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京極「陰摩羅鬼の瑕」 

陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス) 陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)
京極 夏彦 (2003/08/09)
講談社

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読みました。微かにネタバレ。
面白くなかった、ような気がしますが、アメドラ好きの僕はシリーズものにはとても寛大なので、頑張って書いて出してくれればそれで満足です。惰性は許さないけど失敗作は全然許す。シリーズ全体の中ではそれもまた彩り。
酒見賢一「陋港に在り」好きの僕としては儒教関係の薀蓄・新視点が補強できたのも嬉しかったですし。意識・・・・してるよね?やっぱり。俺だって言いたいことがあったんだよおという京極氏の心の叫びが聞こえたような気がしましたが。

ただ注文が2点ほど。
1.関口の聴いていた「金属的な羽音」は、心理的/脳内音響と見せかけて100%館内の現実の音だと思っていた、というよりその程度のトリックは当然の要求として折り込み済みだったんですが、ノータッチで流されてしまったこと。
2.説明の経済の為か、これまでもちょこちょことあえてその時代には存在しなかったはずの言葉や概念が挿入されたことのあるこのシリーズですが、今回の「解離性同一性障害」は酷過ぎる。どういうつもりだ?「多重人格」くらいならまだしも。それだって今回の例なら「二重」で十分、それくらいならこの時代の話としてもさほど違和感は無い。何か特別な意図でもあるのか?

ついでに言えば榎木津役に立たな過ぎ。そろそろ腹立って来た。助けろよ。


文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫) 文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)
京極 夏彦 (2006/09/16)
講談社

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訂正。
そういえば内容ほとんど憶えていないなと「塗仏の宴 宴の支度」

塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス) 塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)
京極 夏彦 (1998/03)
講談社

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を読み返してみたところ、『解離性同一性障害』は既にここで出ていたことを発見。記憶って・・・・。
ただしどういうつもりだ?という疑問はそのまま。読みようによっては『多重人格』と『解離性同一性障害』を別の概念として使っているようにも見えるし。・・・・いや、そういう学説もあるにはあるんですけどね、一回ちゃんと展開してもらわないと。


文庫版 塗仏の宴―宴の支度 (講談社文庫) 文庫版 塗仏の宴―宴の支度 (講談社文庫)
京極 夏彦 (2003/09)
講談社

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