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2.それはどのようなものか? 

・・・・多重人格者のプロトタイプ

*”プロトタイプ”

原義は「試作品」。ここでは主に「典型」や「標本」、「最大公約数的イメージ」の意味。
『1.それは本当か?』で紹介した、今だ諸説分かれる”定義”の問題を補完、展開する為の具体的記述。(ただし個々のイメージや解釈の妥当性や一般性については、この章では判断されない。)


時間喪失と健忘

「まず初めに、多くの多重人格者は、激しい抑鬱に苦しんで助けを求めてやってきた。だが不幸にも、抑鬱を伴う病気の数は非常に多い。診断名をはっきり特定するための手がかりとして役立つ徴候は、時間を失うことだ

「(前略)このように近時記憶の中に空白部分があるのは、中心となる人格が交代人格に取って代わられてしまい、その交代人格についてホスト人格は記憶がないからである」

「時間については間接的な手がかりもある。患者から生活史を聞き取った後、普通、臨床家はその話が十分つじつまの合うものでないことに気づく。患者は自分の過去について、いつ何が起きたのかを思い出すことができないか、または自分の人生に起きたはずの出来事がつながらずに混乱している。多分、その理由は、未知の交代人格たちが時々支配的になるために、彼らがいつ、何をしたか、本人には分からないからだ。」

患者の生活歴のある一年だけが他の部分と著しく異なる場合、その期間は交代人格が支配的になっていたのではないかという疑いが起きる。スティーヴという患者の成績表を検討したとする。彼はずっと優等生だったが、中学一年生の年だけすべての科目がDになった。唯一の例外は家政科で_、この科目はAだった。二年生になると、彼はまたしてもAばかりの優等生に戻った。この理由は、中学一年生の時、スティーヴの中にある女性の交代人格が現れたからかもしれない。」

悪夢・フラッシュバック・幻覚
「遠い昔の厄介な出来事らしきものの記憶がぼんやりと現れたり、過去、それも子供の頃の鮮明でぞっとするようなイメージについて、猛烈で統制不能なフラッシュバックが起きたりする」

「眠りに落ちる前の意識がもうろうとする時間や、目覚める直前の眠りが浅くなった時に、夢でも空想でもない恐ろしい幻覚を体験する患者もいる」(”入眠幻覚”と”出眠幻覚”)

中毒・オブセッション(強迫)・性癖
「多くの多重人格者はアルコール依存症歴や薬物中毒歴を持つ。」

「例えば、多くの無食欲症患者がセラピーに抵抗するの、交代人格がホスト人格に食べるなと命令する一方で、別な人格が多食を働きかけるためだと解釈することができる。」

「彼女は、外側からの声や神の声ではなく、自分の頭の内部からの声(注:他の人格たちの話す声のこと)が聞こえると言うかもしれない。」

「乱れた性的関係は、例外的な事例どころか基本的事例とみなされる。」

交代人格たち
「DSM??によると、個々の人格はほとんどの場合まったく一致せず、しばしば正反対のもののように見えるという意味の説明がある。表面に現れている人格が保守的で用心深く内気であれば、交代人格の一つは、元気があり軽薄で粗野な場合が多い。」

「昔の二重意識と違って、現代では人格が二つしかないような多重人格者などまずいない。十を越える交代人格はごく普通で、サンプルによっては一人あたり二十五人格が平均ということもある。」

「多重人格者の中には、自分のことを“われわれ”と呼びたがる者も現れてきた。」
「交代人格の中には他の交代人格のことを知って、実際に知り合いになり、話をしたり何らかの活動に一緒に加わることもある。」(”共在意識”)

「交代人格には意地悪なものや、残酷なものがあり、中には、自分が憎む他の交代人格を殺すために自殺してやると脅迫するような邪悪なものもいる」

「邪悪な交代人格とバランスを取るかのように、手助けをしてくれる交代人格がいるため、臨床家の中には、この人格を探して、セラピーの助手になるよう勧めるものもいる。」

「セラピーを受けているほぼすべての多重人格者は、子供の交代人格を持っている。」

「一個人の持つ交代人格は年齢が違うだけでなく、人種、性的傾向、さらに性別さえことなる場合がある。」
「人格が交代すると、筆跡も変わる。」
「多重人格者の中には、自分がやりたくないことや出来ないことを、交代人格を使ってする者もいる。」


「多重人格は順応者としての面を多く持つ・・・・彼らは『狂気』とはかけ離れており、交代人格のいくつかは正常な人間の異なるタイプなのである。」
「実際のところ、交代人格は、感情の範囲が少々狭い以外は、われわれと異なる点など何もない。」


「多重人格と診断された人の多くはサービス産業で働いている」

「多重人格者は信じられないくらい暗示を受けやすく、簡単に催眠術にかかる。」



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