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浦和?東京V(’08) 

逆に何がヴェルディに対する”貫禄”の源なのか。と、考えてはしまいますが。

J1第17節 浦和 ○3?2● 東京V(埼玉)

東京勢なで斬りで、気が付くとしっかり下位いじめはしてるし、ライバル対決ではそれなりの戦いしてるし、 「首位」でもそんなにおかしくはないのかも知れない。(?)


そういえば”静岡勢”にも連勝してるなとか。それはともかく。(笑)

いつもは”組織力の劣勢”が問題とされ続けて、勝ち負けの主因もそこに帰されるのが常なわけですが。
そして去年までは、そこを個人能力と集中力、特定メンバーの団結力と経験で勝って来たわけですが。
似たような(と、大合唱される)組織力欠如の、しかし顔ぶれの変化と蓄積疲労(と老化)によるレッズ自身の地盤沈下も併せれば、片や”ブラジルトリオ”を擁し、必ずしも「個人能力で優位」とも言い切れないところがあるヴェルディ相手の試合で、では何が決定要因になるのかと注目されるところですけど。

序盤の、特にフッキの自給自足PKでヴェルディが早々に先制し、少なからず度肝も抜き(みたいですね、他の方の記事を読んでると)、ひょっとして勝っちゃうかなあ(ヴェルディ目線)という空気も漂う中での試合の印象としては、開幕のFマリ戦と似てるなというもの。
故・桑原オヤヂ指揮下の、同様の基本選手の足し算(または羅列)方式のトリコロール男組との出入りで、中澤、松田、山瀬、ロペス、ロニー・・・・あれ?ひょっとして向こうの方が”個人能力”高かったりして?少なくとも簡単には見下ろせないぞポンテもシトンもいないし、調子狂うぞどう戦ったらいいんだという、あの試合。

まあ、すぐにトゥーリオが黙らせましたが。それも二度三度(笑)。逆に言えば、開幕のオジェック指揮のチームとの違いはこれだ!というのが、鮮明に。(笑)
この日だけじゃなく、監督の起用に応えてこれだけはっきりした結果を出し続けて、どうだとトゥーリオが誇るのは当然ですし、でも一方で駆け寄って来たトゥーリオをスルーするサポの気持ちも非常に分かってしまうという。

実際やられる方としては本当に”黙”りたくなるような感じなのでね、トゥーリオのは。もう少しありがたがってもらってもバチは当たらないような気はしますし、本人もそこらへんに不満は持っているかも知れない。基本的には常に、求められていることをやっているだけなんだろうと思うし、まあなんか不幸な関係、構造ですね。
いっそどこかのフ○キさんのように新天地でも求めた方がお互いにという気にもなりますが、待て待て、トゥーリオの場合は単に本来のポジションに収まれるようなチーム作りをすればいいだけの話だ、だいたい日本人だぞこの人、一応。(笑)


ともかく双方が腕ずくで点を取り合う、まあまあ互角の前半を過ごし、時間が経つにつれて・・・・やっぱりレッズの方が一つ二つ格上だなあという感じは、徐々に漂い始めます。
それがなんなのかはよく分からないんですけど。要は主役と看板が仰々しいだけで、他は昔の名前をかき集めただけのヴェルディに対して、阿部なり鈴木啓太なりという、脇役陣にもいかにも旬な緊張感のある名前を揃えた構えの差か。それとも勝ち慣れの強味で、出るとこだけ出したら後は迷いなく引っ込む、進退の冷静さの差か。

まあ取れる時割りと調子良く取れてしまったことで、”挑戦者”たるヴェルディの戦いが少しフワフワしてしまったところはあると思います。
よくよく見ると、それ以外の時間帯のフッキはほとんど身動き取れていなくて、阿部にもトータルでは出鼻抑えられまくっていたわけで、気が付くと、リードされてしまってみると、出来ること出来ていたことはあんまりないなとヴェルディが我に返った頃にはもうレッズは店仕舞い。選手交代も入って来た選手(平本・大黒)の出来も、ヴェルディにしてはかなりポジティヴな方だったんですが、チーム全体がしゅんとなっていた緩んでいたというか、割りと早々に試合は終わっていたような気がします。

カリカリ知恵比べになると今季は特に分が悪いですが、”普通”の戦いやそれまでの脈絡を踏まえてのなあなあの駆け引きモードに入って来ると、やっぱりレッズは強いですよ。微妙に。思ってる以上に。一つ一つを簡単にやれる。
弱いチームよりは強いというか。当たり前ですが(笑)。そして強いチームにも(鹿島・フロンタ、一応ガンバ)気合入ってちょいちょい強い。一応首位にいる勘定は合わないではないんですよね。・・・・苦手なのは”中堅”か?(笑)。名古屋とか。

結論的に言うと、何が”決定要因”なのかはよく分からないけれど、少しずつの差、少しずつの余裕の差で勝ったという、別に面白くもない話で失礼。エンゲルスのコメントみたいだな。

