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浦和?京都(’09) 

さすがにそろそろ、点取らないとですね。

J1第6節 浦和 ○1?0● 京都(埼玉)

仏の顔が三度・・・・かどうかはともかく(笑)、そう何度も期待しちゃいけないのは確か。


結局のところこのチームはどういうチームなのか、例えば一回圧勝(もしくは出入りの多い試合)でもしてみるとイメージが掴めたりして、この試合なんかはほとんどそうなるべき試合だったように見えますが。
エジが先制点を挙げた時は、ここんところの献身が報われたね&去年からの鬱憤が解消されたね、新チームにようこそとかニコニコしていたんですが、2点目はかわいそうとしてもその後一本外すごとに、キミキミ、さほど当てにならない中、せめて固め取り出来るのが持ち味じゃなかったのかね?と、段々不機嫌に。(笑)

まあ他に固め取り出来そうな人材がいないという、チーム側の事情もありますが。
やはり最早「仮想マンU」的なことを考えるのが当たり前になりつつあるご時世では、パスが回るね、よく走るねだけで、満足しちゃいらいれないのは確か。結局今のチームだって、ポンテ個人の絶対的クオリティが、事実として大きな比重を占めているのは、確かなわけで。少し先ですが”本番”に向けて、エジミウソンレベルでOKしていいのか、そういうことは、いずれは考えなくてはいけなくなるでしょう。今年は大人しくしていたけど、来年はウチも黙ってないかもよ?ガンバさん、名古屋さん、という。

”マネージャー”としてのフィンケがどういうタイプなのかは、まだよく分からないですけどね。
ほんとに全く、欲が無いのかも知れない、そういう意味では。
原口は点取り屋に、なるのかなあ。(軽く後述)


実際のところ、強いのか弱いのか(弱くは既にないけど(笑))、どのようにどの程度強いのか、あるいは今のスタイルのリスクとリターン、コストとゲインの関係はどんな感じなのか、そこらへんはまだ、正直ピンとは来ていません。
” スタイル”の美名に自足せずに、真に「強さ」という問題を正面から受け止められるクラブは、実際上日本にはレッズとアントラーズしかいないので(ガンバはまだまだ)、そこらへんはやはり、厳しく考えたい。それは単に”リアリズム”ということではなくて、「全て」を「最終的」に、引き受ける、ということですよね、サッカーの。その真剣味はまだ、日本サッカーには足りない。クラブにも、代表にも、個人にも。
・・・・結果余り”強く”はない(タイプの)チームだということになっても、それがスタイルを完遂した結果なら、それ自体として批判したりは、するつもりはないですけどね。でも言い訳にしてたら、それはあんまり、許さない。

その意味ではこの日の戦いは結構微妙というか、ギリギリのバランスのようにも、見えました。
まあフィンケも奥歯にものの挟まったような言い方(J’s Goal)をしているので、内心色々、思うところはあるようですけど。
要は京都が無抵抗過ぎて、ボールが持て過ぎたところがあって、”密集”の作り方がちょっと不用意というか、リスクをかけないビルドアップとリスクを集中してかける仕掛けのパスワークとの切れ目が曖昧なままやっていて、コストと予想ゲインのバランスが、かなり”赤”寄りに傾く危ういところがあったということですけど。
ただし攻撃のヴァリエーション自体は十分に豊かで、こういう状態にありがちな「単調なパス回し」にはなっていなかったのは、大変立派だと思いますけどね。やはりポンテの功績が大きいですか。

それでもたまに、三都主が欲しくはなったかなあ。細貝のプレーが悪いということではないんですけど、やはり「+α」としてね、「中盤」の更に外から、”衛星”的に加わる。あれでやっぱり一つ、ギアが上がるからねえ。全体が”前”に動くというか。


そうしたこととも関連して、ここんとここだわっている「ショート」「ロング」の関係(”ショートショートロング”の中身)問題ですが、結論から言うと、特に答えは無し!アト説(仕掛けの縦パスが入ってからの「接近」=ショート、「展開」=ロング)もフジカワ説(低めの位置での初期段階の作り=ショート、そこからの仕掛けの縦パス=ロング)も、どちらも正しくてどちらも正しくない、ということになりました。(笑)
結局のところ「一般則」であり、「基本イメージ」という以上のものではなくて、特に特定の状況/形を指したものではないだろうと、そういうこと。

あえて言えば、”形”としてはフジカワ説の方が基本形と言えると思うんですが、ただ両者が単純な区分ではなく、むしろ”兼ね合い”に近いという、感覚的な部分では、アト説も本質をついているかなと、まあ自己診断ですけど。(笑)

つまりこういうことです。
やはり本線としては、”パスサッカー”っちゅうくらいで、ショートパスの崩しとその官能(?)がメインなわけですよ、だからまずはそれで崩しにかかる、その為の「密集」を作って。ただ当然敵もそれを分かっていますから、邪魔しに寄って来る(プレスをかけに来る)わけですね。それがうるさい/危険なレベルになったら、あるいはそれで十分に引きつけたら、それを回避する/逆を突く為に、ロングパスによる展開を発動する、あるいは一気にゴールを狙う縦パスを入れるわけです。その間合いが結果として、だいたい「ショートショートロング」くらいの感じ(笑)になる、言ってしまうと当たり前ですけど、そういうこと。
で、そういう場合、結果としてあたかも「ロング」の準備動作として「ショート」があるように見える部分はあるんですが、別にそう区分されてるわけでも予定されてるわけでもなくて、「ショート」でそのまま行けるのなら、行く気は満点なんですね。密集そのまま縦移動、なんか”スクラムトライ”みたいですけど。

