くようなものではないですが。オジェックもドイツの人ですし、前回の監督時代にも正に鉄壁&鉄板的な3バックで成功しているわけですし。

ただ同じ”3バック”とは言っても3?5?2と3?6?1(3?4?3)はかなり性格の違うシステムだと思いますし、そして何より2006年のレッズの成功はその3?6?1の方の性格と不可分のものだったと思うので、そこらへんをある程度自覚しておいてもらわないと危険かなと、継承するにしても自分の色を出すにしても。

一方で本来「継承」というものは、無難なようでいてある意味一から作るより遥かに難しいところがあると思いますが(誰かの考えというものは結局その誰かのものでしかない)、幸いあれほど安定した憎々しい(笑)強さを誇ってはいても、’06レッズは決して完成度が高くも厳密でもないチームだったので、そういう意味ではそれほど神経質にはならなくていいので楽と言えるかなと。

ともかく時間が無いぞ!オジェック。

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’07レッズ始動 

闘莉王、阿部合流 浦和が始動(スポニチ)

昨季リーグ戦、天皇杯の2冠を獲得したJ1の浦和が27日、さいたま市内の練習場で始動し、J1千葉から移籍した日本代表MF阿部も合流し、オジェック新監督の下で今季の初練習を行った。(中略)昨季得点王ワシントンらブラジル人3選手は休暇などのため遅れて合流予定。この日帰国した闘莉王は午後の練習から参加した。
 浦和は2月11日にオーストリアのザルツブルク遠征に出発。帰国後、同16日から鹿児島県指宿での合宿に入り開幕に備える。


何よりも闘莉王がちゃんといることを確認してひと安心。(笑)
去年はシーズンが終わるやいなや、出てく出てくと騒いでましたからね。三都主が抜けたダメージを天皇杯で骨身にしみたばかりですし、この上闘莉王の存在感がなくなるのは。阿部加入で、逆に混乱の可能性だって見えるわけですし。

ぶっちゃけあれです。終盤怪我しっ放しだったのが逆に良かったんじゃないかと思うんですけど。あれで移籍どころじゃないような感じに本人の周囲的にもなったんじゃないかと。密かに。商品価値的にも。
しかしわざわざザルツブルグに顔出しに行くのか。大変ねえ。V旅行?(笑)


浦和、新加入・阿部に“3人分”の期待!背番号は「22」(サンスポ)
レッズ愛だ!阿部「ベンツ売る」(デイリー)


見出しだけでお腹一杯になりそうですが。阿部クンね。

まあどう言いつくろったったって「少数精鋭補強」なんて補強としては失敗ですよねやっぱり。ヴェルディのファンには言わずもがなでしょうが。
”目玉”があろうがなかろうが、補強というのは一定のペースで粛々と毎年やり続けることに何よりの極意・効能があるわけで。ここ数年沢山獲ったからいいだろくらいに思ってるのかも知れませんが、そんな言い訳が通用するのもせいぜい今年のみ、今年ちゃんと成果を出さないと(出しても?)確実に報いは来ますよね。長年の蓄積が水泡に帰する可能性だってある。

というわけでレッズにも、阿部にも、それから去年だけで見ればほぼ無駄な補強だった相馬崇人にも、何やら最初から大きな負荷がかかってるような息苦しい感じのスタートですが。今年だけはとにかく結果を出さないと。結果を。内容やら何やらは出しながら作ってくしか。

でも何で海外じゃなくてレッズなんだろうと、ジェフサポに助太刀して今更訝ってみたりしますが。レッズのイメージも必要以上に落ちちゃったし、悪運背負って来たんじゃないだろうなあキミと心ないことを言いたくなったりして。

それでも大ギドなら全部まとめて包み込んでくれるんじゃないかというような甘い期待も抱けるんですけど、さてオジェックの真面目さがどう出るか。


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ムムム・・・・ 

オジェック監督は“まるでオシム”(デイリー)

J1浦和のホルガー・オジェック新監督(58)が30日、日本代表のイビチャ・オシム監督(65)も顔負けの“考えて走るサッカー”を選手にたたき込んだ。浦和は昨季、オシム・ジャパンに7人の代表選手を送り込んでおり、クラブでもオシム流を体現できれば、脅威の“赤い日本代表”へと進化することになる。

過去、FIFAの技術委員を務めた名将同士は、クラブと代表の違いこそあれ目指すサッカーは同じだった。(中略)千葉、代表でオシム戦術の核となったMF阿部が「似た練習なのかなと思いました」といえば、日本代表DF闘莉王も「代表に似てる?そういうところも多い」と認めた。


ムムム。
ギドより神経質に、生真面目になることは予測していましたが、こういう色ですか。
むしろもっとセーフティな方向に流れるんじゃないかと思ってたんですが。
”ドイツ”より”FIFA”という感じか。あるいは”カナダ”(注・元代表監督)、後発アングロサクソンの一生懸命/ハードワーク命のサッカー。


昨季は守備的戦術に不満を見せたこともあった闘莉王も「今年はもうちょっと楽しくできる」と、チームの進化を確信した。


あんだけ好き勝手やってて「楽しく」なかったんかい、闘莉王。
まあ闘莉王とか中澤とかは、常に何かしら不平不満をエネルギーに大きな仕事をするタイプだとは思いますが。

ていうか最近は「楽しい」「攻撃的」なサッカーというのはオシムみたいなのがデフォなの?


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おい、ブルズカップ 

45分×3の3チームリレーマッチ?(ザルツブルグ×浦和×バイエルン)
そんな変則レギュレーションだったのか。知らんかった。

スカパーが生中継すると聞いて舞い上がって、慌てて前倒しで新サッカーセット申し込んじゃった俺の立場はどうなる。しかも”J2ライブ”(1580円)で見られたのに、間違ってわざわざ”JリーグライブDX”(2980円)なんか申し込んじゃって。

・・・・はあ、もったいない。でもどうしても見たかったんですよ、新監督/新チームの初戦。ギドの時も実はたまたま(プレシーズンマッチ)見てるというのもあって。
しかしなんか、少女のようにウルウルキョドキョドしてるレッズの新シーズンです(笑)。別に比べてヴェルディに文句があるということではなくて、要するに新しい若い恋人に我を失っている中年オヤジというそんな感じなだけですけどね。

何せケ○の穴のシワの数まで知ってるからなあ、ヴェルディは。盛り上がるにはそれなりの舞台設定が必要。顔見ただけで勃つ若い衆が羨ましい。(少しだけね)


そんな感じでスポ新情報にも細かく反応する3連発。

小野 鮮やかボレーで先制弾演出!(スポニチ)

浦和が9日、さいたま市内で法大と練習試合(40分ラ3本)を行い、5―0で勝利。MF小野が鮮やかな右足ボレーでFW永井の先制点を演出するなど、今季初の対外試合で存在感を示した。
山田とともに3―6―1のトップ下で先発した小野は2本目の16分、山田が落としたボールにきれいに右足で合わせた。ゴール前で永井が押し込み得点を“奪われた”が、学生相手に1本目を無得点で終えた嫌な流れを断ち切った。


離脱していた小野の復帰もさることながら、『3?6?1』というところになにげに反応。目下のところ割りと細かく前チームを引き継いでいるようで。
ぶっちゃけ引き継いで欲しいのか大胆にスクラップ&ビルドして欲しいのか、複雑なところなんですけどね。メンバー見渡すと(特にワシントン)どうしても3?6?1に思考は戻って来てしまうのは確かなんですが。

オジェック自体への期待感が中途半端なのが態度の決まらない原因ですね。信用出来るのか出来ないのか。スカパーで見た「FIFA技術委員長」としてのフットボールカンファレンスの講演内容は、当たり前過ぎて何の参考にもならなかったし。
・・・・ああ、でもシステムは固定派っぽいこと言ってましたね。試合中にちょこちょこ変えるのは良くないと。


長谷部開幕アウトも…右ひざじん帯炎痛み引かない(報知)

右ひざ負傷でリハビリ中の浦和MF長谷部誠(23)が、開幕戦の横浜C戦(3月3日、埼玉)に間に合わない可能性が高くなった。10日に負傷後初めてスパイクを履いて調整を行ったが、「まだ痛む。今(練習が)できていないと(開幕は)難しい」と明かした。


困ったことではあるんですが、阿部のスムーズなチーム合流のためにはすんなり席が空いてある意味いいかなという考え方も。長谷部ならタイプ的に、復帰後しばらくは”スーパーサブ”的起用も可能ですし。・・・・ああ、でも相馬的なテンパリ方しそうな気もするな。(笑)

お大事に。


浦和オジェック監督がブルズ杯Vに執念(日刊)

浦和オジェック監督が、ザルツブルク、バイエルンと対戦する13日のブルズ杯優勝へ執念を見せた。
チームとともに11日に渡独予定だったが、同日にバイエルン?ビーレフェルト戦が行われることを知り、視察のために急きょ1日前倒し。この日、渡独した。ブルズ杯は3チームが45分ずつ戦う、交流の色が濃い大会。だが闘将にとっては違うようで山道(やまじ)強化部長は「彼は負けず嫌いだからね。(勝つために)少しでも見ておきたいんだろう」と話した。


ここにちゃんとレギュレーションについて書いてあるのに気付かないくらいの舞い上がり具合(笑)。やったれ!オジェック、皆殺しだあ!とそれしかメッセージ受け取れませんでした。


・・・・ただーし、総じて言えば期待より不安の方のハラハラドキドキが大きいんですけどね。いいさいいさ、壊れたら一緒に泣くさ。


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守備型と攻撃型のターンオーバー 

浦和“ターンオーバー制”明らかに(スポニチ)

オジェック流の“ターンオーバー制”がベールを脱いだ。ブルズ杯(13日)に参加する浦和は12日、バイエルンMの練習場で紅白戦を行った。オジェック監督は戦力を均等に保ちながらDF闘利王を中心とした守備型、FWワシントンを軸とした攻撃型の2チームを編成した。

注目は守備型チームのDFラインで1度も試していない4バック。トップ下に小野、阿部を右サイドに置く新型布陣となった。「(攻守の)バランスをとりながらプレーしたい」と阿部。闘利王は「全然、大丈夫」と豪快に笑った。一方、攻撃型チームはFWにワシントン、ポンテのブラジル人コンビ。ボランチにMF鈴木を置き、守備面のバランスを保った。


へえ。

”ターンオーバー”というと「同じ力を持った2チーム」か「リーグ(メイン)用の主力組とカップ(サブ)用の準主力組」とかしか思い浮かばなかったんですが、こんなのもあるんですね。Jリーグの日常からストレートには出て来ない発想。
基本的に外国人監督を招く楽しみというのは、こういう舶来思想(笑)やあちらの現実を覗かせてくれるところにあると思います。上手く行ったり行かなかったりはしますが、その微妙な違和感そのものが楽しい。

もういいかげん古い話ですが、ジーコへのある意味一番の不満はそれでした。徹頭徹尾の刺激不足。
そりゃ”違和感”はあったけど、あれは「別の現実」というより単なる個人的空想でしょう。酒場のオッサンのサッカー論。それでいいんだったら俺にやらせてくれ。

ともかく何かしらオジェックがこの(浦和レッズの監督という)プロジェクトにピチピチと意欲的なのが伝わって来ます。優勝チームを引き継ぐなんてのは、失うものばかり多くて必ずしも魅力的な仕事ではないような気もするんですが、しばらく現場を離れていた”飢え”みたいなものもあるんでしょうね。
あんまり頑張り過ぎてレッズ特有の懐の深さが失われないかなと、心配なのはそこらへんですけどまあお手並み拝見。


というわけでブルズカップですが。

感想は・・・・分からん!そのひとこと。しまいに眠くなりました。
結果(1?3,0?3)から目を背けるわけじゃないですけど(笑)、コンディション差はあり過ぎるはレベルが分かり難いわ慌ただしいわで。何よりも感じたかった”新監督の息吹”がほとんど感じる余裕が無くて残念でした。

初戦だから見えるものというものもあると思うんですけどね。多分これは”初戦”じゃないんだな、うん。(やっぱり背けてる?)
強いて言えば川勝さんが再三指摘していたように、ラインが高めorフラット気味というか全体的に前がかりというか、やっぱりちょっと生真面目な感じ。

まあ小野が元気で良かったですよ。山田が本当に自信をつけている、自分を確立しているのも感じられましたし。ちょっと年ですけど、代表に選ばれてしかるべき選手ですよね。あとトゥーリオの鼻っ柱はこれで少し折れて大人しくなるのかなとか。(笑)


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やっぱりね 

闘莉王屈辱6失点、浦和最下位転落…ブルズ杯(報知)

浦和の日本代表DF田中マルクス闘莉王(25)が、13日のブルズ杯2試合(45分×2本)で6失点を喫する人生最大級の屈辱を味わった。調整不足と慣れない人工芝に苦しみ、ザルツブルクの控えFWに競り勝てず、チームは最下位に転落。


