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『碧血剣』各論(3) 

碧血剣〈3〉北京落城 碧血剣〈3〉北京落城
金 庸、岡崎 由美 他 (2001/09)
徳間書店

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(2)より。


それでも大好き!『碧血剣』

アホだ。
しょせん僕はそれほど金庸をマジに受け取ってないということかも知れません。何かを教えてもらおうとは思っていないというか、既に知っていることを舐め回して遊んでいる秘密クラブの会員的というか。
まあこの作品に関しては、元々ひどくガードの甘い作品なので、あえて攻めるのも味気ないというかむしろ乗ってあげて一緒に弾けるのが上策というか。ネチネチ攻めたり、脳を緊張させて読むのが上策の作品も後にはあります。

意味はない、気持ちがいいだけ。ルースィー・イン・ザ・スカーイ・ウィズ・ダアーイモンということでひとつよろしく。


(おまけ)女性キャラ番付

というわけで(?)のお気楽企画。微妙にリンク(?)。
結構駒も揃ってるので、金庸の女性キャラ造形の原型的なものを一覧するにもいいでしょうとか一応言っておきますけど、実際にはセクハラ大会。(笑)

1位 何鉄主(何守)

やはりどちらかというと旧名がいい。字も簡単だし。南方イ族”五毒教”という、地理的にも道徳規範的にも、中華世界の周縁部分からやってきたトリックスターにして悪の天使(笑)。無益な殺生がだ?い好き、だって楽しいんですものホホホ。あらきれいな血しぶき、明日はきっと晴れですわ。
金庸の全女性キャラの中でも屈指の魅力だと思いますが、「付き合いたい」というのともちょっと違うんだな。むしろこの得難い率直さや柔軟性、本質的な部分での明るさは、”女友達”として至宝級。お近付きになれれば人生の果実の半分くらいは手にしたも同然。
逆にうっかりその気になられた場合が問題ですが、まあ気の済むまでどうぞと好きにさせるかな。飽きたらまた友達に戻りましょう。

2位 阿九(ナニ公主?)

お忍びで盗賊に身をやつす今上崇禎帝の皇女。正に男サイドからの妄想系”お姫様”。
エロい。とにかくエロい。片腕でも全然OKですが、重心が不安定なので出来ればもう一本も行っときたい。行くよ?いいかい?
後の(かなり)『鹿鼎記』での厳格な尼さん師匠ぶりとは、「浮き世離れ」という共通項はあっても今イチ結び付きにくいんですが。愛しい袁承志の前ならトロけるのかな。
気が付くと1位も2位も隻腕系ですけど、深い意味はありません。(笑)

3位 夏青青(温青)

情け無用喧嘩上等の凄まじいカラミ女ぶりですが、少なくとも嘘はないからねこのコは。阿九の美貌を見て素直に「負けた」と思うところとかもかわいい。
ただひたすらに欠落を埋めようと、ワタシにかまってと、”愛を求める気持ち”というものの実相を感動的なほどあからさまに体現しているキャラですが、金庸の視線としてはそうした”愛”を結局はまとめて切って捨てる仏教哲学的なそれと、そうした達観を元にある種「かわいい動物」を見るような温かさとがごちゃまぜになっている感じか。かわいいよ夏青青。でもあっち行ってくれ。

4位 焦宛児

父を支えて家業を助ける健気なしっかり者。乱れるところを見てみたい?
こういう学級委員タイプは僕のろくでなしぶりを笑って愛してくれるパターンと、毛嫌いして寄ると触ると揉めるパターンと割りとはっきり二分されるので、ちょっと試してみないと分かりません。

5位+ 温儀(夏青青の母親)
5位? 安小慧

似たような感じ。普通の女。温儀の+分は不幸による味の濃さ。(笑)
どちらも人生の選択(男の選び方)を割りと成り行きの”情”で決めている感じですが、考えても別にアタシにそれ以上何もないしぃと無意識に身のほどを弁えているといるようなところも。
そういう平凡な女温儀が怪傑金蛇郎君の運命の女だというのは微妙にはまりが悪い感じもしますが、ある意味(娘の)夏青青同様に元々の欠落の大きかった人ですからね、金蛇さんは。穴があったら埋めてみたいてなもんで。どのみち金庸のカップリングは縁と義理が8割方ですし。魂というより。

7位 何紅薬(若い時)

恐怖のカルト集団五毒教の掟を破ってまで身を捧げた金蛇郎君にぼろ雑巾のように(笑)使い捨てられたかわいそうな女(ヒト)・・・・の、はずなんですが、どうにも自業自得、独り相撲の感が。根本的に自己中心的だからでしょうね、ハナから相手の姿なんぞ見えていない。皮算用が外れただけじゃんという。
猫と美人には滅法甘い僕ですが、これはパスかな。心を開いても何も返って来そうにない。

8位 安大娘(笑)

安小慧のおっかさん。酒が入るとちょっと女になるのが怖いので、陽が高い内に帰ります。

9位? 孫仲君
10位? 帰二娘

悪夢の師弟コンビ。順位は若い順。(笑)
言っちゃうよ?だから女は!って。ノータイムで差別だ!と返って来るだろうけど、気にしない。
こんな女(帰二娘)を女房にしてる時点で、”神拳無敵”帰辛樹の人間の底も知れようというもの。「尻に敷かれてる」のではなくて、本質的な部分での自信の無さを既成事実的に補ってもらってるんでしょう。嫌な共犯関係だ。
孫仲君夏青青の違いが分かり難いという人もいるかもしれませんが、『贅沢』(前者)と『飢え』(後者)の違いという感じでどうですか?


番外 ジャクリーヌ

軍隊に随行して来た通りすがりのホルトガル女。(しかし名前が・・・・)
素材的にはかなり上位に来ると思いますが、ほぼ”白人版何鉄主”という感じでなんか卑怯なのでスルー。まあその天然のお姫様っぷりも併せて、”何鉄主と阿九の間”ということにしてもいいですが。
ちょっと金庸の「闊達な」「現代的な」タイプの女性キャラのネタバレという面も。要するに、実は中国人ではないみたいな。


・・・・以上、クレーム等は受け付けます。(笑)


(終わり)



碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣 碧血剣〈1〉復讐の金蛇剣
金 庸、岡崎 由美 他 (2001/07)
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