スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

浦和?千葉 

うーん、かなり楽な試合のはずだったんですけどねえ。

J1第9節 浦和 △1?1△ 千葉(埼スタ)

すんなり勝ってれば、”危なげなし”という書き出しの予定でした。(笑)


ワシントン弾劾(?)やら自主的’06型3バック回帰やら、色々盛り沢山らしかった前節鹿島戦。(手違いにより未見)
はてオジェックのプレッシング&ポゼッション路線は軌道に乗ったんじゃなかったんかい、1試合見なかっただけで何がどうなってるんだと、興味津々の内に試合開始。

スターティングを見てやっぱり(堀之内/トゥーリオ/坪井の)3バックだと一瞬納得しかけましたが、実際に始まってみると右サイド山田暢が上がり目の変則4バックというのが妥当ですかね。まあどちらかというと千葉の出方次第という感じか。

で、戦い方の方はというと、うーむこれは。基本的には変わってなくて、がらりと’06年型に戻っちゃったりはしてないんですが、この前見た時(フロンタ戦)に比べても更にプレッシングの効率化、省エネ化、日常化が進んでいる感じで、憎たらしい「余裕」感という意味ではなかなかどうして、’06年型を彷彿とさせるものがありました。
既にスタイルをこなすのに汲々とする段階は抜けて、その分、小野不在という条件下ながらも個々の創造性・自発性が結構出ていた、出やすいコンディションになっていたように見えました。(その時は)

前回ある種ないがしろにされた(らしい)オジェックが実際にはどう思ってるのか、ワシントンのことも含めて中で何が起きてるのかは分かりませんが、とりあえず選手たちが自ら呼び起こした’06モードの経験が、盤石の強さを誇っていた時の感覚を思い出させて同じことをやっても前とは違う余裕を持ってやれるようになったという、そんな感じかなと。今のスタイルをうまく相対化/対象化出来たというか。
元々”プレッシング”も”ポゼッション”も、それ自体は全然馴染みのないものではなかっただけにね。


「苦手」のはずの千葉の方も、今季は初めて見ましたがまあやっぱりイビチャじゃなくてアマルだよなというか、それ風のサッカーはやってましたがペースをかき乱されるほどの迫力はなくて、元々千葉自体が頑張った挙句肝心なところは持って行かれる傾向のあるチームだけに、この程度ならカウンターのいい餌食、ちょいちょいと2?0くらいでまとめられるかなとそんな感じの前半でしたが。

結果はご存知の通り、一人退場で逆にテンションが上がった千葉に不意打ち的にとられた同点ゴールが結局取り返せず、終始攻め立てながらかなり悔いが残る引き分け。オジェックのまとめは要は「決定力不足」「不運」ということで、それもまあ嘘ではないと思うんですが。

ただ僕が気にかかったのはその「攻め立て」方の妙な緩さで、それはある意味千葉の守備の締まりの無さに逆に誘われたようなところがあると思うんですが、拮抗していた時は上に書いたように”創造性・自発性”と褒めた(笑)ものが、つっかえ棒が取れて地が出るとこれかよと結構がっかりさせられる無秩序な感じに見えました。


結局どうか。今のチーム状態をどう見るべきか。進んでるのか進んでないのか、完成度はどれくらいか。
勿論よくは分からないんですが、今プロファイルするとすればこうですね。『チームは振り子軌道のさなかにある』。行きつ戻りつしてるだけで、進んでるとも進んでないとも言えない。

つまりこうです。振り子の片側はオジェックが目指している、90分間頑張ってそれぞれが完璧にタスクをこなす、プレッシングを基本とした”圧倒的な”ポゼッション・サッカー。
もう片方はちょっと前まで僕が”赤いヴェルディ”的に囃していた、この試合でも顔を覗かせた芸達者の集合が陥り易い、個人技のつぎはぎの緩?いサッカー。これはこれで”ポゼッション”でなくもないでしょうが。
この両者の間を行ったり来たりしている。完成度?%みたいな直線的なプロセスではない。

ちなみにどうしてこういうことが起きるかと言えばそれは要するにオジェックの指導力/影響力が中途半端だからで、それなりにちゃんと方向を指し示してはいるんだけど、現メンバーの圧倒的な力量をグイグイ押さえ込んで引っ張って行けるほどではない。
ワシントンみたいに「反抗」まではいかなくても、うっかりすると単に地でやってしまったり、思わぬ方向に勝手に走り出してしまったりする。(でも一応は戻る。)

で、その「振り子」の振幅の中間辺りに物も言わず実は未だに頑張っているのが、’06年型ギド・レッズの幻影。幻影だけど実在もしている幻影。
そこから上で言ったそれぞれの2極に、その時々離れて行ったりまた戻って来たり、それを繰り返しているそういう過程だとも言えるかと。そして多分それは今季を通じて続くのではないかと。

・・・・こんなのが現時点での見立てですけどね。ただ正直あんまり強いインスピレーションを与えるチームではないので、自信はないと言えばないというか、言ってみただけというか。
さてさて。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kinyo.blog66.fc2.com/tb.php/184-b332b9a7

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。