勿論コンディション&コンビネーション不足は明らかでしたが、それにしてもというやられっぷりでした。

「相手はしっかりと大きな選手が起点になって、闘莉王ですらやられた」とMF小野伸二も衝撃を隠さなかった。


前のエントリー「トゥーリオの鼻っ柱はこれで少し折れて大人しくなるのかな」と冗談めかして書いてますが、なんというか今までJ/アジアレベルで、おおむね”気合”で何とかしていた部分をしっかり衝かれたという、そういう感じは確かにありましたね。

中澤も代表復帰するそうですし(笑)、一緒に心と頭を入れ替えて頑張ってもらいたいものです。


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ゼロックス前夜(昼だけど) 

逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ・・・・

でも逃げたい!というくらい自信の無い’07レッズの開幕状況。(笑)
まあ別に練習見てるわけでもないですけどね。正念場のシーズン、色々と苦しい&慌ただしい感じで。

望ましいシナリオとしては
・オジェックスタイルの為のキャンプでの特にフィジカル的にハードな練習が
・開幕時には当座ハンデとなるが夏場以降とかに効いて来る
・少なくともACLへの備えとはなる
・去年のスタイル、バランスは、継承しようとしても結局出来ないので
・開幕時にはどちらかというと再構築前の下り坂のチーム状態として結構ヤバい感じ
・それを底力で何とか許容範囲の取りこぼしで抑えつつ
・ACLも含めたハード日程の中で監督の直接的意図を越えて自然的な秩序を形成し
・やがて去年ともまた違ったでもレッズならではの奥行きのある完成形を見せる
なーんてね。

要するに最初は駄目だろうと予防線を張りまくっているわけですが。(笑)
真面目な話出るウミはバンバン出しちゃった方がいいと思いますけどね。またぞろ「悪いながらも勝つ」とか、この時期に、しかも例年勝者に不吉な(笑・去年は違ったけど)ゼロックスでやらない方がいい。


浦和MF小野左サイドで甦る/練習試合(日刊)

浦和MF小野伸二(27)が左サイドに緊急コンバートされた。鹿児島合宿中の21日、鹿屋体育大との練習試合で離脱中のMF相馬に代わって3?5?2の左サイドで出場。正確な技術で攻撃を展開し、先制点の起点となるなど高い順応力を見せた。同位置は、日本代表での02年W杯以来。今季J最初の公式戦となる24日のゼロックス・スーパー杯G大阪戦でも先発濃厚で、左サイドを駆けめぐる。


『三都主の後釜』という意味でなら、むしろ奇策でも何でもなくて第一候補だと思いますけどね。浦和の、または近年の三都主の職能は”ウィング”ではなくて”サイドのプレーメーカー”で、また去年は実にそれが効いてましたから。
ただ小野の体力がもつのかというのと、そもそも去年のチームの面影を追っていいのかというそこが疑問。


浦和正GKはゼロックス杯当日決定(スポニチ)

浦和の正GK決定が24日のゼロックス・スーパー杯当日まで持ち越された。鹿児島・指宿キャンプを打ち上げたが、オジェック監督は山岸と都築の争いについて「まだ分からない」と語った。


これは単純にもったいないので何とかしたい。日本のGK事情で、いくらトップクラブと言えども互角のキーパーを本当に二人揃えるのは贅沢というもので。
まさか山岸が代表クラスのキーパーになっちゃうとは。オシムなんていかにもキック、フィードを重視しそうですが違うんですね。それ以前に守る方の絶対能力でお眼鏡に適う選手が少ないんでしょうが。


日曜日はなんちゃって東京ダービーもあるし、すぷりんぐはずかむって感じ?


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スッカラカンのケ 

2007ゼロックススーパーカップ 浦和●0?4○G大阪(国立)(J’s Goal)

まるで自分が見た悪夢を公衆の面前で上映しているような。


ほぼ危惧通りの浦和のチーム状態でしたが、まだ”底”ではありません。これからもっと悪くなると思います、というか悪くなってもらわないと困ります
とにかくさっさと「新チーム」をスタートさせましょう。去年の続きじゃなくて。

”打倒浦和”の意気込みもあるんでしょうが、ガンバのフレッシュ感には正直感心しました。長期政権でよくもここまで。勿論、ならではの蓄積も満載ですし。

対する浦和はだらだら天皇杯の決勝まで戦った(勝ちはしましたが)流れのまま、休養も切り換えもリフレッシュも何も出来ないまま、生真面目な新監督のハードトレーニングと準備不足の浮ついたイベント試合(ブルズ杯)でしかも惨敗した混乱と疲労を引きずりつつ、どうにも盛り上がらない気分でとりあえず手癖(足癖?)で試合をやっちゃったという感じ。

そもそもその天皇杯も含めた、あるいは場合によっては優勝戦線まで含めた去年の終盤戦全体が、一回出来上がったチームの余韻と惰性だけで戦っていたわけで。
どっかで区切りか、少なくとも新たな燃料の投下が必要だった。せめて入って来たのが阿部じゃなくてバレーの方だったら。例えばの話ですが。


仮にチームの作り手のギドが続投なら、”余韻”も”惰性”も、一つの永続する夢の一部として、シリーズ物ストーリーの楽しさの一部としてプラスの要素にも、膨らませたり展開させたりする材料にもなり得たでしょうけど。いずれ長期シリーズのマンネリはある程度は避けられないとしても。

でも作り手は変わってしまった。これは新しいシリーズまたは新作なので、そこでは改めて厳しく中身が問われる。今まで作品の一部として許されていた弛みも許されなくなる。同じ要素が同じようには機能しなくなって来る
増してやあれほどユニークな、再現性の極度に少ない、一回性の奇跡みたいなチームだったわけですから。

そこへ来て肝心の「新監督」の名前がオジェックというどこかで聞いたようなもので(笑)。新鮮味というはったりや無限の期待感のランデブー期間の助けを借りられない以上、純粋に手腕で事態をコントロールして精神面/集団的無意識も含めた全てを勢いつけて動かして行かなくてはならない。これは辛いよ。


成功しているチームの管理者として、継続・安定を求めた浦和のフロントの判断は常識的には大きな間違いでも非難されるべきものでもないでしょうが、間違ってないことと正しいこと、成功することは往々にして別のことなので。
少なくとも僕なら違うタイプの選択をしたと、珍しく自信を持って言えます。(実は滅多にフロント批判はしない人。もっとうまくやれる自信がない場合が多いから。)

まあ、単に監督としてテクニカルに問題がある可能性もありますが(笑)。方向性ではなく。この守備どうよ。
ともかく僕としては早くウミが出切ることを望みたいです、蓄えの尽きない内に。それかさっさと目に見える方向転換を。(でも多分これはオジェックはやらない)


・・・・案外この『ターンオーバー』(2/14)なんかがいいきっかけになるんじゃないかなと思ってますが。”ベストメンバー”だとどうしても去年の面影が。早く来い来いACL?


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浦和?横浜FC戦 

フルシーズンレッズファンとしての僕のデビュー戦?

J1 第1節 浦和 ○2?1● 横浜FC(埼玉)


今年の目標は勝つこと。唯一無二。去年後半の陰口を地で行ってやればいいのさと、そんな感じでひとつ。
特にACL勝ちたいですねやはり。そしてその先の”クラブワールドカップ”を庶民の夢として。「先」ってのがいいですね、「先」ってのが。切なくて。


現状考えられるほぼ理想的な開幕戦だったのではないかと。
高木監督が作ったほとんど”静謐”と言ってもいいくらいの堅実で端整な横浜FCというチームの戦いっぷりに助けられて、自分たちの現状、今出来ることと出来ないことを、一つ一つ確認しながら選り分けながら、少しずつギアをトップに上げ・・・・切る前に萎んじゃった感はありましたが(笑)、ともかく有意義な90分間の試運転でした。

あのまま1?1で終わってしまっても、結果に批判は集まるでしょうが僕的には十分だった気がしますが、その上更に、あ、ここで出たかの永井のお馴染み不思議な一発(笑)で、「やはりレッズだ」という’06年版的な愉快かつ憎々しい勝ち点2も上乗せ。
ただこれを実力だとは思わない方が安全だと思いますね。前チームの余韻というのはしばらくは残るものですよ。でも当てにしてると確実に消える。おまけだと考えて身を引き締めるべきで。

ゼロックスの惨敗を承けて、山田暢久のトップ下→右WBへの異動を象徴とする、そんなに意識してはいないと思いますが夢の3?6?1から現実の3?5?2(一部怪しかったですが)へのモード転換を行なっての再始動。
まあ現状これですかねえ。これといってパッとはしなかったですが、フワフワせずに地力をきっちり出すには良かったようで。去年田中達也復帰後に3?5?2に修正した時は、何かと3?6?1への重力がかかって落ち着かない感じで気が付くと戻ってましたが、今回はそんなこともなく。

山田には今更な仕事させてほんと申し訳ない感じですけどね。地味に、かつ遅まきながら、凄い選手になったと思います。ヒデや俊輔も含めても、ここ10年くらいで最高の、むしろ唯一国際的な水準の「トップ下」と言える、そういうプレイスタイルを実行できる日本人選手だと思います。「司令塔」じゃなくてね。
でも逆に入団時にあのまま本人の希望通りに真ん中やらせてもロクなものにならなかったろうし、周りもついて来れなかったろうし、ここらへんは巡り合わせですね。今のレッズ、31歳の山田暢久だからこのプレーが出来る。基本的に怪物ですから、体力的にはまだまだイケるとは思うんですけど。

一方で相馬にとってはラッキーか。去年のチームにそのまま「入って」行くのは大難事だったと思いますが、今の再構築途中の、しかも”足し算型”(参考)のチームなら本領は発揮しやすい。一人去年を引きずらずにフレッシュな存在として、救世主/牽引者にだってなり得る。
ただポンテがどうかなあという。変態性をうまく発揮する余地があるかなあという。ポンテじゃなくても出来るプレーばかりすることになりそうだなあという。


なお当分の間オジェックの言うことと僕の言うことは全く合わないだろうと思います。オジェックの文脈とチームに実際に起きていること(と僕が考えること)はずれ続けるだろうと。オジェックはオジェックで頑張ってもらいたいと思いますが、その思惑を越えたところ、それと現実やチームのポテンシャルの合流するところに何か均衡点があるだろうと。そこにおいて「強さ」という意味では去年のチームに負けず劣らない(あるいは越える)ものを獲得する可能性はあるだろうと、そう思ってますが。

やっぱりねえ、あのバイン擁する典型的過ぎるくらい典型的なカウンターサッカーのチームを作った人が、この一回出来上がった複雑の極みなチームを更に作り変えて、「攻撃的な」「積極的な」別の何かを作れるまでのものを自分の中に持っているとは思えないんですよ。三つ子の魂というか。
あるとすればいちかばちか4バックにしてからですかね。もう全然別にする。

何となくカルロス・ケイロス的看板倒れの予感があるんですが。ベンゲルの後に来た。優秀な人には違いない。でも意気込みと本当に出来ること/得意とすることとのギャップが。
そこをむしろレッズの底力で支えて、守って、そして成功しましょうという感じ。


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新潟?浦和戦 

生放送の時は寝ちゃったので再放送で。

J1第2節 新潟 △2?2△ 浦和(ビッグスワン)

多分来月からはJ2ライブにするので今の内に書けるものは書いておこう。
ていうかやっぱ旧Jリーグセットの方が良かったなあ、しまった。ブルズカップなんかにつられてる場合じゃなかった。


・うーん、これは。これは。
・勝ち点だけが取り柄の試合で勝ち点を失ってしまったとは。
・たまたま気を抜いたというより、芯がしっかりしてないから消耗が激しくて緊張感を保ち切れない、”気を抜く”誘惑に抗し切れないというそういう結果か。
・小野と永井は変わらず調子が良いけど、「中心選手が小野と永井」って、いかにも弱そうなチームで。(笑)
・それはともかく小野は頑張って上下動を繰り返してあちこちに顔を出すのだけど、その頑張りは効果という点でどうなのかという。
・なるべく高い位置で、むしろ敵中の頭痛の種として脅威を与えて欲しい、穴埋めではなくて骨組として存在していて欲しい。でないと少なくとも「三都主の代わり」という役割は。
・小野のカバーリング自体は効いてはいたんですが、出来ればそれは他の人に。
・同様に阿部も”頑張って”はいるのだけど、その頑張りがあまり積極的な要素にはなっていないというか後追い的というか。
・代表の時と同様、鈴木啓太とカブり気味というか。
・それにつけても闘莉王のパスのメッセージ性は凄いなと。引き換え阿部は・・・・みたいな比較は酷ではあるのだけれど。