・・・・ということでかなり強引に失礼に(笑)、試合後のエンゲルス・インタビュー(スカパー)の印象の話に移りますが。
いや、普段はこんなところまで見ないんですけどね、この日はさすがに気合入っていたので、粘り強く。

うーん、基本全て本心ですよね、この人。
「内容はともかく」的なでも特に挑戦的でもない野々村さんのフリに対して、「いやあ、どう見てもいい試合でしょう!」。
トゥーリオのハットトリックの件について、満面の笑顔で「これだけやってくれれば言うことないでしょう」。
他「3?2の結果は不当だ。(前半の支配からすれば)もっと差がついて当然の試合」「しかし選手たちは気持ちを見せてくれた。熱いいい試合だ」等々。「ヴェルディはよくやった」とかいうのは、なんか余計なお世話というか、うるせえなと思いましたが。(笑)

この分で行くと、悪評を呼んだFC戦の「前半は完璧」というのも、ほぼそのまんまの意味かと。
結局この人にとって、サッカーというのはこういうものなわけですよね。だいたいの並びと、意識付けと、後は”頑張っ”て”戦っ”て点取って、ああ良かったいい試合だ。ボール持ってれば圧倒だ。守りたければゴール前固めろ。結局は男と男の殴り合いだ1対1だ。
だからヴェルディも「よくやった」わけでしょうし(笑)、むしろ男らしいオープンな戦いに付き合ってくれて感謝、それが似合わない余計なお世話の賛辞、相手へのコメントにも繋がっているんでしょう。

別にプレッシングがどうとかを知らないわけでも軽視してるわけでもなくて、やる時はやるよ?ほら田中達也だドーン、追い回せ追い回せ、出来た出来た。ほら”完璧”だ。でもエジミウソンにわざわざやらせたりはしないよ?高原はたまに勝手にやるよ?それが?
出来た時は出来たことを喜ぶしその効果を知らないわけではないですが、選手に無理させたり連携を工夫させたりしてまで、やり切るモチベーションもイメージも、最初から無い。あるいは困難にぶつかったり他に目立つ要素(トゥーリオ)があれば、ついそっちに引っ張られる。最終的には常に流れに任せて中を取ってるような感じで、だって彼にとってサッカーは基本的に自然なもので、”何か”をするものではないから。


一言で言えば大雑把なわけですが、なかなか「間違ってる」とも言いづらいところはあります(笑)。別にサッカーのルールブックに、プレッシングをしろとも組織的プレーで相手の隙を突けとも機能美を示せと書いているわけでもないし。
だから少なくともそこそこ勝ってる内は、自分が悪いとか、根本的なところで間違いがあるとか、そんなこと思いもしないでしょう。一つ一つの成否結果があるだけで。それでもなまじ何割か日本人のエンゲルスは、日々プレッシャーを感じているでしょうが、オジェックなんかほんと別のところにいたんじゃないですかね。今季アタマの解任の際の、「なぜオレが?」というのも当然本気。

まあ再開初戦に書いた話と基本的には同じことですが、インタビュー見ててかなり体感的に確信してしまったということです。
拠って立っている構造が違うんですよね、僕らとは少し。そういうのを見ないで、エンゲルス(のような人)のやっていることを、自分の観点からのみ、ここが「欠けている」「間違っている」とか言い続けていても、それはちょっとどうなんだろうと。批評として意味あんのかと。たまに言いたくなることはあります。
むしろ具体的なチーム改革の”提案”としてなら分かりますけど。そういう立場かどうかは別にして。


・・・・こんなことを書きたかったんだっけかな?(笑)
確かJの外れ者どうしの叩き合いの、無駄っぽいけどレアなスケール感や、やはりレッズにはレッズにしか見せられない凄い試合、変な試合が依然としてある的な、お祭り提灯記事を書こうと思っていたはずなんですが、空気読んでやめます。
そういうものをより高次元で、さすがに少しは整然とした形で(笑)提示していたのが、僕が魅きつけられたレッズであるし、J史上でも独特の強さだったと思うんですけどね。

まあこれから当分の間目指すべき方向自体には、僕も特に変わった意見は持っていません。
でもそう簡単に変わらない体質抜けない癖もあるので、そこらへんが隠し味として効いているのを見てニヤリとしたい希望はありますが、現状はそれもかなり呑気な話で、いかにも路線継続的な新外国人の到着を、むしろ気重に待っている今日この頃ですが。

そうだなあ、イタリア人監督呼びましょうか?ドイツ人はこりごりとしても、急にやたら人もボールも動いたりするのも、ちょっとかっこ悪いし。(笑)
夢物語ですね。むしろフラジル人監督が来る可能性とかならありそう。”変わる”にしても。


”自分ダービー”も結局雑談で失礼。ヴェルディはともかく、レッズは流れでやってただけなんでね。高原哀れ。
まあこれで3試合割としっかりした立ち上がりが続いて、多少棒読み的ながら、上昇の可能性は見てとれないことはないのかも知れませんが。ただ最早、ほとんど誰もその”昇った”姿を見たいと思えないという、この現状。


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