とにかくあくまで”兼ね合い”なわけですね、単なる(予定の)”使い分け”というより。可能性としては同時的なもの。
個人のプレーの比喩で言えば、”ドリブル”と”パス”みたいなものかな。あるプレーヤーがドリブルで一気に迫ろうとするけど、敵DFが寄って来て取られそうだからパスではたいて交わす。でもはたく為にドリブルをしているわけではなくて(そういうタイプのプレーもありますが)、寄せが甘ければ「そのまま行っちゃうよ?」という構えであるという、そういう感じ。・・・・この場合”ドリブル”が”ショート”の、”パス”が”ロング”の比喩ということですが。

ちょっとグドい話になりましたか。(笑)


まああんまり低い位置で最初の密集を作ってしまうと、さすがにそこからゴールまで行くのは難儀であり危険も大きいわけですが、それでもその密集に更に寄って行ったり一回関与してから追い越したり、そういう人の動きを絶えず繰り返す(この運動量が・・・・)ことで、出来得ることならば常にそのままゴールしようという意気込みはあるわけですね。密集自体が集合離散、形を変えながら移動するようなイメージで。
ただそれでもやっぱりしんどくなることは多いので、駄目だと思ったらポンと出しちゃっていいよ、そこでお座敷変えてまたどんちゃんやりましょうと(笑)、まあそういうサッカー、そういう「ショートショートロング」の、バランスですね。

どうなんでしょうね、ポンテなんかは既に密かに(笑)、「ロング」の方を意識の中心に置く方向に、コーディネートを変更している気配も無くはないんですけど。「ロングショートショート」というか。山田直輝の方はよく分かりませんが、そのダイナミックなランで、少なくとも結果として「ロング」を引き出すような、そういう役割を主に果たしているところは、無くは無い。その分本当の仕上げの局面以外では、意外と「ショート」の集中力を欠いてる(余所行きのプレーというか)ように感じられるところもあって、まあ頭のいいコですから、なるべくなら余計な手間はかけずにやりたいと、思っているところはあるのかなと。

他の選手はもっと愚直に練習通りという感じで、このように「リーダー」2人が暗黙のアレンジを加えながら全体的には原理通りというバランスは悪くないのかも知れないけど、ちょっと危うい芽も感じなくはないです。
僕は両方なんですけどね。”パスサッカー”の完遂に、ある種の武士道的(笑)覚悟が必要なのは確かなので、しばらくは無理を道理に優先させて、本体活動の見極めをやり切るべきだという気持ちはある。でも一方で非スタイル主義者というか、勝利至上主義的面も、特に”レッズファン”としては強いので、省けるものは省いてなるべく簡素で必要十分なスタイルで、黙々と圧殺したいという気持ちもある。じゃないと「マンU」とは勝負にならない、みたいなのも、勿論ありますし。いずれにしても、なるべく両者の均衡を高いレベルで達成した方が、戦闘力そのものも究極には近づくでしょうが。


現実には(原理的にはともかく)、今のところのポンテのプレーに、何ら欠けてる/偏ってるところは無いですけどね。
”フィンケ”流の実行者としても、十二分の働きをしている。この試合は特に、鬼神の運動量と出足の速さで、「山田直か?」と最初思ったプレーの3分の2くらいが実際にはポンテで、おっさんそんなに動いて大丈夫かなと、逆に心配になるくらい。(笑)
まあ重心の低い体形も密集の俊敏性も、似てると言えば似てますけど。
全体的に、明らかに調子が良過ぎるというか”ハネムーン”期ならではという無心の良さは、今のチームを支えている大きなものなのは確かなので、ミニマムで何が残っているのかという部分は、しっかりみつめておかないと。・・・・まあ選手は別に思いっ切りやってればいいですけど(笑)。落ちる時は嫌でも落ちるし。管理するスタッフと、あと見てる側評す側の、カッコつけの問題としてね。(笑)

で、似てると言えばもう一つ気が付いたのは、原口ですが実はこの選手、誰あろう千葉のに似てませんか。
異様な前向きさと、真っ直ぐさと、それから。(笑)
薄いんだけどゴツゴツした作りで、目が横に細い。(笑)
 浦和公式 プロフィール
 千公式 プロフィール
人相学的にとかはよく分からないですし、サッカー的には二回りくらい原口の方が器用ですけど、本質的には似たプレーヤーのような。だからゴールへの意欲満点の”ストライカー”になれるのか、それとも労働効率の悪い日本型FWになりそうなのか、そこらへんはまだ微妙ですけど。(笑)

でもこの試合のプレーは、ちょっと感動してしまいましたね。やっぱいい選手だ、この選手も。山田直とはまた違った。
少なくとも「スピード」や「運動量」と、「ゴールへの直接的な意欲」が、”芸”と”実”に分裂していないのは、日本人FWとしてはかなり優秀な構造のように思えますね。後は実際に取れるかどうか。すこーし、お人好しな感じは、どうしてもしますが。
ちなみに山田直の方は、ほっとけばいずれとりあえずはパクチソン的な需要であちらから買いの声はかかりそうですが、出来ればもうちょっと、色を付けたい感じはします。クリエイティヴ寄りというか。どういう選手に、なるんですかね。

高原・・・・は、まあもういいか。一言で言うと、ドイツで「型」に特化し過ぎて、「中身」が無くなってしまったんですよこの人は。
汎用型のスキルというか。エジミウソンにはある。
だから真面目なのに、適応力が無い。「適応」のベースを、どっかにやっちゃったんですね。自分自身を。
更に一言で言うと、”くたびれてる”(笑)。芸が。
これを再生or使い切ったら、ほんとに凄いですけどね、フィンケ。


ま、色々とまだまだこれから。


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