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監督話(転載) 

やはり、反応せずには。(本館より)

東京V柱谷監督 J2降格でも続投有力(スポニチ)

東京Vの柱谷哲二監督(44)が来季も続投することが決定的となった。30日、萩原敏雄社長(72)が「今のところ代える理由は何もない」と語ったもので、J1残留が決まり次第、正式に続投を要請する。
(中略)
現在14位とJ1残留争いに苦しんでいるが、「J2に落ちてもやってもらうかもしれない」と萩原社長。


天皇杯ディエゴ起用問題に続き、テンションだだ落ち情報。
「今年に限り」「”柱谷監督”としては」よくやっていると、基本的には好意的な評価の方を多くしていた僕ですが。
ただ一種のモラルの問題である”評価”と、現実の問題である今後の展望や期待の問題とは別なわけで。

個々の監督の評価は人それぞれでしょうが、結局毎年ここらへんについてサッカーファンが悩まされるのは、意思決定をしている人のほとんどが、「サッカーの人」ではないということで。(ウチで言えば萩原社長)
「サッカー的文脈」でないというか。

日々色々残念だったり不本意なことはあれど、それがサッカー内の、上の出来事であるならば、そういうこともあると受け入れるのは可能だし義務でもあるわけですが。じゃないと見れないというか。
ただこういう大きな決定の時に限って、むしろそうでないタイプの意思や要因が主力としてからんできて、辛抱や自制心のかけ金をボンと外してくれて(笑)、パンドラの箱的なものを開けてくれる。溜め込んでいた不満がここぞとばかり噴出して来て、なんかいきなり嫌になる

「代える理由はない」との萩原社長ですが、問題はその「理由」というのが要するに「責任」とか「口実」とか「契機」いう、『政治的』や『法的』なタイプのものであって、今後実際にどうなるかという、サッカー的競技的な展望には基づいていないということで。
別に野党が政権交代を狙うとか、国民を代表して鬱憤晴らしをするとかいう話ではないので、正味責任なんてどうでもいいんですよね、よっぽど人格的に問題のある監督でもない限り。場合によっては「結果」すらさほど問題ではないかもしれない。サッカーには色々あるということをみんな分かっているわけですから。一般”有権者”より遥かに民度は高いんですよね、我々は。この世界に限った話では。自分なりに因果関係は理解出来てる。

だから逆に「代える理由」がなくても「続けさせる理由」がなければ、何の悪感情も無く淡々と辞任を要求したいわけで、別にそれは”引責”とか筋論とか起訴理由(笑)とかではなく、純粋に期待値や展望の問題。
勿論「展望」そのものはこれまた個々人によって違うでしょうが、問題はそれが少なくとも我々と同等の権利を認められる/仲間の一人として感じられる”誰か”の判断かということで、残念ながら萩原社長を筆頭に、たいていの意思決定者はそうではない。


浦和社長緊急渡欧バイエルンで監督探しへ(日刊)

浦和の藤口光紀社長(59)が30日、来季新監督のリストアップのために緊急渡欧した。(中略)
関係者によれば、既にバイエルン側に新監督候補のリストアップを依頼済み。同クラブ幹部との話し合い次第では、新監督候補の絞り込み作業に入る可能性が出てきた。

藤口社長は「監督を含め、すべて今シーズンが終わってから」と前置きした上で、自身の持つ来季監督のイメージを説明。「ゲルト(エンゲルス監督)にもお願いしているが、若手を育成しながら勝つこと。難しいが、育てながら勝つという方針は来年も変わらない」と明かした。


こちらは浦和の話ですが。

じゃあ例えばこの元日本代表の”サッカー”選手であるらしい藤口社長(Wiki)なら、同等の権利を認められるのか「仲間」なのかというとそれが微妙で。ウチの素人社長の陰にも、例えば一応加藤善之強化部長とかいう”玄人”はいるはずなんですが、それも同じ問題。

「自分とサッカー観が同じじゃなきゃ駄目だ」なんて無茶は勿論言えないわけですが(笑)、それでもやっぱり一定程度の共通性やバックボーンの共有は要求したくなる。彼らの見ているものと僕の見ているものが、同じ競技なのかということには、正直半信半疑と言わざるを得ない部分がある。・・・・特にJリーグの場合は、日本リーグやオフト以前の時代からの”ギャップ”や”ジャンプ”という、依然無視し難い問題の影響が残ってるので、世代的に。

ある程度は個人差の問題ではあるんですけどね。日本人監督の能力と年齢・世代の、近年の混沌とした関係を見ていても。頭を切り替えられている人といない人と。

・・・・いや、あのさあ、「育成」と「勝利」という二分法って、むしろプロ野球を見ていた時代に主に使っていた二分法なんですよね、経験的には。”戦術”や”内容”が、サッカーほどには直接問題化されない。
浦和が駄目なのは、「若手の育成」に成功してないからじゃないじゃん。エンゲルスが悩んでいるのも、勝利を取るか育成を取るかではない、事実として。結局野球頭なんじゃないのこの元サッカー日本代表選手のはずのおじさんはと、片言隻句からながら、思わずにいられませんが。やるのと見るの(と、そこから考える)とは別か。

だいたい野球に比べて選手寿命が短い&早熟傾向があって、遙かに年齢層が圧縮/混然としているサッカーで、「若手」という概念も曖昧だし、独立テーマとして弱いし。
逆にそんな条件出されても、あちら側の”新監督候補”の方が、困ってしまうんじゃないでしょうか(笑)。言われなくても使える選手を使うよ、抜擢もするよ、自分の色を出す為にも。別に今だって特に年齢の高いチームでもないわけですし、レッズは。

間違ってる、というよりもピントがずれてるんですよね。本当の意味でサッカー文脈で思考してないというか。



とはいえ世界のサッカーを見渡しても、「ソシオの選挙で選ばれた会長が人事を取り仕切る」バルセロナくらいしか、少なくとも”制度”として正当性が期待できるクラブは目ぼしい例として見当たらないわけですが(無くは無いでしょうけどね)。ただ全体としてサッカーが好きな人が多いので、意思決定を左右する立場にある人がサッカー文脈で考える可能性が、日本より大きいことが期待できるという現実があるだけで。

なかなか救われない。経済規模&社会的関心が小さい、歴史が浅いついでに、むしろJリーグなんて世界的モデルケースとして、何か自己改革・制度設計出来ないものかねと、時々思いますが。
いっそ”独裁”ついでにもっとやってくれれば良かったのに、カワブチ、とか。
せめて今作っている最中の小さな/下部カテゴリーのクラブは、そこらへんよーく考えて欲しいですね。どうせ儲かりゃしないんだし(笑)。ならばせいぜい気持ちのいいものを。

”立憲君主制”みたいに出来ないかね、企業側代表の「社長」は社長として、多分存在は仕方ないとして、その下に何か実効性のある組織作って。あるいは社長は無理でも、GMを選挙で選ぶとか。思いつきですが。


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