・勝ち切ってればシラを切り通す、マンペイライマンペイライで押すのもテではあるのですけどね、分けちゃったから。
・この試合の内容、個々のプラス材料に明るさを見出すのは、どうも「まだ大丈夫まだ大丈夫」(マンペイライじゃないの?)と言いながら一緒にズブズブ沈んで行くそういう姿勢に感じますがね。
・いや、監督はそれでいいんですけどね。”サポ”もいいのかもしれないですけど。
・気になったのはフジテレビ739『プロサッカーニュース』で語られていたオジェックの評判、「必要以上にピリピリし過ぎる」「選手は勿論、エンゲルスも監督の考えが分からなくて発言を控えている」というそういう話。
・勿論結果が悪ければこういう話は出て来やすいんですが、僕自身の印象からもなるほどなと思ってしまうところが多くて。
・とにかく曖昧、かつ閉塞的。
・例えばギドは初戦から何がやりたいのかはっきり分かった、細部を吹き飛ばす強烈な「縦への意志」みたいなものが感じられた。
・逆にオジェックは細部の話に終始しているのではないかと。うまくメッセージが発せていないのではないかと。

・つい印象が重なるのが”桐蔭ヴェルディ”で。
・一人一人が平均して無駄に上手い。勿論レベルは一つ二つレッズが上ですが。
・ともかくその上手さがブレーキになって生殺しになっているのではないかと、崩壊を覆い隠しているだけではないのかと。
・かといってどうすればいいのか、改めてメンバーをスキャンすればするほど分からなくなる。なんか・・・・バランス悪いぞ気が付くと。
・4バックはやり難いし、そもそもサイドのスペシャリスト自体足りないし、分かり易い配り屋タイプのトップ下も、オーソドックスな2トップを組む為のFWも足りない。
・少なくともまた全員を活かす方向で考えるのは難しそう。特にワシントンとポンテ。
・結局つい去年型の3?6?1に戻ってしまいそうになるんですが。
・ACLでは評判が悪かったようですが、今まで見た中では相馬のプレーに一番新たに中心となる可能性を感じてるんですけどね。
・うーん、正直今レッズの監督はやりたくない
・やるならむしろGMにしてもらって、半分くらい取り替えたい。
・どのみち「攻撃的にしたいから」オフト→ギドはありでも、「攻撃的にしたいから」ギド→オジェックというのはないんじゃないのかな。

・マンペイライ?


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浦和?甲府 

J1第3節 浦和 ○2?0● 甲府(埼スタ)

結果的には妥当な試合。



以下ほぼ雑談。

ある監督が「攻撃的なチームを作る」といった時、たいていの場合実際に行われるのは、手持ちの人材(+α)を、システムなり運用なりでワンアイデア的に編成し直してぶつけると、要するにそれだけのことであるのが多いと思います。
例は枚挙に暇がないですが、近年のヴェルディで言えばオジーが就任してすぐに作った、エムボマのポストプレーを足がかりに桐蔭組を中心とする東京移転以降の人材たちを総決算して作ったあれとか典型。

去年J1を騒がせた大木ヴァンフォーレとかも大きく言えばその範疇(”バルサ方式”というワンアイデア)で、例えば今監督が変われば自然な継続はそう簡単ではないというかチャラにしてしまった方が話は簡単というか、つまり意気込みはともかくとして”根”としてはそう深いものではないだろうと思います。
甲府自体について言えば、むしろその前の松永監督が作ったフラット4?4?2できれいなサイド攻撃を行なうあのチームの方が、「攻撃的なチーム」の方向付けという意味ではより根本的だったと思いますが。

それはともかく一方でより根っ子から監督の意識的作業として「攻撃的なチーム」を作るという場合も確かにあって、一番最近の成功例としては勿論西野監督のガンバ。
あの選手どうしの繊細な距離感・ポジショニングの合理性に基づいたパスサッカーは、確かに西野監督(と下部組織の伝統)が”作った”もので、一朝一夕では出来ずにかつそう簡単に消え去るものでもないでしょう。

ただその前に僕的にほとんど初めてこういう作業の存在を意識させてくれた人はいて、それがジュビロとレッズで仕事したご存知ハンス・オフト。
やっとJ(1)に辿りついてとどまって、ある意味それだけで何もなかったジュビロに日本サッカー史に残る鮮烈なパス・サッカーの基礎を作り上げ(”収穫”は後の人・笑)、また歴代スピードFWを擁してカウンター・スタイルの代名詞的なチームだったレッズを、真逆に近いポゼッション・スタイルへ歩み出させた。在任時は常にその頑固さに悪評の方が多かったりするんですが。(笑)

ちなみにそのオフトを継いだ(またもや”収穫”だ!)ギド・ブッフバルトですが、彼自身は特に「攻撃的」でも「守備的」でもなかったと思いますね。
この前も言った強烈な『縦への意志』みたいなものが唯一に近い最大の特徴で、それが一番分かり易く出るのは勿論カウンター/速攻時ではあるんですが、でもパス回し大会をやっている時にもしっかりその影響力は及んでいて、それがレッズのパス回し大会がヴェルディの悪い時(実際にはたいていの時(笑))ほどにまったりしたりは決してせず、具体的にはそのポゼッションが「中盤」というよりは「より高い位置」で、自己目的化せずに常に相手に襲いかかるぞというそういう迫力を維持出来た理由の一つだと思います。

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大分?浦和戦 

J1第4節 大分 △2?2△ 浦和(九州石油ドーム)

レッズはナビスコがないのでのんびり失礼。


・人気者のお坊ちゃま転校生(アベちゃん)のせっかくの名刺代わりの2発を勝利に結び付けられなかったという、大変遺憾な結果ではありましたが。
・しかし個人的には今季一番落ち着いて見られた試合でありました。
見えたぞ、ボトムが、等身大が。オジェックレッズの。多分。
・要するに自意識過剰だったんですね。オジェックも、我々ファンも。
・常に特別な何かが起きるわけでも起こせるわけでもない。
・オジェック新監督はブッフバルトの次の監督、第ウン代浦和レッズの監督である。それだけ。誰かが座らなければいけない地位に、たまたま今回ついた人。
・まあ元々個人的に期待感が無いということは最初から言ってましたが、ただそれは「期待感があるべきだ」という前提、強迫観念の元で言っていたわけで。
・ともかくオジェックは普通の手腕を持った普通の監督で、彼自身が何か特別なことをするわけでも考えているわけでもないと思います。今後も。(しくじって崩壊ということはあっても)
・やや反町五輪代表監督的な評価の落ち着き方。

・具体的に言うと「攻撃的」云々というのは新監督が誰でも掲げる意気込み、所信表明の類という以上のものではなくて、あえて言えば某早野氏の”スクランブルアタック”とやらとも本質的な違いはない。まさか何もしませんとは言えないですからね。(笑)
・嘘ではないとしても特別なプランや目算があるわけではない。
・それはまた言い換えれば、オジェックの’06レッズに対する認識が、「手堅くて抜け目ないけどそれだけで、チャンピオンチームとしては物足りない」という世評と大差ないのだろうということでもあります。
・既に”守備的な”チームならば、それをより攻撃的にするのは当然だしさほど特別な事業ではないという、そんな感じ。
・右のものを左に動かすだけで、特別なものに特別なものをぶつけるわけではない。
ここでやった”攻撃的チーム化施策”の分類で言えば、『一から作る』のではなくて『編成』の方だということになりますが、どうもあまりうまい分類ではない。
・特に「”レッズはリアクションだ”という世評を100%受け入れたならば作り変えだということになりますが」のところは妥当性が低い。そうとは限らんだろう。
・あれはむしろオフトや西野(や李国秀)のような”特別な”ケースとそれ以外を大別するという、そういう大雑把なものと考えていただくと。

・困った時の石塚さんの分類を使うと、『リフォーム』『模様替え』の間くらいかなあ。
・『模様替え』は既に「攻撃的」なチームを、新メンバーや前年の経験を踏まえて少し違った形の同じく「攻撃的」なチームにするというそんな感じか。
・『リフォーム』は「守備的」な性格の強いチームを、根本は変えずに「攻撃的な」使用にも耐え得るように手を入れるというそんなことろ。
・オジェックの目論見としては『リフォーム』寄りなんでしょうが、その為のノウハウを実は自分が思うほど持っていないのと、同時にパッと見の見立てほど元々実は「守備的な」構造物ではないので、作業の必要性としては『模様替え』の範疇に近いと言う。
・....まあ何て言うんでしょうねえ、古代文明の真価を知らずにその力に陰で助けられながら、遺跡の見えるところだけ自分の好みに作り変えて住み易くなったと悦に入っている新住人的な。
・字面ほど悪意は無いんですけど皮肉な物言いでどうもすいません。

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浦和?磐田 

こんな勝ち方って・・・・

J1第5節 浦和 ○2?1● 磐田(埼玉スタジアム)

まあありはありなんですけど。
勝ち切れない、決め切れない方にはそれなりの理由がある。
今年のヴェルディの対戦相手たちを見ても。
決勝点、ほとんど”ハメ技”であるポンテのあれ(スペシウム光線?)を出させる前に決められなかった磐田が悪い。


発熱でほとんど印象が流されてしまったので、記憶を頼りに雑感のみ。

・ますます緑のユニフォームが似合いそうな底抜けの緩さ。
・失点シーンの2回の左サイドへの襲撃場面に、2回とも長谷部のみが対応していたのはびっくりしました。
・「左サイドバック」のはずの阿部はその時どこにいた?
・テレビ観戦術(笑)には自信のある僕にも、全く所在が掴めませんでした。
ヴェルディの”緩さ”はポリシーの内と一応言えなくもないわけですけど、レッズの場合は・・・・。

・ヴェルディの方がマシと言えば、こちらは監督を替えれば誰だろうとまず確実に今よりはマシなチームになる希望がありますし、そういう予定もなくはないわけですが。
・レッズの場合は誰に替わってもどのみちギドの遺産との戦いは続くので、よっぽどいいのを引かないと。
・またそう簡単にオジェックは替えられないでしょうし。
・ならばいっそ、徹底的に壊して遺産も一緒に潰してもらった方が、とか。

・でも僕は見たいですよ、結構。レッズ版’07型ヴェルディ川崎(?)を。
・真にラモスが作りたいようなチームが作れるとしたら、むしろこっちのメンバーだろうと思いますし。
・上手くて我が強くて、闘気マンマンで。なかなかこんなの集まらない。
・ポンテ凄いよポンテ。
・色々凄いですが、実はアジリティが凄い。
・コマネズミのようなダッシュ力と、その使い所を見極める確かな目と勘と。
・それからほとんど100%の自信でミドルをビシビシかます日本一のトップ下山田さんには、やはり何としても前目のポジションでやってもらいたい。
・サイドバックなんかに置いておくのはJリーグの損失です。
・相馬かネネが復帰すれば、阿部を右へ回してそれで解決でしょう。
・”和製ベッカム”には晴れて右クロスの上げ手にでもなってもらってと。

・ワシントンはコンディションそのものは別に悪くないように見えるんですけどね。
・チームが迷走する時に輪をかけて迷走するのは仕様なので、気にしても仕方がない。
・長谷部の闘争心は有意義に使ってあげたいですねえ。穴塞ぎに奔走してるのを見ると、年取ってからの北澤を見るような胸の痛みが。


・・・・なんてことを思ってたはず。既に実感が薄くなってるんですが。
ACLはBS1でダイジェスト版をやってくれるんですね。しばらくは見守るしか。


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浦和?川崎F 

ヨーロッパのかほり?

