スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Re.浦和の正体 

『浦和の正体』(/スラント)より。

ああ、安直な手を。
でも昨日せっかく丁寧な予備作業を始めてみたのに、言おうと思ってたことのあらかたを辻斬りのように書き捨てて出鼻をくじいてくれた石塚さんが悪いんです。(笑)
まあかえってまとまっていいかも知れない。


・規律のあるジーコ日本

石塚さんは謙遜して(?)冗談めかして書いてますが、これは本当のことです。
パブリックイメージには必ずしもないかもしれませんが、ギドレッズ(のある面)はジーコジャパンやラモスヴェルディとある意味では同タイプのチームです。「選手の個性の組み合わせ・総和によるサッカー」「個々の選手の技術やひらめきを最大限尊重した芸術的なサッカー」云々かんぬん。

・・・・似てるのは名前だけですけど(笑)。実態には天地の差がありますけど。同じ「夢」を謳っていても、片や金だけ集めてスッテンテンになって誰も責任をとらない詐欺商法で、片や分散投資でリスクを抑えつつ本業でも確実に利益を上げる投資事業の鑑で。どっちがどっちとは言いませんが。(言ってる)

真面目な話、僕がレッズにサッカーファンとしての魂を救ってもらったというのも一つにはそういうことです。「個性」や「技術」や「ひらめき」の重視が必ずジーコジャパンやラモスヴェルディに行き着くのなら、サッカーがジーコとオシムの二分法の中にしかないのなら、僕は寂しくて死んじゃいます。うさぎのように。クン。

図式や理念がのさばるのは運用や工夫やニュアンスがないがしろにされるからです。まず”ちゃんと”やるかどうかという問題があるはずです。
ジーコやラモスが駄目なのは手法以前に手腕の問題だと、このことを(別にそんな気はないでしょうが)身をもって証明してくれた、そしてジーコやラモスに窒息させられかけていた「夢」に呼吸をする時間・空間を作ってくれたギドレッズに僕は感謝しているとそういうことです。ちょっと大げさですけど。

具体的な違いなどについては後で。


・強迫観念の取り除かれたオシム日本

どういう強迫観念かというよりも、強迫観念(という精神の領域)そのもの、でしょうかね。取り除かれた、またはレッズの選手が免れていたのは。

あえて言えば本来の目的や機能を見失う危険のないくらいの、程々の規律を共有しているということ。「考え」るということで言うならば、どちらかというと「感じて走」っているように見えますねレッズの選手は。感じる余裕が残っているというか。しかし走ること自体は間違いなく、当然のこととして受け入れられている。例え諸事情で実践されない時にも(笑)。変な具合のチームの場合、受け入れてないのに走ってたりしますから、そこらへんはだいぶ健康的。

ここらへんの”程々”具合はやはり現状ギドの美点であり人徳なんでしょうが、いずれ限界にもなる可能性はあるでしょうね。あれだけ妙な選手たちを飲み込んで崩壊しなかったのも、また同時に「完成」もしなかったのもそういう体質のせいかと。ヨーロッパに戻ってもっと明確なものを要求されたりしたらどうなるのか、予測がつかない部分ではあります。出来れば基本は変わらずに成功して欲しいですけど。


・緩急とコントロール

星野伸之はともかく。(笑)

緩急つけろと言われてもなかなか意識してつけられるものでもないので。せいぜい時間稼ぎの小技を覚えるくらいで。
今年のレッズ、かつてのヴェルディやアントラーズ、それから思い出の中のプロ野球チームたち(笑)などを想起して結果論的に定義付けると、
・一定の厚味を持った人材の多様性(タイプやキャリアなど)
・原理/規律の確立と同時に裏腹の自由裁量の余地の大きさ
こうしたものをそのチームが備えた時に、自然に実現する能力のように思いますね。いずれにせよ一つの方向に走りたがる、またそれによって力を発揮もする日本人には少し苦手な注文。

で、そういう余裕のある構えならコントロールもつくと。お座なりですが。
「本気」はね、だって出す必要なかったもん。必要がなくても出させる力が正に「強迫観念」。
確かに自ら出すマニュピレイト性に多少問題はありましたが、必要な時は十中八九出てましたし、出てない試合に当たった方はまあご縁がなかったということで。


残りのレッズの二重性については別枠でまとめて書きたいと思います。
そういえば「本気」にも2種類あった気がするなあ、うん。

サイトトップへ

スポンサーサイト

コメント

前半のあれは形態的には別に”完成”と言ってもいいような気もするんですが、「仮の宿りだよ」というオーラがリアルタイムでびんびん出ていたので。特にベンチ方面から。(笑)
来年どうなるんでしょうね。オジェックだからカウンターなんてことはないでしょうが、オーソドックスな3-5-2だとはまりの悪い選手が大量にいそうですね。山田は今更サイドやる気あるんでしょうか。(笑)

書き捨て御免(笑)。一度、吐いてすっきりしたかったのです。
どうぞ気にせず、と言ってももう気にしてもらっちゃったわけですけど。
崩壊しなかったけど完成もしなかった、というのはまさに。研ぎ澄まして完成度を高めていくという方向ではなかったですからね。
あるいは、小野を飲み込んだ時が一つの完成かとも思ってたので、もう1年続けたらどうなったんだろうと未練あるんですけど。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kinyo.blog66.fc2.com/tb.php/165-0573774b

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。