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新潟?浦和(’09)、浦和?大宮(’09)メモ 

いわゆるフィンケ”追試”2戦。

J1第29節 浦和 ○1?0● 新潟(東北電力ビッグスワン)
J1第30節 浦和 ●0?3○ 大宮(埼玉)


しかしこういう時に”負け”番に回る新潟と、ちゃっかり”勝ち”番をせしめる大宮と、何となく体質が出ているような気がしてならないですが(笑)。浦和そのものは、どう”転んで”もおかしくないチームなだけに。


今更「試合内容」という感じでもないので、”フィンケ問題”全般を、この機会にまとめてみようかなと。
基本的には、どちらも本質的には大差の無い試合だったように、僕の目には映りました。”転び”方が違っただけでね。部分的間欠的に発動する「フィンケソフト」と、それ以外のマネージメントのぼんやりした空間と時間と。
”やる気”が云々というのも、要はプレーのガイダンス(の在不在)との関係で、それぞれの性格なりに出たり出なかったり、しているだけだと思います。

結果としては1勝1敗で、これでいい、これの延長でいいというなら「追試」合格なんだろうし、駄目だとすれば最初から、例えば新潟戦的内容で大宮に勝った/分けた/惜敗したとしても、駄目なんだろうし。
正直最近、レッズサポのマジョリティの感じ方は僕にはよく分からなくなっているので、どうなのかなと見渡してみた感じでは、どうやら”駄目”なようで。で、どうするかという。

そこで本題。
いわく”フィンケ続投是か非か”
あえて答えれば「どっちでも」というのが、僕の答え。
見たいか見たくないかと言えば、あまり見たくないですけど。
ただレッズ本位で考えれば、なかなかに難しい。


まずそもそものフィンケ招聘時点に、遡ってみますと。
招聘したのが「正しかった」のか「正しくなかった」のか、それはまず間違いなく、「正しかった」と思います。大筋は。
(エンゲルス)監督を交代するという方針は勿論正しかったでしょうし、人事管理に終始した前(3)監督に代わり、はっきりした戦術を持ったタイプ(という定評)の、それなりの実績や名声のある大物監督を連れて来たのも。
手近や日本人や出戻りではなく、全く新しい(ビッグな?)名前で「改革」「革命」のメッセージを伝えたのも。
・・・・以上全て「正しい」と言っているのは、少なくとも「間違い」ではない、普通の予測/思考能力の範囲内での、ライトディシジョンの”間違い”なく(笑)一つであると、その程度の意味です。以下も同様。

ちょっと細かいことを言うと、その”改革者”フィンケがドイツ人であったことには、やはりレッズ(首脳部)のそれまでの流れやしがらみや、交渉の実作業上の厄介さ排除といった必ずしも純合目的的ではない要素が、絡んでいたとは思います。ドイツ人を「選んだ」というよりもね。
ナニ人でも、良かったばす。”新生”をアピールする上では、ドイツ人でない方が良かった可能性もあるというか。
例えば某ヴェルディの「ブラジル」ほど、習慣性は深刻でないのにしても、逆に別にレッズはチーム内にドイツ人がいるわけでも、ドイツ人でないと出来ないサッカーをやっていたわけでもなかったわけで、メリットの方もその分不明確で。正直”習慣”としか。

話戻して次にその”新監督”フィンケの「戦術」、その指向性と、チームの方針との関係ですが。
いわく「攻撃的」「アクション」「パスサッカー≒コンビネーションサッカー」
一部必ずしもフィンケが直接言っていることでもないかも知れませんが、概ねこういうこと。少なくともそのつもりで、招聘したはず。
”戦術”が無いから”戦術”が必要だと。そのこととそれが「攻撃的」な「パスサッカー」であることは、一応は別なわけですが、そもそもの”戦術が無い”嘆き、それに至る経過を見れば、受けて相手に合わせる巧みさに頼る中で、チームの構造とモラルの維持限界が露呈されてしまったということだったわけですから、違いをはっきりさせるという意味でも、はっきり攻撃的なパスサッカー(のフィンケ)という選択は、論理的には正当というか、ほぼ”戦術”(注入)とイコールに近いというか。まあ、”間違い”ではない。

違う選択肢も、無くは無いと思います。
例えば近年のライバルの一つ、川崎フロンターレ。最近もその”爆発的な攻撃力”が猛威を奮ったり(笑)しているようですが、ではフロンタが「攻撃的」な「パスサッカー」、「アクション」サッカーをやっているかというと、必ずしもそうではないと思います。
むしろ前線の個人能力を活かした堅守速攻のロングカウンター、かつては3バックメインだったり”川崎山脈”を誇っていたり(笑)、そういうやや慎重かつ大味なチームカラーの中から、実はそんなに基本線は変えずに、今日のすっかり”強豪”で終始”攻撃的”なチームというステイタスを、安定的なものとして作って来ている。
例えば浦和が’06年のギドのチームあたりをベースに、そういう道を歩んでもそんなにおかしくは、なかったはずです。