J1第7節 浦和 ●1?2○ 川崎F(埼スタ)


すわ覚醒かと評判の良かった前節柏戦(○2?0)は見てませんが、確かになるほどというところはある試合でした。

その”覚醒”のキーワードとして「プレッシング」という言葉が主に飛び交っていたわけですが、シーズン前からの伝えられる地獄の走り込みキャンプなどからも、おおまかそういう方向性があるというのは推測するまでもないことではあったわけです。

ただそれで話が終わりというのもちょっと考えずらくて、なぜなら「プレッシングでチーム改革」なんてのは考えられる限り最も分かり易い手法の一つであって、かの(オジー)ヴェルディですらも(笑)一試合目から早くも方向性・設計図ははっきりと分かるくらいに成果が出ていたわけです。(’04シーズン)
それだけの話ならここまでズルズルと、見る側が途方に暮れたりするような事態にはなっていないはず。

で、実際見てみたそれは、確かに盤石のお家芸と化しつつあった”持てる者の堅守速攻”スタイルとは一線を画するものではありましたが、鋭いとか激しいとかいう意味では去年いくつかの試合どこかの時間帯でたまに見せていたものの方がよっぽどというむしろ淡々とした印象を与えるもので、「今年のレッズはプレッシングだ」というようなまとめ方はやはり何か違うように思います。

じゃあなんなんだというのはよく分からないんですが、強いて言えば去年ここぞという時の切り札的に使っていた「プレッシング」「前がかりモード」、あえて言えば”マジ”モードを(笑)、常時使用可能なようにカスタマイズしたというそういう感じ。
メリハリがない分衝撃力は落ちるし、何より”切り札”として使っていた時のような「レッズに本気になられちゃもう駄目だーーー」という畳み感は望むべくもなくて、それが証拠に(?)この試合も終始優勢で進めつつちょいちょいと隙を突かれて勝利をかっさらわれるという、自力型チームのあまりにもありきたりな結果を見てしまっています。


その良し悪しはともかくとして、要点として存在しているだろうと思うのはオジェックがこういうチーム作りを、例えば僕が上で書いたような”去年のチームとの比較”でやっているわけでは決してないだろうということ。言われるところの「リアクション型への反省」という大雑把なくくりで言えば、勿論そうではあるんでしょうが。

そうではなくて、(詳細は知りませんが)『FIFA技術委員長』という肩書きに象徴される「本場」「中心」「欧州トップモード」、何でもいいですがそういうアチラ側の、外の視点から、常識から、空気から割りと直結する形で行なっているのだろうということ。オジェックがどの程度”極意”を会得してるかなんて僕は知りませんが(笑)、とにかくそういう直輸入型の仕事を、久しぶりの日本での仕事としてやっている。ある意味クラブの望みもそうなのかも知れない。

その場合「プレッシング」なんてものは、日本ではまだまだ十分な刺激力を持ってそれ自体が焦点的に使われたり意識されたりしますが、アチラでは常識・自明の前提として、より総合的なチーム戦術の一部分として行われる、意識される、またはむしろされない。
そこらへんがニュアンスの違いとして出るのであろうし、また効果や特徴が可視的になるのに、やけに時間がかかった理由でもあるのだろうと。つまりとりあずプレスだ!とそうはならなかったということで。

・・・・と、これはこれで一つの側面の説明であり得るとは思うんですが、逆にますますオジェックサッカーの何の説明にもなっていないということにもなるわけで。(笑)

とりあえず
・そういう無脈絡なオジェックの仕事は、Jに”密着”して育った前監督の仕事と比較してもほとんど無意味である。
・一方で割りと大雑把でそのかわり貫通力瞬発力のあるギドと、真面目で満遍なく神経をめぐらそうとする(余り要領の悪いところがある)オジェックというパーソナリティの違いが既にしてよく反映したチームにも見える。

くらいのことですかね今言えるのは。本当の「内容」の話、本当の「手腕」の話、その結果このチームが持つ本当の「力」の話はこれからということで一つ。悪しからず。


なんかオジェックと阿部勇樹ってダブるなあ。だとすればちょっと運命だなあ。


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浦和?千葉 

うーん、かなり楽な試合のはずだったんですけどねえ。

J1第9節 浦和 △1?1△ 千葉(埼スタ)

すんなり勝ってれば、”危なげなし”という書き出しの予定でした。(笑)


ワシントン弾劾(?)やら自主的’06型3バック回帰やら、色々盛り沢山らしかった前節鹿島戦。(手違いにより未見)
はてオジェックのプレッシング&ポゼッション路線は軌道に乗ったんじゃなかったんかい、1試合見なかっただけで何がどうなってるんだと、興味津々の内に試合開始。

スターティングを見てやっぱり(堀之内/トゥーリオ/坪井の)3バックだと一瞬納得しかけましたが、実際に始まってみると右サイド山田暢が上がり目の変則4バックというのが妥当ですかね。まあどちらかというと千葉の出方次第という感じか。

で、戦い方の方はというと、うーむこれは。基本的には変わってなくて、がらりと’06年型に戻っちゃったりはしてないんですが、この前見た時(フロンタ戦)に比べても更にプレッシングの効率化、省エネ化、日常化が進んでいる感じで、憎たらしい「余裕」感という意味ではなかなかどうして、’06年型を彷彿とさせるものがありました。
既にスタイルをこなすのに汲々とする段階は抜けて、その分、小野不在という条件下ながらも個々の創造性・自発性が結構出ていた、出やすいコンディションになっていたように見えました。(その時は)

前回ある種ないがしろにされた(らしい)オジェックが実際にはどう思ってるのか、ワシントンのことも含めて中で何が起きてるのかは分かりませんが、とりあえず選手たちが自ら呼び起こした’06モードの経験が、盤石の強さを誇っていた時の感覚を思い出させて同じことをやっても前とは違う余裕を持ってやれるようになったという、そんな感じかなと。今のスタイルをうまく相対化/対象化出来たというか。
元々”プレッシング”も”ポゼッション”も、それ自体は全然馴染みのないものではなかっただけにね。


「苦手」のはずの千葉の方も、今季は初めて見ましたがまあやっぱりイビチャじゃなくてアマルだよなというか、それ風のサッカーはやってましたがペースをかき乱されるほどの迫力はなくて、元々千葉自体が頑張った挙句肝心なところは持って行かれる傾向のあるチームだけに、この程度ならカウンターのいい餌食、ちょいちょいと2?0くらいでまとめられるかなとそんな感じの前半でしたが。

結果はご存知の通り、一人退場で逆にテンションが上がった千葉に不意打ち的にとられた同点ゴールが結局取り返せず、終始攻め立てながらかなり悔いが残る引き分け。オジェックのまとめは要は「決定力不足」「不運」ということで、それもまあ嘘ではないと思うんですが。

ただ僕が気にかかったのはその「攻め立て」方の妙な緩さで、それはある意味千葉の守備の締まりの無さに逆に誘われたようなところがあると思うんですが、拮抗していた時は上に書いたように”創造性・自発性”と褒めた(笑)ものが、つっかえ棒が取れて地が出るとこれかよと結構がっかりさせられる無秩序な感じに見えました。


結局どうか。今のチーム状態をどう見るべきか。進んでるのか進んでないのか、完成度はどれくらいか。
勿論よくは分からないんですが、今プロファイルするとすればこうですね。『チームは振り子軌道のさなかにある』。行きつ戻りつしてるだけで、進んでるとも進んでないとも言えない。

つまりこうです。振り子の片側はオジェックが目指している、90分間頑張ってそれぞれが完璧にタスクをこなす、プレッシングを基本とした”圧倒的な”ポゼッション・サッカー。
もう片方はちょっと前まで僕が”赤いヴェルディ”的に囃していた、この試合でも顔を覗かせた芸達者の集合が陥り易い、個人技のつぎはぎの緩?いサッカー。これはこれで”ポゼッション”でなくもないでしょうが。
この両者の間を行ったり来たりしている。完成度?%みたいな直線的なプロセスではない。

ちなみにどうしてこういうことが起きるかと言えばそれは要するにオジェックの指導力/影響力が中途半端だからで、それなりにちゃんと方向を指し示してはいるんだけど、現メンバーの圧倒的な力量をグイグイ押さえ込んで引っ張って行けるほどではない。
ワシントンみたいに「反抗」まではいかなくても、うっかりすると単に地でやってしまったり、思わぬ方向に勝手に走り出してしまったりする。(でも一応は戻る。)

で、その「振り子」の振幅の中間辺りに物も言わず実は未だに頑張っているのが、’06年型ギド・レッズの幻影。幻影だけど実在もしている幻影。
そこから上で言ったそれぞれの2極に、その時々離れて行ったりまた戻って来たり、それを繰り返しているそういう過程だとも言えるかと。そして多分それは今季を通じて続くのではないかと。

・・・・こんなのが現時点での見立てですけどね。ただ正直あんまり強いインスピレーションを与えるチームではないので、自信はないと言えばないというか、言ってみただけというか。
さてさて。


大宮?浦和 

なんだかなあ。

J1第10節 浦和 △1?1△ 大宮(埼スタ)

なんだか。


今年のレッズのはっきりしなさというのは、一言で言えば「組織力」や「チーム作り」と、「個力」みたいなものがそれぞれ別個に存在していることにあるのではないかと思います。
組織化もオジェックなりのチーム作りも、それなりには進んでいる。サボっているわけではない。見守ろうよという意見も、そういう意味では正論ではあるんでしょう。

ただではそれによってレッズが強くなっているかというと、去年のチームの”欠点を克服して”変わって行っているかというと、そこらへんがどうにも頼りない。試合によって調子が良かったり悪かったり色々はしていますが、結局試合を決定付けているのはそうした’07レッズ的な意図の達成未達成というよりは、元々持っている圧倒的な個力の偶さかの爆発(あるいは不発)だったりする。それはそれ、これはこれ、みたいな感じになってしまっている。(笑)

こんな状態が続くのは一つにはレッズが強過ぎるからで、つまりもっと弱いチームがこんな状態だったら、ボロクソにやられてともかくもどうなってるのかどうするのか、焦点は絞れて来る。
これは別な言い方をすると、実は今年オジェックがやっていることやろうとしていることの、本当の意味での必然性必要性が実感されていない、納得されていないということでもあります。

やれ世界基準だ王者らしい(攻撃的な)サッカーだと、そう言われればそうかなそうだったらいいなという、実際にはその程度の話で、ほとんど趣味の領域。ブルズカップやゼロックスでボコボコにやられたのも、よくよく考えてみれば去年までのチームに足りないものがあるからなのかそれとも単にオジェックが無能(または未完)だったせいなのか、別にちゃんと検証されたわけでもない。何となく「変わらなきゃ」という雰囲気の醸成には役立ちましたが。

最終的な必要性・必然性を一概には否定しませんが(僕に分かるわけがないですし)、ともかくはっきりしない必然性、差し迫らない必要性のもと、いったんは新監督への礼儀で棚上げにした去年までのプライドがいつ反撃に出で来てもおかしくないような危うい状態の中で、それでも推し進めて何かを作り上げられるだけの力がオジェックにあるのか。「オジェックの課題」と「チーム/選手の課題」が分離しかけてやしないか。

それこそあのままオーストリアリーグに居残ってたら違ったのかもしれませんが(笑)、でもここはアジアの東端Jリーグ。
僕自身は結局のところオジェック個人の携える”ソフト”or”プラン”の魅力不足、内容不足という疑いの方が強いですけどね。何やら教科書の朗読を聞かされてるような感覚がある。

ともかくここんとこなんか、オジェック母さんが着せてくれるきれいで少し窮屈なおべべを、家を出る時は確かに着てるんだけど、帰って来ると脱いじゃっててマントにしてたりどこかに忘れて来たり、でもオイラ負けなかったぜえっへん、もう腕白なんだからこのコは(母さん隠れてヒクヒク)みたいな、そんな感じに見えなくもないです。


この試合に関しては、さすがにこれは3バックだろう、そうじゃないとしたら機能不全も甚だしいぞという見かけ3?5?2と大宮の4?1?4?1/4?3?3のマッチアップの不利から、組織と個人が分立どころか、はっきり組織に個人が邪魔されて力を発揮できない、ストレスのたまる不自然で硬直した状態で前半は推移。
プレッシングと共にポリバレント、相手に対応した陣形変化がオジェックの売りのはずですが、この体たらくはどうしたことか。

だいたい僕は最近流行りの「フォーメーションは関係ない」みたいな言い方は、あんまり好きじゃないというか信用していないというか。理論的には分かるけどなんかそれきれいごとじゃないの?だったらフォーメーションなしでやってみなよとか子供みたいなからみ方をしたくなったりします。勿論誰がどんな文脈で言うかにもよりますけどね。

この試合の柱谷幸さんの解説でおっと思ったのは、前半のレッズのそういう状態を「選手がチームを俯瞰出来ていない」と表現していたことで、そうなんですよね、そのために基本イメージとしての”フォーメーション”は必要なわけですよ、手がかりとして。別に相手への対応だけが目的なわけではない。
本当に”俯瞰”するのは幽体離脱でもしない限り不可能なわけですが(笑)、そういう態で、ある程度固定したフォーメーションを基本イメージとして積極的に使うことで、俯瞰的なイメージで全体を把握しながら選手たちは通常関連性を作っていくはずなので。

オシムの場合は本当に違うみたいですけどね。局面と対応と運動法則だけで、無限に変化して行って決して特定の像は結ばない。当てにしない。全体の絵というものはない。
オジェックもそういうのを目指してるフシはなくはないんですが、根が生真面目だから”ポリバレント”が「流動性」というよりは単に「潰しが利く」みたいなセーフティな方向に傾いちゃって、気が付くと守備的な選手ばかりというか誰の特徴もあまり活きていないというか。

色々やってるようで何も起きていないみたいな、そういうここまでに感じます。
それでも優勝はしちゃいそうな気がしますが。(笑)


しかし小野のシュートは入らないねえ!入ると随分存在感変わるんですけどね。
あれが彼の運命というか、ある意味では限界というか。


監督の『修正』能力(+) 

別ブログの基本的にはラモスをめぐるエントリーなんですが、オジェックにも流用出来るところがある気がするので抜粋・転載しておきます。(以下原文)



