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3.運動(1) 

多重人格”運動”

「心理学的「運動」が一般によく知られるようになったのは、狂気が医学の対象となり、精神分析が出現してからのことである。ジークムント・フロイトが基礎を作り、支配した精神分析運動を知らない者はいない。」

「大まかに十年単位で考えると、多重人格運動は六〇年代に芽生え、七〇年代に表舞台に現れ、八〇年代に成熟し、九〇年代には新しい環境に適応しつつある。」

「多重人格運動の中核をなす必然的な要素は、魅惑と嫌悪と怒りと恐怖が入り交じった、幼児虐待に対するアメリカ人の強迫観念だ。」



プレ”運動”

(1)19世紀の小説

『ジキルとハイド』『二重人格』(ドストエフスキー)『赦免された罪人の回想と告白』など。

・・・・医学というよりむしろ小説が、二重人格という観念をヨーロッパの意識に定着させたのである。


(2)『イヴの3つの顔』 ・・・・”多重人格伝記”の代表。映画化もされたベストセラー。

*クリス・コナー・サイズモアという女性患者を治療した二人の精神科医による。1954年

「しかし『イヴ』が現在の多重人格運動を始めたわけではなかった。(中略)多重人格が離陸するためには、それを説明し定着させるだけの大きな文化的枠組が必要だった。『イヴ』が登場したのは、幼児虐待がアメリカ人の強迫観念になる前のことだった。」
「『イヴ』が、最近の多重人格とかけ離れた存在になっているのには、特別な理由がある。担当医はわずか三つの人格しか引き出せなかった。」

「彼女は次の本『わたしはイヴ』で医師たちを罵倒し、彼らを裏切った。彼女は自分の中に、二十以上の人格と、隠されていた虐待の歴史を見つけ出した。彼女は運動に参加したというよりは、一九七〇年代に現れた新しい多重人格の姿の完璧な見本の役目を果たした。」
「イヴが最初にかかっていた精神科医たちは、後に、多重人格運動を非難するようになった。」



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