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『侠客行』の評判 

『連城訣』編から。


こちらは割りと評価が分かれます。ただし「賛否」ではなく、「大絶賛!」「面白いんだけど心が動かない」の主に二つ。

まず後者から。

侠客行 全3巻 (「戦国水滸伝」 さん中の『読書履歴』1月18日?1月19日)

読ませる作品というものが内容ウンムンではないということを実感しました。けっしてつまらないというのではないのですが、結末が気になるから読んだって感じで、心に残るものがあるか?と問われると・・・ありませんとしか答えられません。


最初の文は一応褒めてるんですが、要するに内容がナイヨウと言ってるわけですね。(笑)


侠客行〈1〉野良犬 (「私立図書館/SPINE」 さん)

面白い。キャラはね。ストーリーはイマイチかも。
とにかく展開が早くて、ついていくのが大変なくらい。


これもまず同趣旨。結局テクニカルな展開に転がされるだけで、感情移入出来んということですね。


それに対する肯定派。

「闘いこそ至上のコミュニケーションだ」『俠客行』 (「若草モノ騙り」 さん)

超展開に次ぐ超展開の、言い換えれば壮大なばか話には所々で爆笑しっ放し。拳の語らいなんて言ってもそこには門派の勢力争いがあり、竹を割ったように気持ちよくはどうしてもいかないもの。そんな世界に巻き込まれても他人に染まらない主人公のイノセントさと誠実さに、何度も呆れながらも癒されまくったものだよ。狗雑種、おまえがナンバーワンだ


『侠客行 第三巻 侠客島の秘密』 (「読破天驚拳」 さん)

侠客島30年の歴史に阿呆の狗雑種が挑むスリルとサスペンスあふれる不思議ファンタジー(笑)
最終巻になってようやく玄鉄令の願いをしてもらった謝煙客も一安心、っていうかすごい願いだし。狗雑種最高



一定の評価はしつつも白け気味の否定派(とも言えないけど)に対し、無闇にテンションの高い肯定派。(笑)
読んでみると分かると思いますが、(肯定派の)評者は両方とも知的というか、批評的な文章を書くタイプの人です。それなのに・・・・ではなくて実際はそれゆえに、この作品にはテンションが上がるんですね。評者の批評性が、この作品での金庸の余計なものを削ぎ落とした展開のテクニックと、ある種の非人間性、無意味性の凄みに敏感に反応/感応する。「小説」というジャンルの一つの極北を見る。

と、早くも興奮気味でバレますが(笑)、勿論僕は「大絶賛」派です(笑)。狗雑種最高

まあ別に頭デッカチな人でなくても、逆に思いっ切り素直に読んでも似たような反応は出て来得るはずですが。

狗雑種(侠客行) (「移転逗留記2」 さん)

何が好きかって、あの恐ろしいほど物事をプラスに考える思考です。馬鹿といってしまえばそれまでだけど、私はあれは馬鹿じゃあないと思います。
そう・・・、才能!(中略)
どんどんいろんなことに巻き込まれて散々な目に会いますが最後に「阿黄」に会えて、その犬を皆に紹介する件、あまりの馬鹿っぷりに涙が出ます
あ、馬鹿じゃないとか書いたのに馬鹿って書いちゃった・・・。


やっぱりテンション高いですね(笑)。褒めるとなるとどうしてもそうなる作品。
阿黄との再会の場面は確かに最高でした。あと僕は同じく再会した謝煙客に、「僕のいない間ちゃんとご飯食べてました?」と真っ先に問いかける場面も好きです。ある意味同じなんですね狗雑種にとっては、やせ犬阿黄も武林の恐怖の的謝煙客も(笑)。偉大だ。

とにかく中途半端に意味を求めないのが吉。心ではなく脳で読め。読む前に飛べ!(?)


ただし明らかな難点もあります。

「侠客行」を読んだぞ・・・。 (「桃花島でまったり」 さん)

怖れていた事態が起こったのよ。
金庸先生お得意の、あれが…。
(中略)
事の真相は永遠に闇の中となりましたとサ(完)。


結末が”結ばれ”てないんですね。形として。『雪山飛狐』と違ってさしたる謎があるようにも見えないんですが、どうにもここらへんは病気ですねこの先生は。(笑)
要するにベタに照れてしまうんでしょうけど、この作品については喩えどんなベタな結末でも、狗雑種なら笑って受け止めてくれたはずなので、尚更残念です。ま、慣れもあってさほど僕は気にならなかったですが。


しかしどう書こうかな本編。
「とにかく面白い!」で終わりにしてしまいたいところですが、そういうわけにも。(笑)


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