>「なぜ起こっているか」を述べることができる監督は(その内容が正しかろうが間違ってようが)いくらでも存在するが、「継続的に問題を修正することが出来る」監督は、世界中でもごくひと握りの存在であるという事実だ。

これは当面は監督の絶対能力の話のようですが、僕が見るに監督の”能力”に関する、その内容に関する普遍的に存在する「幻想」の話でもあると思います。
つまり・・・・ほとんどの監督は『修正』なんてしない/出来ないということです。

まず『修正』というピンポイント的な概念は、ある程度以上確立した「正/誤」に関する基準、それを含む一連の技術的戦術的体系の存在を前提とすると思います。
だから「問題点が修正される」という時、事態の本質は”問題点”の存在ではなくてむしろ修正を可能にするような”基準””体系”が存在していること、言い換えれば既にある程度以上チームが上手く行っていることにある。

だから確かに問題点が『修正』されることはあるとしても、それはある種誤差の問題として日々ひっそり行われるのであって、実際に我々外野が騒ぐに至るような危機的な事態における「監督」の「問題」としてはメインなタームではない
別な言い方をすると、崩壊や大きな欠陥が露わになってしまっているような体系(チーム)の内部で、個別の問題を個別に修正するのは困難を極める。

見えてしまっている時はたいてい既に手遅れである。ことは『修正』の範囲を越える、チーム作りそのものの問題であることが多いというか。

>チームがなかなか勝てない、という状況は、大半の場合、指導者の「勝たせるためのアイデア」が枯渇していることを意味する。(中略)「彼にまだアイデアが残っているかどうか」。

ではどうするかということで「アイデア」。微妙に原意とは違うかもしれないので注意。
あるアイデアが(あるいはアイデアの不在が)多くの問題点を露呈してしまった時に、実際に行われるのは『修正』ではなくて次のアイデアへの乗り換え、切り換えである。
ある・・・・というのはつまり、ほとんどの監督が行なってかつ成功しているのは、むしろこっちの方法に見えるということですが。あんな女(男)のことは忘れて次の幸せを探せばいいさ。

丸っきりの乗り換えというよりは、問題点の修正(というか克服)を、最初のアイデアとそれに基づく体系の内部でシコシコ行なうより、それを発生させた環境ごとガラッと変えながらやった方がかえって効率が良い、プラスαが見込める。勿論気分転換にもなる。
これにはかなり個人差があって、それこそ手を変え品を変え目先を変えて、時に問題から逃げているだけに見えるような人もいれば、かなりの程度前の体系との論理的連続性をキープして、とっさには変えてるのかどうか分かり難い人もいる。

恐らくは後者に近い人の方が監督としてグレードが高い、信頼性の高い人と言えるのでしょうが、前者タイプでも十分に(あるいはかえって)有効性が見込めることも多いように思います。
つまりそれくらい(サッカーの)監督の仕事というのは刹那的な部分があって、一流だろうが二流だろうが寿命に限界があるのは同じ、「継続的に問題を修正することが出来る」監督は、世界中でもごくひと握りだということですね。

それは1チーム内での一つ一つの作業・アイデア単位でもそうですし、その監督の仕事単位でもそう。
「一流」「名将」と呼ばれているような監督でも、たいていは特有の欠点・限界を持っていて、あるチームの監督として露呈したそういう部分はアイデアの切り換え切り換えで交わしつつも結局は解消されずに終わり、結果職を離れたその監督は次の職場に迎え入れられますが、そのチームでも基本的には似たようなシークエンスを辿ってまた次の職場へ移る、これが実態なのではないかなと。



・・・・後半部はあんまり関係ないですが、これをオジェックについて当てはめてみると『修正』ということ、それの可能性/有効性について、あまりにも文字通りに考え過ぎているのではないかという疑いになりますかね。
その背景にあるはずの、あるべき全体や体系についての把握がお座なり。ラモスは「理論がない」わけですが、オジェックは「理論でしかない」

”ポゼッション”だの何だのという、スローガン的な理屈は理屈として、そもそもどういう風に動くチームにしようとしているのか。それがないからジクジクと細かい『修正』(のつもりの)作業を果てしなく繰り返すことになる。
前回就任時は超典型的な(ドイツ的)3?5?2のカウンタースタイルという「器」が先にあって、そこにまつわる様々伝統的なディテールやイメージがそこらへんを代行してくれて、オジェックはある意味決まり切った『修正』作業を真面目一本にやれば良かったんでしょうが。

『修正』なんてものはチーム作りの本体たり得ないし、逆にそっちを押えないと『修正』自体もうまくいかない。という。


浦和?G大阪 

これで負けないなら優勝するよね。よね?

J1第11節 浦和 △1?1△ G大阪(埼スタ)

いや、して欲しいと思ってますけど、普通に(笑)。するもんだと信じてますし。


ACLやらトゥーリオの離脱やらで、フォーメーション問題(?)も小野造反問題も、なんかちょうどよくうやむやな感じで迎えた目下の宿敵ガンバ戦。永井に交代したのが小野ではなくてポンテだったのは、やっぱり微妙に気を遣ったとかそういうこともあるのかなと、軽く邪推してみたりもしますが。それにしても小野のシュートは(以下略)

で、うやむやの結果吹っ切れたとか新たな一面が見えたとかそういうことがあればいいんですが、実際は中身もうやむやというか幽霊化に拍車がかかっていたというか。プレッシングは?ポゼッションは?なんかもうほんとに選手が11人並んでいるだけで、やっぱり赤いヴェなんたらとか言いたくなるんですが、それでも負けないんだなあ。
惨殺されたゼロックスとの違いは”幽霊”状態に耐性が出来たからとか、そこまで言ったら言い過ぎか。

疲れてるとかは当然あるんでしょうけど、運動「量」以前にその”運動”を導くポジショニングやら距離感やら役割分担やらがバラバラで、人数のかけ方などもえらく非効率な中でむしろ選手たちはよくやってたと思います。
こうして見るとつくづく感じるのが、プレッシングを筆頭とする今季オジェックが施して来た指導がいかに表面的な影響力しか持っていないかで、ちょっとメンバーが変わったりフォーメーションが変わったり、勿論相手が強かったりで余裕を失うと、いきなり何事もなかったかのように各自本能だけでバタバタと試合に臨むしかなくなる。

結局やっぱり、余裕のある時にかかずらう「趣味」の問題でしかないと言うべきか、あるいは柏戦あたりをピークとして、一応は出来たような気がしたものが緩々と再び崩壊過程にあると言うべきか。
ともかく次がどういう試合になるか、ここに至っても常にほとんど予測がつかないというそういう状態で。何とか選手たちには頑張ってもらうしかないですが、現状を支えているプライド(ちなみにこれが緑の方のヴェと違うところ)が、いつ誰がまた小野みたいな方向に出てもおかしくない、そういう嫌な内圧の高さを感じます。・・・・まあもう正味相手にしてないようなそんな気もするんですが。


それはそれとして、今日は珍しく阿部勇樹でも褒めてみようかなと。
今日も特に目覚しく「機能」していたわけではないですし、この人の絶対能力と表現力との落差には、ほとんどデビュー以来失望させられっぱなしなんですが、それの原因でもあるクソ真面目さは、何だかんだ結構今のチームを支えているなとそういうところも見えます。ハマらなくても報われなくても頑張る。飛ばないけどキレない。チームが良くても大して良くないけど、悪くても必ずそれなりにやってくれる。まあ単純にタフですよね。

オジェックがかなりの優先順位で重用しているのはとても分かるところがあって、とりあえずは勿論ユーティリティ性ですが、実際問題としては「骨格」が出来てないところに持って来られた「補強」材料みたいなもので、正直だから?みたいな気がすることもあります。
毎度スライドするようにあちこちで使われてますが、長谷部でも小野でもそれから勿論山田さんでも、もっと他の選手の起用法の方を中心的に考慮した方が、具体的なチームの形が見えやすいのではないかと。

それでも「分かる」というのは、オジェックと阿部が前に言ったように頭デッカチどうしで似てる・・・・かどうかはともかくとして(笑)、栄光の’06レッズに同時に入って来た同期の”新入り”どうしだということで、(レッズでのプレーの)先入見がないから使い易いというのと、やっぱりなんか親近感というか、一緒に頑張ろう的なそういう心情があるんじゃないかなとそんな感じがするんですが。

ともかく特段機能してないのは阿部のせいではないですし、にも関わらず頑張り続けているし結果的に貴重な得点に絡んでるし、なんだかんだ立派だよなというそういう話です。(ちゃんと褒められた?・笑)


しかしトゥーリオ亡き後、ネネでいいんでしょうか。この状況であの軽さ。
ストッパーでビミョーな攻撃参加に意欲を燃やされるよりは、いっそ最初からリベロで使うかそれとも使わないか。ていうかこここそ阿部じゃないかと。


名古屋?浦和 

久々の勝ち点3に沸いた名古屋戦。

J1第12節 浦和 ○2?1● 名古屋(豊田)

”アウェーの名古屋戦での勝利”の価値がピンと来ない僕は、にわかサポの哀しみを軽く噛みしめてしまいましたがそれはともかく。


試合中の自主的布陣変更が行なわれた8節鹿島戦に始まり、(1トップに対する)布陣の整合性に疑問が呈せられた10節大宮戦の前後あたりのどこかの時点から、結局のところどうも”3バックで固定”という流れが、意識的にか暗黙的にか確定したような感がありますね。
それはまた更に暗黙的に、’06年型への回帰というか自然的依拠みたいなものをも意味もすると考えられるわけで。外向けのプライドはプライドとして、案外オジェックはそこらへん腹を決めたのかもとそんな感じもしますが、まあまだ分かりません。

1週間休んで予想以上に回復したレッズは、とりあえずガンバ戦の体たらくからはかなり目覚しく建て直した、安定した戦いを見せてくれました。
感覚的には、遡って9節千葉戦あたりのスタンダードを取り戻したというそういう感じでしょうか。なんだかんだACLが挟まる&ACLでぶつぶつ切れるのは、体力的には勿論頭脳的にも、さすがにしんどそうではありますね。

それはそれとして、で、その取り戻した”スタンダード”が’07オジェックレッズのそれなのか、それとももっと広く’06以前も含めた浦和レッズそのもののスタンダードなのか、それによって目の前の戦いの評価/ニュアンスはだいぶ変わって来ると思いますが。
僕の目にはどうも、ますます後者の色合いが濃くなって見えています。オジェック’07というリストラクションをもたらすはずの新プログラムを、むしろレッズの方がなし崩しに呑み込みつつあるような。

別に手柄争いが目的ではないので、結果が良ければ何でもいいようなものですけどね。
オジェックは自分の仕事の成果だと思いたければ思えばいいし、実際仮に元々出来たことだとしても、その首尾不首尾含めてオジェックの働きかけが少なくとも一つの刺激として、現在の状態を作り出してはいるわけでしょうから。
ただより厳しいレベルの戦いや新たな変化の必要性が示された時に、そういう認識の曖昧さが阻害・崩壊要因になる危険性は変わらず包含されていると思いますが。今日はたまたま、おおむね誰もが幸せな位置に「振り子」が来ていただけかもしれない。


僕がギドを高く評価してオジェックに対してそうではないのはあからさまなことですが、だからといって’06年型を継承しろと言っているわけでも全くないのは、続けて読んで下さっている人はご存知だと思います。
むしろ上手く行ったチームほど「継承」なんて作業は極端に難しくて、その一般的危惧が第一。次にだから出来ればダイナミックに組みかえられれば組みかえた方がいいんですが、その際に必要な明快さや力強い指導力を、オジェックが持っていないように見えるというのが第二の危惧。この2段階になっているわけですね。

例えば名古屋戦後の名古屋側の談話。

フェルフォーセン監督

後半は高い位置からハイプレッシャーをかけることができ、立ち上がりはグランパスがゲームを支配していました。

杉本恵太選手

相手はハイプレッシャーで来ると思っていたので、裏のスペースを狙ってDFの脅威となるよう、どんどん裏を突いて行こうと話していました。


この「ハイプレッシャー」という言い方は、知る限り別に日本語のサッカーボキャブラリーとしてそれほど一般的ではないですから、杉本は要するにフェルフォーセンの受け売りを言っているだけだと思います。(笑)
でもその”洗脳”っぷりが、逆にフェルフォーセンのチーム作りへのワクワク感を伝えて来て微笑ましいと思いますし、またフェルフォーセンが名古屋というチームに与えているものの独自性固有性をある程度証していると、そのようにも感じます。

ギドのような親分/モチベーター/労務管理型ならともかく、(今回の)オジェックのように”戦術を教える”タイプの監督なら、別に造語しろとは言いませんが何かしらそういうフックというか、こちらの脳を刺激する何らかのメッセージが伝わって来てもいいようなものですが、どうもこれまでのところ一般論/正論以上の何も伝わって来ないと、これは何回か言いました。

