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『射英雄伝』の評判(サイト編):追加 

大事なところを忘れていました。
前に紹介した『金庸の武侠小説』改め『金烏工房』さんによる感想。

この周伯通、一見すればやはり好々爺として描かれている北丐・洪七公とキャラクターがかぶっているような気もするが、洪七公=シリアスなシーンではちゃんとシリアスに決める(第3巻、丐幇の幇主の地位をヒロインの黄蓉に譲るシーン等)・周伯通=シリアスなシーンでも笑いを取るといったように、ちゃんと書き分けが出来ている。


む、やっぱりこの人鋭い&僕と少し似た着眼点を持ってらっしゃる。

老頑童・周伯通の位置というのは気にし出すと結構気になるんですよね。なまじ東西南北の”4人”が一応図式化されているだけに。
見た目的にいうとまず確かに洪七公との類似性は感じますね。どちらも”主人公サイド”だし、汚くて気のいいおっちゃんだし(笑)。僕はそこから洪七公の方のキャラ不足、出来過ぎの善人性(3項め)みたいなものを見てしまったんですが、なるほどこう見れば描き分けそのものは出来てるのか。
図式の方との関連で言うと、”中神通・王重陽の義兄”ということで何か特別な位置は与えられないか、(武術以外についての)「無欲」、中神通の「中庸」にも通じる(頑童としての)「イノセンス」という共通性でくくってとか一応考えてはみたんですけど。太陽(中神通)と惑星(東西南北)と彗星(老頑童)とか。

結論としては・・・・考え過ぎたら負けかなと(笑)。4人の図式自体未完成なんだから、周伯通も要するに何らかの理由で描きたいから描いたというそれだけのことだろうと。
あ、でもやっぱり郭靖とも義兄弟というのは気になるなあ、王重陽/周伯通/郭靖の”主人公ライン”、宇宙を照らす兄弟星、3連恒星(考えるな考えるな)

特に今回はガイドブックに、主人公の郭靖が特に才能のあるわけではない平凡な少年で、努力を重ねて成長していく物語という感じの解説があったので、友情・努力・勝利みたいなストーリーを期待していたのだが、蓋を開けてみればくきっちり今までのパターンを踏襲していたので、少しガッカリした。


”パターンを踏襲”というのは専らこの方の読んだ順(翻訳順)という意味合いが大きい(実際は初期の作品ですから)ので、言いかがかりでは?という気もしないではないですが(笑)、要は「成長」感が淡白と感じたということですよね、やっぱり


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