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浦和?FC東京(’09) 

なんか騙されてるような気も、しないではないですけど。(笑)

J1第2節 浦和 ○3?1● FC東京(埼玉)

まあ、良かった、んでしょう。とりあえず。


”騙されてる”というのは勿論、FC東京の出来の酷さにということですけど。
なんか抜け殻というか、「試合」していい状態でないようにすら見えましたが。
完成度がどうこうというよりも、どこにも向かっていないというか、”悩み”そのものがテーマというか。
高校時代の俺かよ!とか、すいません、訳の分からないこと言って。(笑)

去年からの僕的認識によるFC東京のサイクル的に言うと、
 ”創造”の喜びに充ち溢れて、正に人とボールが踊っていた(去年)前半戦
→勢いでやっていた部分が多少醒めて、研究もされて足踏みしていた、改めての試行錯誤の中盤戦
→”カボレのウィング的起用”(と石川直の復調)というヒントを得て(参考)、システムを4?1?2?3にほぼ落ち着けて、手堅いサイド攻撃を中心に、やや地味ながらそれなりに確実に勝ち点を積み上げて行った後半戦
・・・・というのが、簡単に言うと去年一年。

僕は”前半戦”の戦いにかなり好感を持って、苦労していた中盤戦も決して嫌いではなかったんですが、「安定」し出した後半戦の姿にはむしろがっかりで、付き合いで最後までは見ましたけど、今年の僕の(に続く)”第3のチーム”候補としては白紙だよ?再度検定するからねと、勝手に上から目線で臨んだ今季でしたが。(笑)
ここまでの惨状から、あえて結果論的に言うとですね、やはり去年の後半戦は、”成熟”じゃなくて”堕落”だったんだなと。その(監督の)精神状態や、不自然にチームを落ち着かせた結果の”凝り”が、次のチャレンジ、次への移行に、迷いを生んでいる、スムーズさや自然な活力を削いでいると、抽象的に言えばそんな感じです。・・・・選手というより監督かなあ、主に。まだ何もほんとには試していない内に自滅、という、そういう印象。

もう少し具体的に言うと、「原形」が無いんですよこのチームは。去年一年かけて戦ったのに。
本来なら後半戦の(4?1?2?3の)サッカーがそうなはずで、位置付け次第では実際にそうすることも出来なくはなかったんでしょうけどね。・・・・つまり、当初から言われていたように、”戦術”、と共に(?)チーム作りの方の「流動性」も城福さんの特徴で、決めないよ、落ち着かせないよと、いつも”可能態の一つ”というようなニュアンスで、システムもメンバーも回されていて。それが試行錯誤の結果の”解答”として、カボレ左ウィング4?1?2?3に「落ち着いた」のなら良かったわけですけど、実際は”逃げた”んですよね、あれは。お茶を濁したというか。3トップの分かり易い機能性に。4?3?2?1や4?2?3?1、はたまた上記移行直前ヴェルディ戦などで見せた、”4?3?3っぽく機能する4?4?2”で追究していた、あくまで流動性や隙間隙間を丁寧に繊細に突いて行くそれまでの基本ポリシーから、トーンを一つ落として。単純化して。”ぽい”のは良かったけど、そのものにしちゃうと意味が違うんですよね。「隙間」が無くなるというか。風が通らなくなるというか。

で、そうして掴んだ安定性を、堂々と「成果」だと認めるならば、今年はそれをベースに更なるレベルアップを目指せばいい、目指すはずなわけですけど、聞いた話によると何か”作り直し”に近い、相当波瀾万丈の(笑)プレシーズンだったらしい。
これは結局、城福さん自身も、去年の後半のチームに納得していなかったという、そういうことかなと考えざるを得ないんですけど。成績は上がったけど、”基礎作り”という意味では、極端に言うと無駄に近い時間だった。
とにかくだから、頼るべき「形」はないと。と同時に、「形の無いのが特徴のチーム」として育んだ流れも、半年近く途絶していると。と言って今更イノセントには戻れないし。どうしよう?という、そういういかなる意味でも「原形」の無い、そういう状態。
底力がまだ無いのは、歴史の蓄積的に分かり切っていることですしね。

根性据えどころですね、城福さんも。センスはあると思うんですけど、ちょっと感情過多みたいなところもあるんですよね。
自分を「一流」「正統」と位置づけるのか、「面白い」監督で結構と気楽に構えるのかも含めて(笑)、考えどころ。
・・・・長々とすいません。ちょっと見ないような変な”落ち”方をしているので、つい書きたくなってしまいました。


さて浦和ですが。
TV解説も含めて方々の意見を総合すると、「”パスサッカー”の姿がかなり見えて来た」ということで、だいたい一致しているようですが。うむ。そうなのか。そうなのかも知れない。
確かに支配している時間は長かったですし、きちんとゴールにも向かっていましたし、ここぞという時の人数のかけ方もスムーズでしたし、点も取れましたし・・・・て、こう書いてるとその通りじゃないかという話にしかなりませんが(笑)、まあ、待ちたまえ、少し。

何が引っかかってるのかというと、一つはそもそも、「パスサッカー」ってなんじゃという、前提の話。まあ、”コンビネーション・サッカー”ですけど、公式には(笑)。フィンケ的には。
つまりまあ、元々レッズは「個人能力は高い」と定評があって。ポンテという優れたパサーはいますし、決め技専門ですがトゥーリオや山田さんもいますし、ギリギリ阿部さんも上手くないことはないですし。更に言うと、例えカウンターメインでも、”ここぞという時の人数のかけ方”や、ゴールに迫る迫力や要領にも、勿論”定評”はありましたし。だからそれら元々あったものを効率的に結集する&意識付けするだけで、この日のようなプレーは出来なくはないと、ちょっと意地悪に言えば言えなくはないと思うんですよね。+原口&山田直。