それこそあのラモスだって会見ではもっともらしいことを言ったりするので、結局教えられるか教えられないかは、指導内容の一般的な妥当性ではなく、その内容のその監督なりの咀嚼が出来ているかどうか、そこにかかっていると言っても過言ではないと思います。
そしてそれが出来ていれば、ある戦術なり何なりの自分なりのニュアンス/具体性での把握が為されていれば、本人が意識しようとしまいと”オジェック語”の1つや2つは勝手に出て来るものなのではないかと、そんな風に思いますが。


こんなのが例えば僕のオジェックへの不信感の一つの表現ですが、その”不信”が即ち「優勝出来ない」とかには必ずしも繋がらないのが凄いところですけどね。
仮に上の僕の読み通りだとしても、”継承”を拒否したオジェックのあがきは、回り回って’06年型の再発見・リフレッシュに繋がっているわけで、それだけでも十分にJリーグは戦い切れる可能性がある。

そこらへん、相馬の「躍動感」みたいなものは、逆に何とか落ち着こうとしているチームをかえってかき乱すんじゃないかという、そういう危うい感じもあります。
もう阿部でいいよ、慣れたし。とにかく腹括ろう的な。つかなんかハマらないなあ。


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浦和?横浜FM 

うだるような暑さ、というやつ。うだってましたねえ。

J1第13節 浦和 △1?1△ 横浜FM(埼スタ)

僕なんか早くも暑さ負けして一日中ダラダラしてる中、選手の皆さんにはご苦労様なことで。
中日のACLがホーム戦で良かった。


その暑さの割りには動けていましたし、これといって特に悪いところはなかったと思うんですが、それでまたお馴染みのこの結果というのはそろそろこれが実力と考えざるを得ないんでしょうか。
弱くはないけど強くもない、他のチームも大して強くないので、結局のところ2位という今の順位はこうして見ると実に妥当な感じ。何やら”1億総中流”みたいな(笑)今年のJ1リーグ。

ただ悪いところはなかったですが逆に良いところも特になかったとも言えて、ほぼ’06年型に戻って安定感はありますが、そこからどこに行く感じもなくまた今の状態がピークなのかボトムなのかスタンダードなのか、そのどこらへんに位置しているのかそれすら見当がつかないというそういう気持ちの悪い感じで毎度試合を見ていますが。
・・・・まあ、スタンダード、かなあ、直前の段落の見方からすると。

逆にではなぜ去年はあんなに強かったのか、という疑問が改めて出て来ると思いますが。
去年だってそんな明確な、完成度の高いサッカーをやれていたわけではなくて、言ってみれば(個人技という)偶然頼み、ただその”偶然”が必然のオーラを放つくらい(泉?)、ほぼ毎節高い確率で発動していたというそういうことで。

今年のチームだって、そのイメージの記憶込みで当然相手としてはそういう恐怖感は感じているはずで、ただ「来るか!」と身構えたのに82%くらいまで充填されたエネルギーがなんか勝手に収束してプスプス言いながら不発に終わるというか、あら中折れ?さっきまであんなに元気だったのに、じゃあしょうがないわねそんな日もあるわよ。・・・・ん?何今頃ビンビンになってるのよ、今日は時間切れさっさと帰ってみたいなそんな感じで。(やめれ)

まあなんか、神経性という感じはしますよね。余計なことを考えて、余計な心配事があって集中し切れない、どこからか常に少しずつ力が漏れている
それは「良いサッカー」「正しいサッカー」をしなければという強迫観念が頭の上にのしかかっているとも言えるし、先生は勢い込んで課題を出したけど、その採点はどうなってるのかカリキュラムは進んでるのかあれで終わりなのか、要するにどうなってるの?そんないつも通りみたいな顔して授業進めてるけど。頑張れと言われれば頑張るけど、はっきりしてくれない?これで俺たち結構大人なんだぜ?みたいな。

あるいは逆に去年だってカリキュラムとしては不発だったり監督的に不本意だったり、軋轢だったりそういうものは全然あったと思います。ただそれが試合の準備態勢には持ち越されず、試合自体は至って具体的に、余計なことを考えずに戦うことが出来た。
それが監督の人柄的な問題なのかあるいはもっとはっきり言語的な説明があったということなのか、ともかく今何をやろうとしていて何が出来て何が出来ないのか、だからこの試合はどう戦うのかこうなったらどう手を打つのか、そこらへんがその時々でうまく共有されていた。

多くの時間で主体となったいわゆる堅守速攻スタイルが、そういう現実性/現実主義の結果なのかよすがなのか、両方かなと思いますが、ともかく試合に臨んでは守る時は徹底的に厳しく潰し、攻める時は思う存分個人能力を爆発させて、何ら見えるもの以外について考えたりせずに持てる分の力は発揮することが出来た。

・・・・のかなと。まあ仮に今年の監督がギドだったとしても、同じことを2年続けて同じ効果が発揮出来たとは思いませんけどね。書くことがないのでこんなとりとめのない話になってしまいました。


しかし小野のシュートは入らない。(3度目)
一方でネネのシュートは妙に入る感じがする。
ここらへん、結局シュートの瞬間のリラックスというか勢いというか、いい意味での乱暴さの違いという感じがするんですが。実際よく見ると小野の技術からすれば微妙に常にブレてるんですよね、シュートだけは。フランクフルトで鍛えてくれるか?(嫌です)
ワシントンもあれで結構小野タイプ。型としての完成度は申し分ないとしても。偽ブラジル人。
相馬は少しレッズに馴染んで来た感じが。自慢のドリブルを単なる行って来いの突破だけでなく、”ボールキープ”で他の選手の準備態勢との時間調整にも使えるようになって来た。リズム的にちょっと三都主のプレーに近付いたというか。


長谷部&達也 

レッズブログらしく(?)拾い記事でもやってみようかと。
いや、少しずつ触れて来るものがあったので。


長谷部、今夏シエナ移籍浮上!2・5億円オファー(報知)

浦和MF長谷部誠(23)が、今夏セリエAのシエナに移籍する可能性が高くなったことが30日、分かった。シエナ幹部は昨シーズン浦和の2冠に貢献した長谷部の実力を高く評価。中田英寿氏の後継者と目される司令塔を、来季の躍進の切り札に指名した。1年間のレンタル移籍で、正式買い取りオプション付きの総額2億5000万円の巨額オファーを用意するなど、Jリーグのシーズン真っただ中に若き司令塔の去就問題が一気に浮上した。


報知だし、でも結構自信ありげだなとか、心は揺れますがそれよりも、

MF小野伸二を寵愛(ちょうあい)するホルガー・オジェック監督の起用方針から、現在リーグ戦3試合連続途中出場で、オシム・ジャパンからも遠ざかっている長谷部だが、欧州での評価は絶大だ。


オジェックが小野を寵愛?笑えない。いや、むしろ笑えるか。
ただ今のチーム状態でなおかつ出られない選手が、ひたすら焦らつくばかりなのは想像の出来るところで。とりあえず長谷部が南アW杯に出られないなんて、考えたくもないです。
使いこなせないなら・・・・と、やっぱりちょっと考えてはしまいますね。
オジェックが使い易い選手+外国人で実質十分なんじゃないのという。

力強いドリブル、急所を突くキラーパスを誇る長谷部は、2001年のASローマ時代にセリエA優勝を経験し、現役引退した中田英寿氏の全盛時と酷似し、後継者とも呼ばれる。


聞かねえなあ、それ。酷似?
ドリブルは”力強い”というより”鋭い”タイプじゃないのかと。パスは・・・・出て来た当初は割りと柔らかい印象があったんですが、最近はどうでしたっけ。


5発猛デモ!達也A3杯で復帰へ(スポニチ)

こっちはただただ頑張れと。
再び代表のことを言うなら、達也が早々に消えてしまったことで、オシム・ジャパンはほんと働きアリの集団に落ち着いてしまったような印象があります。何か根本のところでの過剰が。松井もいないし。
プラスするところの才気の輝き。絶対出てくれ’10年。
・・・・ただこういう小さい選手が怪我を繰り返すと、どうにも危うくって。ヴェルディの飯尾なんかもそうですが。骨と肉のあげる悲鳴が聞こえそうな。


アテネ世代はジーコの空白を取り返したいというのもあって、代表に関しては変に前のめりになってしまいます。
相馬・・・・はジーコのせいとはあまり関係ないけど、ついでに頑張れ。(笑)


A3山東魯能戦(テレ東) 

A3チャンピオンズカップ 浦和 ●3?4○ 山東魯能(山東)

4点も取られてそうそう呑気なことは言ってられないかも知れませんが、1?2くらいまではむしろリーグ戦よりも楽しいようなそんな試合に感じられました。
苦しかったし悔しかったですが、メンバー落ちなりにその時持てる力を目一杯結集出来てるすっきりした感じがあって、これがつまり今年のリーグ戦に欠けてると感じるものだということになりますが。ボトムがちゃんと見えていたというか。

そういう意味では所詮帳尻合わせとはいえ、3?4まで追い上げて面目が保てたのはほっとしました。「完敗」ではあるけれど「惨敗」ではなかったと思いますし。


しかし色々苦しいのは分かりますが、リーグ戦の日程は調整してもらっているわけですし、普通に(残りの)ベストメンバーで勝ちに行くわけにはいかなかったんでしょうか。さすがにあそこから更にポンテが抜けてはどうしようもないでしょう。
トゥーリオも達也もブランクをほとんど感じさせないらしいプレーをしていましたし、長谷部だって胸を張って売りに出せるくらい(笑)いいプレーをしていただけに、惜しい。

山東魯能は普段どうなのかは知りませんが、高い個人能力をいい意味で大雑把に、伸び伸びと発揮してくる力強いチームでしたね。ちょっと去年のレッズみたいというか。


A3はACLよりも、シンプルにナショナリスティックになれて見てて力が入ります。
やっぱり「対外国」になるとそっちの方が大きいですかねえ、”クラブ”よりも。


A3城南一和戦(テレ東) 

A3チャンピオンズカップ 浦和 ○1?0● 城南一和(山東)

勝ったぜベイビー。ライブだと知らないで寝てたぜベイビー。

PKとロスタイム5分にはこの野郎という感じでしたが、勝てばかえって気持ちいいです。
まあその他は特におかしいところはなかったと思うので、考え過ぎかもしれませんけど。
ていうかせっかく止めたのに、変な切れ方して慌てさせないでくれよ都築。(笑)


結果的に見ると、一番強いところ(山東魯能)に一番弱いメンバーが当たったという格好になりそうですね。ポンテのコンディションに大きな問題があるのでなければ、3戦通して満遍なく選手を使うというのは、そもそもの予定の行動なんでしょうし。
それで結果的に上手いこと優勝できれば、なんて駆け引き上手という話になりますが。(笑)

思い返せば「ターンオーバー」なんて話もありましたし、新チーム立ち上げに当たってほんとはもっと早くこういうことをオジェックはやっておきたかった、またはやっておくべきだったのかもなと少し思いました。真面目な人だけに、ある程度機械的にまず満遍なく試してみて、その後順々に絞って行く・ハメて行くという過程があった方がやりやすかったでしょう。

その点ACLは冗談にも落とせないし、遊べるチーム状態でもなかったし、やらずにここまで来てしまった。プレシーズンマッチとはいえブルズカップは相手は強いし、”日本代表”としてのメンツも妙に強く感じるし、かなり最初から固めていかざるを得なかったですから。
ただでさえ難しい「前年度優勝チームの引き継ぎ」という作業を、随分厳しい環境でやってますよね、分かっていたことですが。

この大会が遅まきながらのいい再スタートになるか。はたまたこれで長谷部の機嫌は直るのか。(笑)
せっかくだから優勝したいですね。次何とか頑張ってくれ、城南一和。


小刻みにポストを繋いでグイグイ縦に出て来るというのは、伝統的に韓国サッカーの得意技ですね。中東のチームとかも結構やるし、ひと昔前の日本代表がかなり手を焼かされた記憶が甦りました。腰が引けたら絶対止められないんですよ、あれは。
1戦目を見る限り似たようなことを今の中国チームもやって来るようですし、苦しいでしょうけどちゃんと早目のプレッシャーをかける、その時間を長くすることを3戦目は努力してもらいたいです。


A3上海申花戦(テレ東) 

もうJリーグなんて怖くない。

A3チャンピオンズカップ 浦和 ●1?3○ 上海申花(山東)

・・・・て、気がしてきませんか?(笑)。トホホ。


ちょっと勘違いしてましたね。まさかこの後の日程までこんなきついとは。
なんで滅多にない水曜開催までちゃっかり控えてるんだよ。ほんとに地獄だな。
そんな中J’s Goalの監督会見でしつこく”ベストメンバー”問題でオジェックを追及しているのは、やっぱり中国人記者なんですかね。

ともかく予定通り、選手の大棚さらえはきれいに完了しました。
これにてミッドイヤーのプレシーズンマッチ(?)、終了。
これから本番に向かいます。こんな時にちゃっかり故障してるシンジは、やっぱりちょっと微妙に印象悪いぞ。(笑)

まあなんか、気の毒過ぎてあんまりもうオジェック批判とかする感じじゃなくなって来ちゃいましたね。ともかく何とか、一緒に今シーズンを”完走”しないと。
真面目にやっと背景を共有できたというか、ここを”ゼロ地点”に出来る可能性を感じた、そういうとにかくしんどい3試合でした。
・・・・ていうかよくよく考えると、ギドの勝ち逃げってちょっとずるくないですか?(笑)。優勝した「責任」をちゃんととってもらいたい。こんなにきついんだから、せめて体制くらい継続しておいてもらわないと。何でもかんでもいっぺんには。


しかしいくら地の利があるとはいえ、Cリーグクラブなんでこんなに強いんでしょう。特に上海申花(優勝)には、ACLで完全に騙されました。まさかこっちが本命だったとは。(笑)
でもまあ、中東も併せた比較においても、J/日本人のフィジカルのほぼ最弱ぶりは、改めて確認されてしまいましたね。今後もそのつもりでやってかないと。

週末は楽して勝ちましょう。引きこもってカウンター1,2発、実働5分くらいで十分。(笑)


FC東京?浦和 

A3効果?

