スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

レッズは最後までレッズ 

J1第34節 浦和レッズ○3?2●ガンバ大阪(埼玉スタジアム)


得意技”気が付くとポンテ””泣きっ面にワシントン”のコンボで、追いすがるガンバを危なげなく突き放して予定通りリーグ優勝決定。
いや・・・・ここんとこの流れそのままに決して万全の戦いではなかったですし、1点先制された時は少しだけドキドキしましたが、”ありあまる実力を必要最低限だけ発揮する”というのも、今季のレッズの立派な仕様ですから。(笑)

初優勝(あんまりそんな気がしませんが)おめでとうございます。期間限定サポの僕も、あえてテレ玉で(ここ重要)しっかり応援させていただきました。
・・・・実際演出なのか音響機器の予算の差なのか(笑)、NHK版よりも各段に歓声が生っぽくて断然こっちの方が良かったです。今季はさんざんお世話になって、苦手だった上野晃アナの喋りのジジ臭さも、気が付くとすっかり気にならなくなってしまったなあ。


しかしかえすがえすもポンテは卑怯。そのポンテでこの試合を決めるレッズも卑怯。そこにワシントンが漏れなくついてくるのは勿論言語道断。

とにかく基本的に今季のレッズは卑怯でしたね。(笑)
よく、ある強いチームを「どこからでも点が取れる」とか「代わる代わる(ヒーローが)出て来る」とかいう誉め方をしますが、レッズのそれはそれだけにとどまらない。現象としては確かにそういうことなんですが、それがチーム結束してとか組織としてとか、あるいは総合力としてとかそういう言い方で済ましてしまうと何か違う気がする。

つきり何かというとチームの足し算としてだけではなくて、個々の選手のレベルで既に「どこからでも」「代わる代わる」が成立しているんですよね。足し算の足し算、もしくは足し算+かけ算の二重の厚味になっている。
どっかの前代表監督や現緑チームの監督などとは違って、ブッフバルトはガンガンに統率して立派な規律をチームに与えているんですが、にも関わらず個々の選手の自発性や柔軟性、それらから来る意外性は全面的に光り輝いている。

ポンテの変態性と小野の天才性、三都主の人間ルーレット性、山田暢の怪奇性と闘莉王の暴虐性、それに永井の小悪魔性(笑)。ワシントンも物凄く確実なのに物凄く当てにならないし、ニュアンスはそれぞれ違いますがとにかく分からない連中の集まり。
鈴木啓太や長谷部の真面目さが、コントラストでかえってこれもアクセントになってしまう時があるくらい。それぞれがそれぞれに寝たり起きたり、爆発したり消えたりを繰り返す。

いったい今誰が寝てて誰が起きてるのか、誰をどう警戒していいのか誰か忘れてる奴はいないのか、試合中にメンバー表覗き込んで確認したくなるんじゃないでしょうかね。ほぼ毎試合見てても、しょっちゅう「ああそっかあんたもいたのね」ということがありましたから。しかもそれが決め手になったりする。どうやって捕まえろと。

勿論基本的にはヒット率が高め寄りで揃ってるから優勝出来たわけですが、かといって普通の強いチームのように足並み揃えて襲いかかって来る感覚やオートマティックなサポート/穴埋め関係が成立していたわけでも、またそういう圧がかかっていた感じでもなく、どこまで行っても割りと適当。
そこには体質の部分と純粋に不徹底の部分とが混在していたんだと思いますが、結果的には試合単位でもシーズン単位でも、その時その時チームが必要としている力を誰かがどこかから必ず運んで来るという、そういう底無しの柔軟性に繋がっていたと思います。(この試合ではポンテがそれを運んで来たわけですね)

・・・・で、実質ほとんどそれだけで1年乗り切ってしまった。卑怯。(笑)


「サッカー」「チーム」ということについてとりわけ色々なことを考えさせてくれる飽きないチームでしたが、それについて、『2006レッズの価値』についてはまた改めて。
とにかく1年間楽しませてもらいました。ジーコジャパンとラモスヴェルディに殺されかねなかった、僕のサッカーファンとしての魂を救ってくれてありがとう。

優勝おめでとう。ありがとう浦和レッズ。(そしてありがとう『/スラント』(笑))

サイトトップへ

スポンサーサイト

コメント

そういうのがどこまでブッフバルトの意図/支配下なのかは、結構本気で謎ですね。

まあ何というか、サッカーの世界は広いというか、サッカーはサッカーだと言うか、凝り気味だった脳の筋肉(?)が解きほぐされるようなそんな感じのチームでした。(それがまた相手チームの対処能力も越えたわけでしょう)
極力オープンハートで楽しむべきチームで、”基本他サポ”という僕の立場はマジに幸せだったなと思います。/スラントに集っているレッズプロパーの人の書き込みなどを見てると、近過ぎるゆえに必ずしも醍醐味が理解され尽くしてないように感じることもあって、そういう時の石塚さんの微妙にズラした応対とかも見てて面白かったです。(笑)

しかし潜在客があんなにいたのは正直驚きでした。(笑)

どもども。こちらこそありがとうございました。何度アトさんの意見、ネタにしたことか。
なんというか、現実的でありながら、形而上的な面白さのあるチームでした。現象だけ見てると、必ずしも面白くないわけですけど。
「個々を律する厳しい規律はあるのに、チーム全体の方向性を縛る組織の存在が薄い」とかいうと、監督代行が率いてる降格争いチームのようですし。
ただ「組織」はないんですけど、ドイツ・日本経由の「勤勉さ」と、ブラジル・フェイエノールト経由の「やる時はやる」という「都合のいい合理主義」が融合した結果、「真顔で図々しい」という、相手にしたら非常にタチの悪い「人格」がすっかり出来上がったのが勝因でしたでしょうか。
うむ、まさに「基本的に卑怯」というのがぴったりですな。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kinyo.blog66.fc2.com/tb.php/162-35e3cdc1

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。