だからフィンケがやったことはオリベイラが鹿島にやったこととそんなに変わらない・・・・とは、僕も思っているわけではないんですけど。ただ組織化されて意思統一されて鼓舞されてはいるけど、「変わった」とまで言えるのか、特に今後様々に状況が変わる中で、拠り所として行ける”核”の形成の手応えがあるのかというと。それこそ去年のFCと比べても、まだ全然無い。”上澄み”というか、”ショー”を見ているような感覚も、無くは無い。逆にそんな簡単に変われること自体、嘘臭いですし。(笑)
例えばポンテだけでなく、小野も長谷部もまだいた’06年の特に前半のサッカーは、あれはあれでパスサッカーではないのかどうなのか。あるいはそれと比べて、そんなに”違う”ものなのかこれは。

結局ね、少なくとも日本で「パスサッカー」というと、それこそガンバのような、あるいは甲府のような、より最近では広島というのもいますがとにかくそのスタイルに命を懸けたような、ある種目的化したような、それゆえに”核”としての安定感が、良くも悪くもあるような、そういうものをどうしても考えてしまうんですよね。まあ、”ショートパス”イメージがちょっと強いですけど。
とにかく「勝利」や「ゴール」への”手段”として、(変な言い方ですが)たまたまパスが回ってるだけの、そういう状態そういうチームのことでは、あんまりない。手段と目的。オシムのなんかは、その中間的な感じが、この文脈ではしますけど。

だからまあ、要するに”コンビネーションサッカー”なのかなと。逃げ口上のようですが(笑)。フィンケの、サッカー。あるいは”ドイツ人的”な、パスサッカー。日本でもスラヴでも、勿論ラテンでもない。それが「何か」というのは僕は知りませんけど(笑)、とりあえず現状貼っておいて安全な”レッテル”としては。まだ何というか、日本/Jリーグ文脈に引きずり込むのは、早いような。
これ自体は批判でも称賛でも、別にないですけど。

ていうかですね、そもそも去年までのレッズに本当に欠けていたのは、組織力・・・・というのは身も蓋も無いので置いておくとして(笑)、要は”プレッシング”を筆頭とする、能動的にゲームを構成して行く力、形ですよね。
逆にプレスが掛かっている時は、距離的にも人数的にもそれなりに揃いますから、そこで”定評”のある個々のスキルが連動して、「パス」だって必要に応じてちゃんと回っていたはずです。あのオジェックでさえ、A3後の最もチームに緊張感と融合感のあった時期のしばらくは、それなりに立派なプレス&パスのサッカーを、実現していたわけで。エンゲルスも就任直後の一瞬だけ、そういう気配はありました。それは梅崎が輝いていた唯一の期間でもありますが。(遠い目)

だから考えようによっては、そんなに難しいことでもない気もするんですよね。なぜオジェックはやり通せなかったのか。意志なのか腕なのか。そしてフィンケがやろうとしているのは、それとは違うことなのか。
違う・・・・みたいですね。もっとより、チームの”ボディ”部分の構成に関わって来る仕事みたい。当たり前か。
この日一番感心した、驚いたのは、チームが途中から良くなって来た、噛み合って来たこと。それも明確な戦略転換とかではなくて、やりながら、状況との対応の中で、自然に”焦点”が合って来たという感じが。

つまり、前節鹿島戦の”実績”(笑)からすれば、この日のテーマはいかに「最初の勢いを長続きさせるか」「良い時間を長くするか」みたいなのがせいぜいだというのか、ほとんどの人の期待だったでしょうから(笑)。まだまだ門前の小僧状態というか、真っ直ぐにしか進めないというか。
それが実戦のさ中で、”焦点”が合えば途中からでも勝手に良くなれるということは、それなりのものが事前に構成されている身に付いている証だと、普通に考えればそう推測されますからね。その内の何割かは、冒頭僕が言った”元々持っていた”ものだったとしても、フィンケの影響力が運用や調整や戦略レベルにはとどまらないと、引き合いに出して悪いですがそれこそ「オリベイラ」ではないと、そういう手応えは結構感じました。

ここらへん、J’sGoalの試合評だと、「前節の鹿島戦での敗戦(0対2)を受け、手堅くプレーを展開。前がかりになることなく、バランスの取れた配置で相手との駆け引きを続けた」となっていますが、そうなんですかね。そこまで器用なのか。
鹿島戦のやや空回り状態から、リスクのケアくらいは出来るでしょうが、”行き”方自体のカスタマイズまで、そんなことまで出来る状態にあるのか、それはちょっとまだ、半信半疑ですけど。むしろ青臭いくらいでちょうどいいんじゃねえのこの時期はみたいな、部分も含めて。


ま、良かったですね。はい。(笑)
次また”どん底”系のチームみたいですし、チームも僕も、ゆっくり試運転というか今の内に色々な面を見ておいてと。
原口の才気も、今日初めて確認した感じ。正直今までは”元気”で速いだけで、高橋峻希の方が見たいなあとか思ってるところもあったんですけど(笑)。斜めへの動きが面白いし、トップスピードから変化を付ける能力も垣間見えたし。
山田直クンは・・・・なんかキャラが面白いですね(笑)。淡々と客観的で。先輩(?)とは違う意味で、この人も”火の玉”ではないらしい(笑)。あんまりレッズにはいなかったタイプで、そういう意味でもこの選手が中心になったら、変わりそうですね。

堤早く戻って来ないかなあと、ふと思いました。三都主はともかくとして。
最終ラインかその前か、とにかくフィード/クロスに期待しています。あと軽みと。ちょっ軽過ぎるところは、直してもらって。(笑)


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