J1第15節 FC東京 ●0?2○ 浦和(味スタ)

あるような気がするんですけどね、やっぱり。完勝。


言わずもがなの過密日程を考えれば”上々”としか言いようがない、しかも隙のない安定した内容で勝利。
具体的にどこが良かったのかというと・・・・どこでしょう
(笑)。いや、特にどこということではなく、満遍なく良かったと思います。今年レッズについて言われる様々なキーワード、ポゼッション、プレッシング、個力、ディフェンス、カウンターetc全ての要素が、それぞれにバランス良く平均して高い水準で発揮されていました。

苦しくないわけはないんですけどね。疲れてないわけも。
この日も十分に暑かったですし。
ただそれ以上に、あるいはそれをも含み込むような形で高揚する精神力と集中力が、これまでにない自然な統一性をチームにもたらしていました。・・・・基本的にはあくまで自然発生的なものだと思うんですけどね、勿論ここまで様々に与えられた教示を共通の手がかりとしてではありますが。

何か新しいことをやっているわけではなくて、やはり苦しくはあったけれど半面時の流れを止めて3試合じっくりおさらいと洗い直しと虫干し(笑)を行なうことが出来た、A3の経験が活きていると思います。去年の特に終盤から、天皇杯も含めてどたどたとせわしなく流れで何となくやっていたものを、ようやく少し落ち着いて自分たちを見直す時間が出来た。

そして勿論、新チーム”ゼロ地点”としての共通経験と。
色々合わせて凄くスムーズな形で、一体感を持ってシーズン再開を迎えることが出来た。
・・・・とはいえこの日程ですから、それ以上にヘタってもおかしくなかったところを、踏ん張って前向きなエネルギーを出し切った選手たちはほんとに凄いと思います。啓太の言うように、お互いをいい意味で見張るというか、意地を張り合うというか、そういうところもあったのかなと。倉敷アナは「ビッグクラブの責務を引き受け切った」と称えていましたが。

とは言え、早く休ませてあげたい。(笑)
「底力」なんてそういつもいつも使っていては持たないですからね。実際には紙一重だったと思いますこの試合も。
ある程度フレッシュな状態で、今日見出したバランスをどのように実行出来るのかも見てみたいですし。案外また考え込んじゃったりするかも知れませんけど。(笑)
ていうかそれ以前に中2日で続くあととりあえず2試合、このペースで持つのかな。


よりサッカー的技術的なことを言うならば、達也、長谷部、それにトゥーリオの”復帰”で、それぞれのラインでアクセントが出来たというか、人材のバラエティが整ったというか。相馬も多少は貢献。(笑)
元々それほどインスピレーションのある組み合わせ方をする監督ではないので、そこらへんの自然な効果は大きいですね。(相変わらず山田さんだけは活きてませんが)

ちなみに味スタを一方のホームとする僕としては(笑)、悪名高い芝状態にワシントンがズルズル滑ってるのを見てさもあらんとニヤニヤしてましたが、半面ポンテと達也が全然平気なのを見て凄いなと。
達也は勿論としてポンテも結構なコマネズミですよね。ブラジル人だけど取り替え式(のスパイク)使ってたりするんでしょうか。ちょっと僕は見ても分からないんですが。


浦和?神戸(前半のみ) 

J1第16節 浦和 ○2?0● 神戸(駒場)


コンディション不良でついハーフタイムに寝入ってしまって前半しか見てないんですが(それもたまに寝ながら)、そんな時に限ってスカパーの再放送が遥か彼方のようなので(笑)、その範囲でメモだけ書いておきます。


さすがに前節FC東京戦ほどの耳鳴りのするような勇壮な緊張感は収まっていましたが、さりとて反動でどっと落ちるとかそういう様子もなく。
いや、結構乱雑なところもありましたが、それでオタオタするというよりもむしろ別にいいだろやるときゃやるからさというふてぶてしさの方を感じて、それでうっかり大船に乗ったつもりで寝てしまったわけですが。(笑)

なんかね、挨拶代わりの帰国初戦の後に見せた”日常”の顔が、妙にどっかで見たようなというか、はっきり言えば去年の顔みたい。いい意味で。
どう言ったらいいんでしょ。「監督の影の無いチーム」、かな。いい意味で。
練習はちゃんとしてる。指示が出ればそれもその都度ちゃんと応える。でもそれ以外は要するに選手がやってる。当たり前のように。いい意味で。

それが凄いとか凄くないとか、手法論的にどうとかいうのは置くとして、結局そうするのが自然なメンバーなんでしょうね。いい意味で。
今週のサカダイのA3記事にも出ていた『監督と選手の関係整理』の結果、オジェック下でもようやくそれがスムーズに出来るようになった。いい意(以下略)
やることは監督さん、あんたに勿論従うよ。でもやるのもやり方を決めるのも俺らだよ。そこんとこは了解してもらわないとね。・・・・いい意味で


一方オジェックの顔色の方を窺ってみると、典型的1トップのFC東京から2トップの神戸に相手が変わって、システムも4から3にチェンジして来ましたが、またその並び(メンツ)が気恥ずかしいくらいのギンギラギンの正統派の3?5?2で。

    達也    シトン

       ポンテ
相馬            山田

   長谷部   啓太

  阿部        坪井
      トゥーリオ

       都築


根がクソ真面目のオジェックの圧倒的なフィット感が伝わって来るというのと、当たり前過ぎて去年の3?6?1から直で移行していたら、悪くはないけどぼんやりした感じにしかならなかった(実際そういう時期もありました)ろうなというのと。
ここまでの苦しみの道程と、A3というシャッフルキャンプと、ここに来てのようやくのフルメンバーの勢揃いと、色々凄くいい感じに合流しているなという。風が吹き出したかなという。

別に誰が予定したというものでもないと思うんですけどね。その時その時皆ながそれぞれの立場で切れずに(たまには切れたけど(笑))やって来た集大成というか、ご褒美というか。
この先「無敵レッズ」が出現したとしても、それが必ずしもオジェックの”成功”とか”手腕”だとは僕は思いませんが、”4”と”3”の問題も含めて、ともかくも蒔いた種が一応収穫出来ているとは言えるのかなと。

別にもう突っかかる気はないんですよ。ただ”手腕”というのは正に他ならぬその人だから出来たという、そういう仕事に対して言うべきなので。そういうものとは。
やはり主役は総体としてのレッズというチームだと思いますね、あくまで。生き物というか。


・・・・なんつう大きな話をハーフゲームの感想として言ってしまうのもナンなので、今日はここまで。(笑)
去年はからっきしだったシトン達2トップがなぜ今年はいいのかという謎なども含めて、もう少しちゃんと試合見てから。


清水?浦和 

エンジン暖めてる内に終わってしまった試合。

J1第17節 清水 ●0?1○ 浦和(日本平)

ちなみにオフィシャルの『過去のゲームレポート』の欄が更新されてないのは、ウチのブラウザだけだったりします?


今年のJ1の「混戦」というのは例年になくレベルの高いものに感じていまして、それぞれのチームがそれぞれに戦術的にいいところがあり、若手やら無名の外国人やら、カテゴリーを問わず意外な活躍や復活をする選手も多くてかなり盛況だと思います。
・・・・”一億総中流”という感じも確かにしますけどね(笑)。セルジオ越後は気に入らないでしょう。

だから浦和がボケボケしながら2,3位に常にとどまっていられたのも、他が甘いからというよりは潰し合ってくれているからという面が大きかったと思いますが、それでもやはりガンバの蓄積の厚みとレッズの何やらの厚みは別格なようで。
・・・・何やらってなんだという話ですが(笑)、なんか分かんないけどとにかく”厚い”んですよ、レッズは。とりあえずは「選手層」かも知れませんが、それよりもむしろレギュラー/スタメンの選手が直接的に展開するサッカー、喚起する雰囲気そのものの厚み。後はワシントンの胸板とか、トゥーリオの面の皮とか。潰しても押し込めてもブツブツ言いながら何となく受け止めて、いつも同じ感じでそこにいる山田さんの存在感とか。

ガンバはサクッと切ったら綺麗な年輪は見えそうですが、それを剥がそうとすると割りとスススとこれも綺麗に剥がれそう。レッズは上手く切れないし”年輪”もグチャグチャしてて、剥がそうとすると変な液でカブれそう。何の話だ。


ともかくこの試合は、本格化・安定化気配のJ・VIP(なんて言葉はない)レッズと、中堅チームエスパルスの越えられない地力の差・・・・なのか先方が調子が悪かったのか分かりませんが、圧勝したわけではないけれどやられる危機感を90分通してほとんど感じない、正直拍子抜けの試合でした。

レッズの出来は変わらず水準をキープしてましたし、最終的に力の差はあったとしても、それにしても無抵抗だったような。それなりに組織されたいいチームだとは思いますが、一つ一つのプレーに本気の成功を期待し切れていないような、レッズの胸板(笑)に最初からあー駄目だと思いながらやっていたような。
直接的にはFWの非力さというのが大きいんでしょうけどね。せめてフェルナンジーニョにはもう少し存在感を発揮してもらいたかったような気がします。1サッカーファンとして。

こうしたマッチアップのどこまでがレッズの”圧倒的実力”によるものなのか、次節上り調子のジュビロとの対戦はそれを測る意味で楽しみですね・・・・て、どこのTV解説者だよという感じですが(笑)、どうにもあっさりし過ぎてあまり掻き立てられるもののない試合だったということで、悪しからず。

・・・・うん、そうだ。ほぼ同時に復活して来た田中達也前田遼一、2人の天才のライバル対決という、そういう感じで見てみましょうか。いいですよねこの2人は。少年漫画っぽくて(笑)。別にサッカー漫画に限らず。○●△*%#ーーーっ!とかって必殺技名がポンポン口から出て来そうな。『サッカーの王子様』?