ただじゃあフロンタのフロント(駄洒落じゃないよ)が、そんな深謀遠慮を持って現場の動向に関わって来たのかというと多分そんなことはなくて、基本的には関塚?高畠さんらの現場スタッフが、与えられた条件の中で”強く”なる為にああでもないこうでもないとやった成果、ある意味たまたまのその成果に乗っかって、何となくここまで来ているという、それだけのことだと思います。
浦和で悔やむとすれば、ギドの後のオジェックが失敗した時に(継承の失敗なのか改革の失敗なのか、それ自体中途半端な印象でしたが)、エンゲルスでお茶を濁したこと、新生するわけでも監督の総合能力で下支えするわけでもなく結果的に壊れるに任せたことが、責められるべきポイントとしてははっきりあると思いますけど。
いずれにしても、フロントにそんなサッカーの細かいことを要求するのはお門違いで、方針を持て、はっきりさせろ、それに従ってキリキリ働けという、それしか基本的には言えないのは当然ですね。

そしてエンゲルスの失敗の時点では、”維持・継続”するものもほとんど残っていなかったわけで、ある意味では安直ですが、分かり易いというメリットの大きい、フィンケの”革命”を招き寄せたのは、決して間違いではないと、とりあえずは言えると思います。


なんか余りにも当たり前なことに字数を割いてしまった気はしますが(笑)、まあ「まとめ」なので許して下さい。

そしてフィンケが来たと。山があったり谷があったりしたと。
・・・・いや、はしょってるわけではなくて(笑)、それ自体はどのチームにもあることでサッカーにはつきもので、フロント等にはどうしようもない部分が大きいので、今日のテーマからはずれるというそれだけです。(笑)

ただその為のチーム編成において、フロントのサポートは十分だったかということは広くは問われるべきテーマかも知れませんが、これに関してはどうも、フィンケ自身の意思や態度がはっきりしなくて、あんまりコメントする気にならないんですよね。
例年になく出入りの少ない、今年の編成について、
 ・腕自慢のフィンケは、まず与えられた材料でどうにかする/何が出来るかが第一の関心で、当面無頓着だった。
 ・学者頭で整然と物事を進行したいフィンケは、まず日本の事情と既存選手たちの実能力の見定めを一定期間使って行ってから、改めて効率良く、補強や入れ替えを行おうという、そういう段取りだった。
 ・”無頓着”でお人好し(世間知らず?)のフィンケは、金や交渉事の労をなるべく省略したい現フロント陣に丸め込まれて、必要な要求もせずにシーズンに突入した。

こんなような推測を僕はしていたと思いますが、今の観点からすると、全て少しずつ当たっているかなという、そんな感触。(笑)

更にその後、「革命家」フィンケの意外な安定志向や、細かいようで細かくない、根本の部分で選手の個人的総合判断への(無意識の)丸投げ傾向みたいなものを見出したりしますが、そこらへんに絡んで、
 ・「点が取るのが難しいのは世界共通で、それを解決するにはスーパーなFWを連れて来るしかない」(大意)
という、例の発言が飛び出したりします。

ただこれも本気で言ってるのか、つまり極端に言えば「だから連れて来い」と言ってるのかというと、そうとも思えない。トゥーリオなら、言うでしょう(笑)。良くも悪くもはっきりしている、欲望が。でもフィンケは・・・・
一つ一つの発言が、一般論か常識を隠れ蓑に場当たり的に追及をかわしているか、そういう風にしか見えない。
”処世術”としてはそれは必要でしょうけど(笑)、基本”味方”であり、”メッセージ”を届けるべき相手である我々ファンやどうも選手にも、要するにどうしたいのかというのが、今もって十分に伝わって来ていないように感じます。
だからつまり、フロントの編成の”採点”もほんとには出来ないというか、する意欲が湧かないというか。

多分単に、はっきりしていないんだと思うんですけどね。それはもう、”タイプ”として。要は自分の知恵でそれなりにやるさというだけで、こうしろとかこうしたいとか、そういうことを強く言うという”メニュー”は、元々持っていない。
言うなれば決して「GM」(兼任)型の監督ではない。それこそオシムのようには。

いい人というか、”秀才”というか。それだけというか。
実は本来、”コーチ”タイプなのかなという。
サッカー自体の、やや「断片」的な印象も含めて。
ただしそれで収まるには、”プログラム”に独自性があり過ぎますけどね。
となるとやっぱり、自分でやるしかない。頑張れ!(?)


妙に長くなったので、一回切ります。
試合も無いし。


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コメント

続投決まったっぽいですね
自分はフィンケが少々ダメでもその前に選手の入れ替え&活性化が優先課題かなと思っているので、今の流れに一安心しています

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