個人的には2人合わせて前園の後継者というか、それぞれの方向への進化形というかそういう感じでも見ています。リアルストライカーとポストマン(or前線のゲームメイカー)という。
前園が果たせなかった和製天才ドリブラーの、国際舞台での本格的な活躍を。


磐田?浦和 

日本平から続く”静岡シリーズ”、美味しくいただかせていただきました。

J1第18節 磐田 ●0?2○ 浦和(エコパ)

いいんですかね、こんな楽して。
しかも負けてるのに地元局の解説の桑原さんの明るいこと。いい人だ。(笑)


ちょっとわたくし事というか、両方のブログを見てくれている人限定みたいな話になっちゃうんですが、みどりの方のセレッソ戦、あかの方のこの試合(の前半)と立て続けに見てしまうと、「プレッシング」というのがいかに現代サッカーの基本/前提であるのかというのを今更ながら、分かり易過ぎるくらいに分かり易く認識させられてしまいます。
プレスさえなければ、上手いチーム、上手い選手というのはどれだけ楽に、何でも出来るのか。そこらへんの威力というのは本質的にはペレの時代と、多分何にも変わっていない。

ひと皮剥けば、ペローン。
だからこそ某ラモスみたいに、醒めない夢を見続けようとする人もいるわけでしょうけどね。
案外単純だなあ、サッカーって。上手いか、上手くないか。プレスするか、しないか。

特に清水や磐田の静岡勢なんてのは、基本的に素直な品の良い、いやらしくもがむしゃらでもないサッカーをするチームですから、ちょっと前提としての圧が緩いだけで与し易いこと与し易いこと。
上手さ比べを挑んで上手さの差の分素直に負けてくれたというか、上手さといやらしさ(と隠し味としてのがむしゃらさ)という二段構えのレッズに対して、備えなく来てくれたというか。

ともかく試練の6月の最後は、思わぬ楽勝続きでした。


さて前節後にはこの磐田戦を、現在の浦和の力を測る試合と位置付けていたわけですが、出来たのか出来なかったのか。
磐田については単なる戦績だけではなく、一つ前の横浜FC戦で実際に快調さをつぶさに見ていただけに、正直この試合での手応えの無さにはかなり驚きましたが。

清水の健太監督も、磐田についての桑原解説も、共にある種の浦和に対する”気後れ”というのを自チームの不出来や消極性の原因として挙げていました。磐田のアジウソン監督が「原因不明」を連呼しているのも、逆にそういう身も蓋もない、言いたくない理由を認めているようにも読み取れますし。
こういうのは直接的に浦和の「出来」や技術的戦術的「能力」としては語りづらいので、何とも困るというかちゃんとやってくれよという感じもしますが(笑)、ともかく現実としてそういう期せずして相手を萎縮させるような力を今の浦和は持っているらしい。それは十分に「実力」と呼ぶべきものと言えるでしょうが、中身を具体的に問われたりするとちょっと・・・・。

強いは強い。去年並みに自信を持っていいレベルに来てるとは思うんですが。
特に磐田戦なんて、攻撃面で最も代えの利かない選手であるポンテを欠いていてあの盤石さだったわけですからね。そのことに戦前希望を見出していただろう、何割かの磐田サポの気持ちを想像すると切ないくらいです。(笑)
小野は確かに頑張った。でもどんなにその行使した個別の技術が素晴らしいとしても、正直この試合小野がレッズを助けたより、遥かにレッズが小野を助けた方が大きかったと思います。小野がやらなければ誰かがやっていたと思いますし、他のチームで久々登場の小野があんな余裕のある力の発揮の仕方が出来たとはとても思えません。会社の名前で仕事をしただけだとまでは言いませんが。(笑)


自分のことを言うとヴェルディ、日本代表と、今まで「自分のチーム」という意識で注視して来たチームもそれぞれに”強い”時期はありましたが、どちらかというとイケイケor生真面目タイプで、今のレッズのように隙のない、かわいげのない(笑)タイプの強さを身に付けたことはなかったんですよね。だからこういうタイプの強さをどう説明したらいいのか、あるいはそういうチームについて何を語ったらいいのか、正直未体験ゾーンです。
それこそ例えばFマリや鹿島のサポに聞きたいくらい(笑)。何を語って来ましたか?

いやほんと、強くなればなるほど語るのが難しくなって来て、だから伝統的にこういうタイプのチームはマスコミやファンシーンの受けが悪くて仇役になりやすいんじゃないかと。(笑)
プロスポーツの存在意義って、案外見ることでも応援することでもなく、語る/語られることにあったりするので、自然語りにくいものはそれだけで罪は無くとも疎まれる。
去年はそれでも「リアクションだから」「ノーリスクだから」みたいな理由づけ・図式化が出来たわけですが、今年はそれすらも難しくなって来ていますし。さてという。
強い強いとだけ言ってても仕方がないですしね。(笑)

恐らくこの先勝っても勝っても、レッズなりにポゼッションしてもしても、「楽しいサッカー」的な称号はガンバや甲府に独占(寡占)されて決してこっちには回って来ないでしょう。(笑)
ますますACLやその先のクラブW杯みたいな、勝つだけで大いに意義がある目標の価値が大きくなる気がしますが、まあそれは元々望むところということで。


取り止めないですが、こんなんが中断前に思うこと。
ガンバとの気の進まないナビスコでも見ながら、僕も改めて語り方を考えてみたいですが。
むしろボコボコにされた方が切り口が・・・・とかいけないことを考えそうになりますが(笑)、まあそんなことは。(しかしやりたくないなあ。)

尚今月から試験的に『web拍手』『ブログ拍手』に切り替えてみますが、使い方は同じなので気にせず今まで通りの基準で対処していただけると。いつもありがとうございます。


ナビスコ準々決勝G大阪戦(1stレグ) 

やってもうた。

ナビスコ杯準々決勝1stレグ 浦和 △1?1△ G大阪(埼スタ)

1?0でいつものように「あと1点足りない勝利」で苦笑いするはずが。
ほんとに足りねえじゃねえかよ。アウェーゴール2倍って何?僕知らない。(笑)


まあ実際には「追い付かれた」ことの方が普通に予想外、計算外だったわけですけどね。
アウェーゴール云々はおまけというか、事態をより分かり易くしてくれるポップというか。
やっぱいかんよね、”1点足りない”のは。リーグ後半戦に向けて、そろそろ真面目に反省しないと。
逃げ切れると思っちゃってましたからねえ、正直100%。やられましたわ。

放送席は「白熱」「伯仲」を強調してましたが、途中まではむしろ”圧勝”気分で僕は見ていました。
どちらも代表&故障離脱を複数抱える条件下での、Jを代表する2強の激突・・・・だったわけですが、内実には結構違いがあったように思います。

片やガンバは熟成の連携力・組織力を売りにする完成されたチームで、一方のレッズは圧倒的なの力の組み合せのやや場当たり的な発動で勝ち続けているというのが少なくともここ2年間の定評と言っていいと思いますが、反面実は特定選手、いつものメンバーの決まった組み合せへの依存度は、ガンバの方が高いとも言える現実があると思います。
緻密ゆえの脆さ、ラフゆえのタフさ。

メンバーの抜け方自体も多少ガンバの方が不利だったかなというところはありますが、ともかくガンバにとってこの試合は明らかに「特殊な」試合だったと思いますが、レッズにとっては実は「いつもの」試合みたいなものなんですよね。
えーと今日のメンツは・・・・システムは・・・・。あー、そうですか、分かりました。では皆さん今日も元気に張り切って、どちらさんも怪我なく頑張って行きましょう、という。(笑)

だから戦前はちょこちょこ半端にやりたくないという理由で嫌がってた「ガンバ戦」でしたが、蓋を開けてみれば「別にガンバじゃないからいいか」というそんな割り切りがすぐに出来たくらいで。(笑)
欠場予定だった小野の健在(ポンテとの久々の競演)という要素もうまくプラスに機能してましたし、まあなんか、軽いなと。先制出来たし、実際普通に押し込んでましたし。

そこで突き放せてれば内実をちゃんと形に出来たというか、ガンバの痩せ我慢を粉砕できたと思うんですけどね。向こうの交代策なんて気の毒なくらいインパクトなかったですし。今更中山とか言われても。


ただたまたま追い付かれた、わけではないですね。
追加点が取れなかったことと併せて、”終戦”ムードを作り切れなかったのは確か。こちらの流し方、畳み方に、余裕とまでは言い切れない逃げというか弱味を内包した事なかれというか、そういう雑味が残っていた。それでもここんとこの対戦相手なら誤魔化せたかもしれませんが、そこらへんはやっぱりさすがというか、腐っても(腐っても?)ガンバというか。

要因としては一つは単発ながらのガンバの抵抗力。倉田の頑張り・・・・くらいならまだフフフとも言ってられるんですが、二川のは!あの野郎。凄いじゃないか。(笑)
今更ですが、いや実にいい選手ですね。本質的な巧さを持っているというか。分かってても止められない。メンバー落ちのこの日は特に「王様」でしたし。地味な性格で定評のある選手ですが(笑)、遠藤と同じチームにいることはこの選手にとって幸福なんだろうかと、改めて考えてしまいました。
余りにも宿命的な二番手扱い。名前まで「二」川だし。(笑)

もう一つはやはりオジェックの無策。守備にも攻撃にも運動量にも、結局何の手当ても出来ずに消耗するに任せてしまったこと。
3バック固定は覚悟としてはそれはそれでいいと思いますが、1トップマグノに明らかにマッチングのロスを衝かれてるのに最後まで対応出来ず、前の方も・・・・せっかく珍しい選手沢山ベンチにいたのに・・・・て、あんまりこういうことは言いたくないんですけどね。

言われ尽くしてるだろうというのと、ようやく折り合って「空気」化することに成功したオジェックとの関係を、またややこしくしたくないもので。僕だけ?違う?(笑)
ともかくそんなナビスコの”遺産”は最悪ですからね。次は何とか格好つけて欲しいものです。えらい他力本願な望み方ですが、でも結局結果なんですよねこのチームは。


まあ尻に火が点いたところで、次は本気出すと思いますから。
ちょっとだけでしょうが。・・・・あ、それがイカンのか。(笑)
マグノ大丈夫だったのかなあ。(終了間際負傷退場)


ナビスコ準々決勝G大阪戦(2ndレグ) 

ひい、ふう。

ナビスコ杯準々決勝 浦和 ●2?5○ G大阪(万博)

途中参加でいきなり敗退だと、さすがに”準々決勝”の文字が恥ずかしいですな。


ひい、ふう。みい、よお。
テレビとはいえ、今週はヴェルディと代表関係合わせて6試合目の観戦(&執筆)で、さすがに疲れました。しかも最後これだし。はは。

と、いうのは単なる僕の事情なわけですが、なぜかレッズとガンバの両チームも最初からどうもライトな感じで、先週の緊張感はどこへやら。雨の影響・・・・には必ずしも見えないんですけどね。
ただし結果は御覧の通り、ガンバの方に一方的に。なんででしょう。今イチよく分かりません。

考えられるのは前回の内容に加えて「ノートップか」などと伝えられるガンバの状況に、もらった気でいたのかなんだかふわっと、普通に戦ってしまったレッズに対して、そういう逆境を認識して「リトリートしながら、ブロック、ゾーンを作り、守備でハードワークしながら狙う」というしっかりした、どちらかというとレッズが得意とするような戦い方を徹底して来たガンバとの差みたいな部分がまず。
・・・・ただしオジェックの言う「ガンバはうちのやりたいことをやっていた」というのは、多分そういう(守備重視という)意味ではないんだと思いますが。単に”しっかり”のところかなと。まあいいや。

ともかく前回言ったレッズの「いつもの」の強味とガンバの「特殊な」の弱味が、今回は逆に出てしまったと一応は言えると思います。

ただ一方でレッズのふわふわはそのまんまとしても、ガンバの方は妙にリラックスして、それで最初から勢いがあったようにも感じるんですよね。同じ「緊張感」の欠如(注・冒頭)でも、意味が違う。まるでメンバーが欠けたのではなく、戻って来て「さあ行くぞ」という態勢にあるそういうチームみたい。ちょっとちょっと、話が違うじゃない。(笑)

ここらへんはマグノOUT播戸INの微妙な効果、言い換えると両者のチーム内での位置、人望の差みたいなものがあるのかなと。つまり片やマグノはバレーにエースの座を奪われていらつき気味で、移籍の噂も出たりするそういう選手で、一方の播戸は何も悪くないのに外国人2人にポジションを強奪されかかり、それでも頑張って出た時にちゃんと結果を残して来たそういう選手であると。
だから例え故障上がりの半ば無理矢理の復帰であろうと、マグノと播戸の入れ替わりは戦力的には見かけより遥かに”純増”に近いという、そういうことがあるんじゃないかなと。・・・・まあ1トップの適性の差というのも勿論普通に。

家長は・・・・寺田と比べるわけにはいかないのは確かとしても、どのみち「当たるも八卦」的な存在なんじゃないかと思いますけどね(笑)、ガンバ的にも。当たってんじゃねえよ。
そういう意味ではファイター安田の復帰の方が本質的には大きかったか。


正直思わずゼロックスを思い出さずにいられない、ズルズルとした崩れ方には、何かそういうものを引き出すマッチアップ要素がガンバとの間にあるのかということを真面目に考えなくてはいけないような気もするんですが、面倒なのでやめます(笑)。とりあえず忘れましょう、今回は。
いや、なんかねえ、ぴんと来ないんですよこの試合。結果は結果として。

偶然と力ずくで誤魔化して来た部分の大きい、今季のレッズの「強さ」の裏に、こういう顔が隠れているのは確かというか、思い知らされて身が引き締まるということは言えると思います。攻守とも実はテキトーですから。何一つ特に徹底されない中でようやく手に入れかけた「強い」バランス。
でもはっきり言って今は別に教えてもらいたくなかったんですよね。これからじっくり、『嘘』を完成させていく予定だったので。とっくに知ってるというか。

だから忘れましょう。今更本質は変わらないとして、年末までにどこまでたどりついてるかがあくまで勝負。毎年毎年そのチームなりの強さの可能性があり得るわけで、それを楽しんで行くのが見る方の「仕事」というかプロフェッションというか。勿論選手も環境は選べないわけで。
くれぐれも引きずらないように。再開後の最初の何試合かは、凄く大事になりそうですね。


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